こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
今回は
「化学重要問題集」の注意点
について紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
要注意!化学重要問題集の落とし穴
理科の科目として化学を選択している人はよく、『化学重要問題集』という参考書を学校で配られることが多いと思います。
武田塾医進館でもおすすめしている『重問』ですが、とりあえず化学の参考書として、『重問』に手を付けるのはとても危険です!
今回は、『化学重要問題集』の落とし穴について解説していきます。
『化学重要問題集』の落とし穴
学校で配られたので、化学の基礎が固まる前に重要問題集を使って、化学の点数が伸び悩んでいる人は少なくないと思います。
現役生は他の参考書を探す時間がなく、焦って学校で配られた『化学重要問題集』に手を出しがちです。
しかし、『化学重要問題集』は内容がかなり難しく、理解できない状態で進めてしまい、定着せず失敗してしまうケースが多いです。
私立の高校で授業進度が早く、化学の内容が2年生で学び終わっていて、高校3年生の春から『化学重要問題集』を解き始める事は問題ありません。
しかし、大抵の場合、『化学重要問題集』は高校3年生の春に突然全員に配られます。
学校は『セミナー化学基礎+化学』で教科書の内容に沿った授業があります。
『セミナー化学基礎+化学』と授業では基礎と無機化学・有機化学を学びながら、『化学重要問題集』を入試対策として進めなければならないのはとても大変なことだと思います。
化学の成績が上がらない原因として、難易度の違う『セミナー』と『化学重要問題集』の間にあるギャップを埋められないという事が挙げられます。
よく、難関大学に受かった人に化学のオススメの参考書を聞くと、『化学重要問題集』と答える人が多く、これが必須という風潮があります。
確かに『化学重要問題集』は良い参考書なのですが、この参考書だけ勉強すれば問題ないと安易に考えている人も多いと思います。
しかし、あくまで『化学重要問題集』は最終地点であり、一冊だけで難関大学に受かるわけではないという事を覚えておいてください。
重要問題集を始める基準
『化学重要問題集』は共通テスト化学の点数が7割~8割取れる実力があっても難しいと感じることがあります。
逆に言うと、共通テストの化学の点数が5~6割であれば『化学重要問題集』を始めるのはまだ早いと言えます。
『化学重要問題集』に取り組むタイミングとしては、共通テストレベルで化学の点数が7~8割程度、偏差値55~60で基礎が固まった状態からが良いでしょう。
化学の勉強法
化学の特徴として、数学や物理と違い、最初から暗記すべき項目がかなり多いです。
覚えるべき事を覚えていない状態で『化学重要問題集』に着手すると、かなり大変なことになります。
化学でやるべきことは大きく、①基礎を覚える、②問題を解く、の2つに分けられます。
これらは同時並行でなく、分けて行うべきです。
まずある程度覚えてから、問題を解くという順番を守らなければ、そもそも思考力を鍛えるフェーズに進むことができません。
前提となる知識がない状態で難しい問題を解いても、考え方の部分を理解できず、成績が伸びる事はありません。
化学の勉強は、
①知識を暗記
②簡単な問題で解き方を身につける
③『化学重要問題集』の問題に取り組む
といったルートが正しい勉強法のルートです。
始める基準の時期として、現役生は『化学重要問題集』に夏には入る事を目標にしましょう!
学校で習っている範囲は夏までに仕上げて、夏休みからは『重要問題集』で入試問題にも触れていきましょう。
高校3年生の1学期は、基礎を固めるという事を意識してください!
まとめ
『化学重要問題集』は受験生にとってかなり良い参考書ですが、使い方を間違えるとかなり危険な参考書でもあります。
『化学重要問題集』に進む前に、しっかりと基礎を身につけるようにしましょう!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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