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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
英文法の問題集として定番の「Next Stage」。しかし、多くの受験生が「Next Stage」から抜け出せずに四苦八苦しているのではないでしょうか。
今回は、「Next Stage」の正しい使い方を解説します!
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
Next Stageとは?
『Next Stage』は桐原書店から出ている英文法の問題集で、同じような問題集として『Vintage』や『Scramble』などがあります。
その特徴は、1400問を超える圧倒的な問題数の多さで、網羅性が高く、これが仕上がれば大学受験で必要な英文法の知識が身に付きます。
構成としては基本的に左ページに問題、右ページにその解説がのっています。また、ところどころに「整理」の項目があり、文法知識の整理を行うことができます。
センター試験から共通テストに変わり文法問題がなくなったため、基本的には問題を通して右ページの知識を身につけることを目標とします。
ネクステ地獄?
豊富な問題数は知識をもれなく身につけるのに役立つ一方で、いつまでたってもネクステが終わらず苦しんでいる受験生を数多く生み出すことにもつながっています。
問題数が多いうえに、1ページ当たりの情報量も多く、人によっては1ページやるのに2-30分かかってしまいます。
このため1周するのに非常に時間がかかり、2周目に入る頃には最初の方でやった内容をほとんど覚えていない状態に陥り、いつまでたってもネクステが終わらないという無限ループに至ってしまいます。
特に、部活が忙しくモチベーションが上がり切らない高1、2生など勉強時間が取れない人や、進むのに時間がかかる完璧主義の人の場合はネクステだけを半年間勉強し続けた結果終われずに次の参考書へ進めない人が多いです。
ネクステの正しい使い方
ネクステに取り組む前に、まずは自分がネクステに取り組んで良いレベルに達しているかの確認をしましょう。
ネクステは英文法がある程度理解できている前提で解説がされており、英文法の基本や文法用語が理解できていないと解説が理解できません。
『大岩のいちばんはじめの英文法』などで文法の基本を理解してから取り組むようにしましょう。
また、問題文が理解できないと勿論解けませんので、構文把握や英文解釈がある程度身に付いている状態で取り組むべきです。『肘井学の読解のための英文法』などで読解を一度やってからやった方が良いでしょう。
さて、いよいよネクステの使い方ですが、とにかく1周を早くして、テンポよく周回することを心がけましょう。忘れる前に2周目3周目をやり、知識の定着を図るという事です。
1ぺージ1ページの内容を全て完璧に覚えてから次に進むのでは時間がかかってしまいますので、例えば問題と関係する知識のみ優先して覚え、付属の知識は後回しにするなど、多少知識に抜けがあっても良いので早く進みましょう。
また、熟語は書き出して勉強しやすくする、「整理」の項目をまとめておくなど、暗記に取り組みやすいような工夫もすると、更に知識の定着が早まり、ネクステ地獄脱出が見えてきます。
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