こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
皆さんは『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』という参考書をご存じですか?
武田塾医進館の生徒も多く使用している参考書で、英文法の基礎の部分がかなり丁寧に解説されている参考書なのですが、使い方を間違えている人がたくさんいる参考書でもあります。
使い方を間違えると『大岩のいちばんはじめの英文法』の良さを十分に吸収できなくなってしまいます。
今回は受験生の皆さんが『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』を使用する際に陥りやすい落とし穴について5つ紹介していきます。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
要注意!『大岩のいちばんはじめの英文法』の落とし穴5選
①舐めて使用しない!
『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』(以下、『大岩の英文法』)は文法の基礎の部分を解説していますが、大半の生徒が使用すべき参考書といえます!偏差値が60以上の生徒も、文法の本質を理解する為には絶対にやっておきたい1冊です。
高校の授業内で英文法を一通り理解して基礎事項を確認する機会は、進学校でも非進学校でも意外とありません。よって、どんなレベルの高校生にもオススメの一冊になっています。
この参考書は中学レベルの文法から説明されている為、「自分には必要ない」と勘違いされることも多いのですが、高校レベルの文法でも大半の重要事項は網羅されています!
各単元の基本的な部分に関してはこの参考書でカバーすることが可能です!『Next Stage』の各単元の最初の1~2ページくらいは『大岩の英文法』で十分身に付きます!
『大岩の英文法』を使うべきかの判断についてはこちらの動画でできます!良かったら参考にしてみてください!
②チェック問題が解けて理解したつもりになる
『大岩の英文法』では全部で25講に分けて解説がなされており、各講の後ろにチェック問題というものがあります。
このチェック問題に正解できたことで「理解できた」と勘違いする人は要注意です!
あくまで『大岩の英文法』は講義の本です!問題集ではありません!
問題が解ける事を目標にするのではなく、説明が出来る事を目標にしてください!
『大岩の英文法』の目的は英文法をきちんと理解するという事です。チェック問題にとらわれず、きちんと説明が出来て理解度を上げる事を意識しましょう!
各問題の右側に解答の根拠となる部分が書かれているので、それらを全て自分の言葉で説明出来たらクリアと認識しましょう!
③読んで理解したつもりだけで終わっている
『大岩の英文法』は解説が非常に丁寧で分かりやすいです。
しかし、それ故に読んだだけで本質まで理解できたと勘違いしがちという落とし穴があります。
本を閉じても自分の言葉で説明できるか、ここが最も大事です!
『大岩の英文法』を読む段階で内容が理解できないという人はほとんどいません。
しかし、読んで理解した段階で終わってしまうと、この参考書を十分に活かしきれたとは言えません!
文法事項を自分で説明することが出来るようになると、ようやくこの参考書の活用度が100%になります!
学習を進める際は、必ず実際に説明をしてみましょう。これをするかしないのかで後の完成度を大きく分けることになります!
進め方としては、各講ごとでも1ページごとでも良いので、読み終わる→閉じて説明する、という流れを繰り返すと良いです。
④例文を軽視してしまう
『大岩の英文法』の構成として各文法のテーマの説明から入るのですが、そこには必ず例文が用意されています。この例文を疎かにしてしまうと、学力が伸びません!
例文とその訳をセットで学習することで効果が倍増し実力アップに繋がります。
また、全ての例文にはSVOCの色分けがあるので、『大岩の英文法』を使う段階からきちんと意識することで、のちに英文解釈の勉強をする段階でかなり楽になります。
また、文法の学習の際は、1つの文法事項につき1つの例文が浮かぶかどうかが重要になってきます。
文法事項と連動して、例文も覚えていきましょう!
『大岩の英文法』は英語の学習の第一歩として使われることが多いですが、これが後々の英語の学習でどのように役立つかイメージしづらい方も多いと思います。
『大岩の英文法』が終わった後は『英文法ポラリス1』『Next Stage』『英文法・語法Vintage』などの参考書に進むことが多いかと思いますが、その時、説明の文章が難しいということが多く起こりえます。
しかし、『大岩の英文法』の内容を正確に理解しておけば、文法はもちろん、英文解釈や長文など先の勉強にも対応できるようになります!
着実に内容を固めていき、先に進んだあとでも理解の甘い部分はもう一度『大岩の英文法』に戻って学びを深め直す必要があります。
⑤第0講や巻末付録を蔑ろにしている
第0講には品詞の説明が記載されています。文法の基礎部分が抜けている人は要注意です!
実は第0講の理解は最も重要であると言えます。
今後の学習で複雑な文法はたくさん出てきますが、大前提として品詞の役割の理解が求められています。
そもそも品詞についての理解ができていないと先のレベルに進めないので、必ず押さえておきましょう!
また、巻末付録には不規則動詞変化表が記載されています。
特に過去分詞形は分詞や受動態でも関係があり、様々な単元に関係する部分になっています。
これを完璧に覚えていない人は、文法の規則を覚えていたとしても動詞の形が分からず詰まってしまうことが多いです。
まずは不規則動詞変化表を完璧に暗記して文法の法則と照らし合わせて理解しましょう!
まとめ
『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』は非常に丁寧で分かりやすい参考書であり、ほとんどの受験生にオススメできる参考書になっています。
今回紹介した5つのポイントをしっかりと踏まえながら、上手に活用して英語の力を上げていきましょう!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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