こんにちは!
阪急大阪梅田駅から徒歩2分
[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医学部受験生の中には入試科目として生物を選択しているという人も少なくないはず。しかし、物理に比べ生物の受験情報や勉強法は出回ることが少なくなっています。そこで今回は、
生物の勉強法
について紹介します。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
生物はどんな科目?
一般に、生物は暗記科目と言われています。社会でいえば日本史や世界史のような感じですね。
確かに暗記の要素が大きい科目であり、生物の勉強は基本事項の暗記から始まります。
しかし、生物の難しいところは、暗記問題のみではなくその場で考える実験考察問題も存在するという点です。
実験考察問題は実験データを基にして推測していく問題です。こちらは社会でいえばむしろ地理や現代社会と似ています。
生物という科目の特徴としては、以下の2つが挙げられます。
国公立大学の入試は記述・論述問題が多い
特に国公立大学の入試においては記述・論述問題が多く出題されます。
100字程度は普通で、中には300字の記述などかなりの記述量が求められる問題もあります。記述・論述問題は実験考察問題と並んで生物の2大山場です。
点数は安定しやすいが満点は狙いづらい
暗記である程度の点数が稼げるため、安定した点数が取りやすいです。
一方で記述・論述問題や実験考察問題は完答が難しく、満点や高得点が狙いづらい科目です。
生物の暗記法
生物は暗記が重要ですが、その際に注意すべきことがあります。
それは、ただ単語を暗記するのではなく、その現象の流れや仕組みを理解しなければならないということです。
また、図や写真とセットで覚えることも重要です。理解が深まることはもちろんですが、紛らわしい知識や単語を体系的に覚える事で、忘れてしまうことを防ぐことが出来ます。
勉強の際には講義系参考書を読み込み、資料集などで図や写真を参照しつつ、暗記系の参考書を周回することで知識の定着を図りましょう。
オススメの講義系参考書としては、『山川喜輝の生物が面白いほどわかる本』、『田部の生物基礎をはじめからていねいに』、『生物合格77講』、『大森徹の最強講義117講 生物』があります。
また暗記系参考書は、『必修整理ノート生物』、『リードLightノート生物』、『セミナー生物』がオススメです。
実験考察問題の対策法
実験考察問題は覚えたら解けるものではなく、その場で考えて解く必要があり、差がつく問題です。
実験考察問題の対策の要は復習にあります。実験考察問題では、目の前のデータから何らかの法則性を見つけ出すことが求められますが、そのためには正しいプロセスで推論を進める必要があります。
また、そもそも知識が不足していたために問題が解けなかった、ということも起こりえます。
「どう考えればその問題が解けたのか」という視点で復習を行い、問題の正しい解き方を身に付けていきましょう。
論述問題の対策法
記述・論述問題では、各現象について深く理解できているのかが問われます。
単なる単語の暗記にとどまることなく、しっかり理屈を理解するため、講義系参考書を読み込みましょう。
また、自分の持っている知識を正確に伝える技術も問われます。
正しい日本語を心がけることはもちろん、採点者を意識して、読みやすく必要な要素をコンパクトに凝縮した答案を作成しましょう。
生物の勉強で困っている方は武田塾医進館大阪校へ
生物の勉強方法で悩んでいる人は、ぜひ武田塾医進館大阪校へお越しください。武田塾医進館では、自学自習の徹底を掲げ、生徒一人ひとりのレベルに合わせた指導を行っています。大阪校には現役医学部生が講師として多数在籍しており、大学入学後の生物も見据えた指導を行っています。
入塾していない生徒も対象に、医学部受験に関する疑問や質問をスタッフに相談できる無料相談会を実施しています。生物のみでなく医学部受験全体についての疑問にお答えしているので、気になる方はぜひ一度無料相談会にお申し込みください。