こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
今回は
化学の勉強法
について紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
化学の特徴は?
計算メインの物理、暗記メインの生物に対して、化学はその中間に位置する、計算と暗記の双方が必要な科目です。
また、出題形式も多様で、暗記、計算、記述、実験、構造式、反応式など複数の要素が複雑に組み合わさった科目です。
さらに、実際の入試問題では分野をまたいだ出題が多数みられ、このため単元ごとに縦割りで対策することができません。
このようにやることが多く勉強が大変な化学でありますが、得意になれば安定した得点が見込める武器になります。
化学の特徴が分かったところで、本題の勉強の進め方を見ていきましょう。
化学の勉強の進め方
化学の勉強の進め方は大まかにいうと以下のようになります。
① まずは化学の全体像をつかむ
② 化学基礎→理論化学→無機化学→有機化学と各分野を何周も対策を行う
③ 各分野の知識をリンクさせていく
基本的には全分野をまんべんなく周回することが重要になります。
ただ、例外として有機化学は本腰を入れて対策すべきです。
有機化学は出題パターンが限られており、各大学で高頻度で出題されています。このため、有機化学は勉強した恩恵を受けやすい、対策が報われやすい分野なのです。
全分野を網羅した後に有機化学を優先的に仕上げる事をお勧めします。
化学の全体像をつかむうえで重要になるのが、現象を理解するということです。
化学では様々な現象や反応が出てきます。ついつい字面だけ覚えてしまったり、とりあえず反応式だけ覚えたりといったことをしてしまいたくなりますが、そこはぐっとこらえるべきです。
その現象がどのようにして起こっているのかを理解した上で暗記に移りましょう。特に、理論分野では現象が理解できていなければ計算問題に太刀打ちできません。
化学の暗記法
無機化学を中心に、化学は覚えるべきことが膨大です。また、似た現象や用語が多数出てきます。
このため化学では「似ている性質のものをセットで覚える」ことと、「反対の性質のものを比較して覚える」ことです。知識を組み合わせて覚える事で暗記量を少なく出来るとともに、頭の中ですっきりと整理することができます。
「暗記すべき内容を紐づけて覚える」という意識を持って、勉強を進めましょう。
オススメ参考書
化学の勉強を始めたばかりの人が意識すべきは「現象の理解」です。そのためには、講義系参考書を読み込むことが最も効果的です。
講義系参考書のオススメは『二見太郎の早わかり化学』、『宇宙一分かりやすい高校化学』シリーズ、『大学受験Doシリーズ化学の講義』です。
また、『リードLightノート』シリーズ、『セミナー化学基礎+化学』など各分野の重要事項が幅広いく記載された問題集を周回することで、必要な知識が身に付きます。
計算が苦手な場合はこれに追加で『ゼロからはじめる化学計算問題の解き方』など計算問題の対策をすると良いです。
基礎が身に付いたら問題演習を行いましょう。このレベルでは、『化学基礎問題精講』、『化学重要問題集』がオススメです。なお、『化学重要問題集』には標準レベルのA問題と発展レベルのB問題が存在します。まずはA問題のみを周回し、その後B問題に取り組むことをお勧めします。
さらに上のレベルの問題集としては、『化学標準問題精講』や『化学の新演習』があります。
なお、化学の勉強時には図録を活用すると有効です。反応の様子、色、実験の様子などは視覚的な情報があった方が理解しやすいです。
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