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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医進館大阪校では、現役の大学生の講師による特訓を実施しています。
厳しい大学受験を勝ち抜いてきたからこそ、直近のリアルな経験に基づいた指導が可能です。
今回はそんな講師の方に「生物」の勉強法について聞いてみました!
マネできる勉強の裏ワザがあるかもしれませんので、ぜひ最後まで読んでみてください♪
受験勉強を本格的に始めたのはいつから?
高校生物の勉強を始めたのは中学3年の夏でした。
学校の先生の誘いを受けた友人に誘われて、何人かで中学3年の夏に生物学オリンピックの予選を受けたのですが、そのために高校生物の勉強を始めました。
ただしばらくは自分の好奇心に従って勉強をしていたので、受験を意識した勉強を本格的に始めたのは高校2年になってからでした。
勉強の進め方は?
生物については完全に独学で、学校の授業以外を受けたことがありません。
勉強法を考える前に、まずは志望校の過去問を確認することをオススメします。
生物は大学によって出題傾向が大きく変わる科目で、細かい暗記問題ばかり出題する大学がある一方で、実験考察問題ばかり出題する大学もあります。
私が志望していた大阪大学は主に分子生物学の実験考察問題を出題する大学だったので、知識の暗記よりは現象の理解を深めることに主眼を置いて勉強を進めました。
ですから、暗記問題特化型の大学を志望している人にはあまり参考にならないかもしれません。
高校1年生までは学校で配られた資料集を軸に、疑問に思ったことは大学の図書館に行って調べるという勉強をしていました。
受験勉強を本格的に始めてからは、友人と自作の問題を出し合って理解を深めました。
高2の秋からは様々な大学の過去問を解く事で記述力を磨きました。
志望校の大阪大学はもちろん、東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、九州大学、岡山大学、筑波大学など、様々な大学の過去問を10年分以上解きました。
苦労した事は?
生物の参考書は初学者が混乱しないよう詳しい事を端折っていたり曖昧なままにしていたりします。
初めて勉強する時には良いのですが、さらに理解を深めようと思った時にはかなり困りました。
生物の場合、インターネット上に有意義な日本語の記事があまりなく、このため疑問を解消するのに苦労しました。
どうやって克服した?
大学図書館で調べたり、英語の記事を読んだりすることで何とか勉強を進めていましたが、かなり時間がかかったので早めに勉強を進めておいてよかったと思います。
副次的に英語力も上がったのはラッキーでした。
お気に入りの参考書は?
一番使い込んだのは学校で配られた資料集の「スクエア最新図説生物neo」です。
初学の時にはこれを教科書・講義系参考書の代わりに使いました。
受験直前期には索引からランダムに単語を選んでその単語について説明できるか確かめるという使い方をしていました。
スクエアの後に使った読み物が、BLUE BACKSの「アメリカ版 大学生物学の教科書」の第1巻細胞生物学、第2巻分子遺伝学、第3巻分子生物学です。
スクエアで入れた知識を俯瞰して整理し直すことができ、これを読破した段階で大抵の入試問題は解けるようになっていました。
これをやったら成績が伸びた!
知識の整理が大変な生物ですが、その勉強でやって良かったことがいくつかあります。
1つ目は、ある単元や事項について、コピー用紙に何も見ずにまとめるということです。
自分が理解できていない・覚えられていない内容があらわになるのみでなく、手を動かすことで頭に入りやすくなります。
2つ目は、先ほども紹介しましたが、スクエアの索引でランダムに単語を選んでそれについて説明する、です。
やってみると案外、「何それ?」という単語があったりします。
3つ目は、1つの事柄について字数を変えて記述するということです。
例えば、「呼吸について知るところを述べよ。」という問題について、40字、80字、100字、150字、300字と字数を変えて回答を作成します。
こうすることで、必要不可欠な内容と、余裕があれば記述すれば良い内容とを取捨選択する訓練が出来ます。
また、単純に日本語を書く練習にもなります。
生物が苦手な受験生へのメッセージ
生物の勉強をしていると覚えるべき事の多さに圧倒され、ついつい単調な単語暗記を行ってしまいがちです。
ただ、それではおそらく皆さんが苦戦しているであろう実験考察問題や記述問題は解けるようになりません。
例えば、オキサロ酢酸やα-ケトグルタル酸などクエン酸回路の詳しい代謝経路は言えるのに、エネルギーの産生と物質合成を行う経路である、というクエン酸回路の意義を言えないというようなことはありませんか。
心当たりがある人は、問題集を置いて今一度講義系参考書に戻った方が良いかもしれません。
とはいえ暗記がものをいう科目ですので、物理や化学に比べて努力が成績に繋がりやすい科目でもあります。
諦める事無く勉強を続けて、夢をかなえてください!
今回の記事は数学・英語・化学・生物担当の中井先生に書いていただきました!
ありがとうございました!!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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