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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
受験本番も近くなり、過去問演習を始めているという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、過去問演習後の理科の復習の仕方について解説していきます。
なお、こちらのテーマについては武田塾公式チャンネル『武田塾チャンネル』でも取り上げていますので、気になる方はぜひそちらもあわせてご覧ください!
過去問は何のためにやる?
受験勉強において大切な事の1つに、目的意識を持つということがあります。
皆さんは過去問を何のためにやっていますか?
過去問演習で得る事はいくつかありますが、今回は2つに注目みましょう。
志望校の出題傾向・難易度を知る
過去問を解く事で、志望校がどのような難易度の問題をどのような形式で出題するのかを知ることができます。
理科の場合は分野がはっきりと分かれていることもあり、どの分野の問題を志望校がよく出題するのかは勉強を進める上で重要な情報です。
また、問題の難易度を知るということも大切です。
この時期、周りにつられてついつい志望校よりも難易度の高い問題に手を出してしまいがちです。
しかし、過去問よりも難易度の高い問題というのはそうそう出るものではないので、まずは過去問と同レベルの問題を確実に得点できるようにすることを最優先にしましょう。
特に、秋~直前期には難しすぎる問題は解かないようにしましょう。
自分の穴を知る
過去問を解く事で、自分に今足りていないものを知ることができます。
何が足りていないのかを知ることは今後どう勉強していくかに直結します。
暗記と計算を合わせた科目である理科の場合、知識が足りていないのか、解き方が身に付いていないのか、ミスをしてしまっているのかの3つについて考える必要があります。
次はこの3つそれぞれについて、どう復習したらよいのかを見ていきます。
理科の過去問の復習方法
知識が身に付いていない
理科の場合、問題が解けない原因として知識不足があります。
知識不足の場合、参考書や資料集に戻って足りなかった知識をルーズリーフなどに書き出してまとめるようにしましょう。
まとめたものを繰り返し復習することで、定着させることができます。
また、ルーズリーフにまとめておくことで、受験当日に会場に持ち込んで直前に復習することができます。
解き方が身に付いていない
解き方が身に付いていない場合、解けなかった問題の分野に戻って復習をすることが必要になります。
自分が普段使っている問題集に立ち返り、問題と解説を見てもう一度問題集の問題を解きなおすようにしましょう。
理科では式を立てて計算をしていくことになりますが、復習の際には何故その式を立てたのか、理由を言えるようにしましょう。
これが言えない場合、まだその問題について理解できているとは言えません。
何らかのミスをしている
ミスをしている場合、「計算ミスした」など簡単に済ませる人がいますが、これではまた同じミスを繰り返してしまいます。
ミスをなくすためには、なぜそのミスをしたのかの分析が必要です。
そもそもミスといっても様々です。
計算間違い、単位変換間違い、価数忘れ、正負間違いなど、そのミスがどういったものなのかをまずは明らかにしましょう。
その上で、自分が頻繁に行うミスがあるのならばそれに気を付けるなど、個別に対策を考える必要があります。
過去問演習で大切な事
よく間違えている人がいますが、過去問演習で解いた問題それ自体が解けるようになることにはそれほど価値はありません。
なぜなら、全く同じ問題は出題されないからです。
過去問演習を通じて自分に足りないものを明らかにし、その穴を1つ1つ潰していくことが合格点を超えるカギになります。
このことを意識しながら過去問演習後の復習に取り組むようにしましょう。
武田塾医進館大阪校では無料で受験相談を受け付け中です。
過去問演習の進め方など、受験勉強を進める上で不安に思っている事・疑問に思っていることをどうぞお気軽にご相談ください。