こんにちは!
阪急大阪梅田駅から徒歩2分
[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
夏休みに入り、勉強時間を増やして頑張っている受験生のみなさん、
その勉強時間、本当に有意義なものになっていますか?
やってはいけない勉強の評価方法
こんな勉強の評価方法をしていませんか?
今の自分にあてはめながら読んでみてください。
自習室での滞在時間=勉強時間
自習室での滞在時間=勉強時間ということになっていませんか?
「自習室に何時間いた=勉強のどれくらいやった」の感覚になってる人は危険です。
自習室にいても寝てるかもしれないし、スマホをいじっているかもしれません。
それは勉強時間じゃないよね、みたいなことがありませんか?
例えば、友達と勉強する予定で学校の教室に残って3時間いたうちにおしゃべりしていた時間は2時間だったとします。
実質の勉強時間は1時間程度ということになります。
滞在時間=勉強時間という感覚で考えると、勉強時間=3時間となりますが、これはおかしいですよね。
滞在時間≠勉強時間
だという事を覚えておきましょう。
勉強時間が多い=勉強できている
塾や予備校で映像授業を見てたら勉強してる感じがありますよね。
ですが、それカウントして本当にいいのでしょうか?
高校に3年間毎日通い、勉強時間にカウントしていいんだとしたら、全員成績が良くないとおかしくなりませんか?
勉強時間だけを評価の基準にしておくと危ない場合があります。
「昨日10時間俺勉強した」とか、「8時間やった」ということが一番最初に来るのは問題です。
もちろん、〇〇大学受かるためにはだいたいみんなこれぐらい勉強していましたというような尺度は大事です。
受かる受験生と受からない受験生のどちらも勉強時間はちゃんと数えているものです。
しかし、受かる受験生は
・参考書をここまで進められた
・単語をこれだけ覚えた
・問題集の問題をこれだけ解き込んだ
ということに〇時間かかった、というカウントをしています。
つまり、何をどれだけ勉強したかを重視しています。
一方で長時間勉強しているのに成績が良くないという受験生は〇〇時間勉強することが目標になっていることが多いです。
例えば
「塾の自習室が22時まで開いてるいるので22時まで残る!」のように、22時までとりあえず机に向かって自習することがゴールになっていることもあります。
効率・集中力など、大事にすべきことは他にありますよね。
集中して暗記する時間、理解する時間、定着のために使う時間がそれぞれ何時間だったのか、という考え方で勉強時間という指標は成立します。
ただし、上記の内容はあくまで勉強習慣がある人の話になります。
本当に勉強の習慣ゼロという人はまずは塾に毎日必ず何時間行くということを目標にしてみましょう。
勉強習慣がつき始めたら、毎日自習室に○○時間いて、何をどれだけ身につけたか、といったところに目を向けていきましょう。
参考書の周回数が多い=勉強できている
最後3つ目は参考書の周回数です。
1冊の参考書を何周も繰り返すことはとても大事です!しかし、ただ周回すればいいというのはちょっと違います。
参考書を周回するというのはあくまで手段です。
例えば、基礎問題精講1Aを何周するかはもともとの学力や、取り組み方の緻密度によって異なってきます。
最終的な目標は
テキストにある問題の回答を完全再現できる
なぜその式を使うかを完璧に説明できる
といったことになります。
参考書を5周してまだ完璧に解けない人もいれば、1周でも完璧な人もいます。一概に何周とは言えません。
参考書を使うことのゴールは解き方を完璧に身につけること
と思ってください。
もしくは「計算力をつける」「SVOCをスラスラつけられるようになる」など、参考書ごとに目標を定めても良いでしょう。
そこに対して理想に近づけたか、きちんと身につけられたのかというのが大事になります。
まとめ
今回はやってはいけない勉強の成果の測り方について紹介しました。
では、何で判断すべきでしょうか。
それは勉強した内容の完成度です。
夜寝る前に、その日に取り組んだ問題を解いてみてください。
数学を10問解いたなら理想は10問をもう一度やってみてください。10問が難しければ3問でもかまいません。
ただ解くだけでなく、その問題の解説が人にできるかチャレンジしてみてください。
勉強時間が10時間かかったとしても、その10時間分の内容を夜寝る前にテストしたり、自分で説明できるか試した時に、それができなければ10時間分の成果は出ていないと言っていいでしょう。
どこかで時間のロスがあるか、やり方が悪いのか、勉強の方法を改善する必要があります。
完成度を上げ、参考書1冊を完璧にするために、何周必要なのか、そのために何時間かかるのか、そのために自習室の滞在時間がどれぐらいになるのかは人によって変わってきます。
時間や数字に惑わされる事なく、成果を重視していきましょう!!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
自宅での学習法、受験への悩み、科目の相談……
果ては、進学するかどうか悩んでいるというお悩みまで。
どんなことでも、お気軽にご相談ください。
多くの方とお話しできることを楽しみにしております。
逆転合格専門 医学部予備校【武田塾医進館大阪校】
〒530-0012
大阪府大阪市北区芝田1丁目4-14
芝田町ビル 4階
(阪急梅田駅より徒歩3分)
(大阪メトロ梅田駅より徒歩8分)
(JR大阪駅より徒歩10分)
Tel : 06-6486-9331
Mail: i_osaka@takeda.tv