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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医学部受験は完成度の高さを求められることから、暗記も完璧にしておかなければなりません。
英単語は勿論、化学、生物なども相当量の暗記を強いられることになります。
今回はそういった暗記について解説します!!
医学部受験の暗記量
医学部は理系なので、社会系科目など暗記が多い文系と比較すると実際には暗記科目は少ないですが、前述のとおり医学部合格には高い完成度が求められます。
1点を争う厳しい医学部受験においては、少しでもミスをしてしまうと他の受験生に大きく引き離されてしまいます。そのため、各教科の教科書を隅々まで理解し、そして暗記する必要があります。
数学は、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bの教科書、理科は物理、化学、生物、地学の教科書、さらに英語の教科書も全て暗記することを考えると、その量は膨大になるでしょう。
その暗記量の多さ、隅々まで読み込む緻密さが求められることから、医学部受験は「暗記ゲー」と言われています。
医学部受験の暗記方法!覚える時のコツを紹介
暗記力が合否を左右するとも言われるほど暗記量の多い医学部受験では、暗記方法を工夫することが大切です。ここからは、医学部受験に向けて覚えるコツをご紹介していきます。
系統立てて意味を理解する
はじめにご紹介するコツは、系統立てて意味を理解する暗記方法です。覚えることを1個ずつ単体で覚えると系統立てて意味を理解できていないため、なかなか頭に入って来ず忘れやすいという問題があります。
系統立てて意味を理解しながら覚えると、インプットされやすく、別のアプローチから質問されても解きやすくなるメリットもあります。
例えば英単語を覚える時、「接頭辞+語根+接尾辞」に分解し、その言葉の成り立ちなどを理解することで覚えやすくなります。1つの単語を覚える際、その単語の形容詞としての形や動詞としての形をついでに覚えておいても良いでしょう。そこにある法則から繋げて覚えていくと、関連単語も一気に覚えられます。
イメージと一緒に覚える
英単語、理科および社会の科目は状況・現象・出来事をイメージしながら覚えておきましょう。
生物などの描図問題がある場合はそちらの対策にもつながります。
社会科目は人間が生み出したストーリーが基軸になるので、イメージと流れを頭に浮かべながら覚えておくのが良いでしょう。
なかなか自分でイメージが湧かなかったりしっくりこない時は覚える用語を画像検索してみるのもお勧めです。
反復して覚える
反復して覚えることも医学部受験に必要な暗記法の1つです。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが考案した、人が忘却するメカニズムを表した「エビングハウスの忘却曲線」というグラフがあります。
これによると、人は何かを学んだ時、学んだ直後から忘れはじめ、はじめは一気に、徐々にゆっくり忘れるという結果が出ています。つまり一度にたくさん暗記しようとしても知識は定着しにくいため、反復することが重要ということです。
3冊の参考書を1周ずつ覚えていくよりも、1冊の参考書を3回ずつ覚えていく方が、結果的に暗記量を増やしていくことができるでしょう。
また、何度も同じ個所を反復することで「覚えたつもり」で定着していなかった箇所をつぶすことができます。
1回のテストでできただけで安心して、実は定着していないなんていうことはよくあります。何度も反復して知識を完全なものにしておきましょう。
アウトプットの量を増やす
アウトプットの量・演習量を増やすことも大切です。勉強には授業を受けたり参考書を読むなどして知識を蓄える「インプット」と、問題を解いたりテストを受けるなどの「アウトプット」があります。
インプットだけで成績が上がるのであれば、学校の授業を真面目に受けるだけでよく、同じ授業を受けている人は同じ成績になるはずです。
しかし、現実は違いますよね?
成績の良い人、良く覚えられている人は授業の内容を必ずアウトプットしており、そちらに重きをおいています。
インプットとアウトプットの理想的な割合は3:7です。
また、1冊のテキストを読んだら1冊の問題集を解くのではなく、テキストの中の1章を読み終わったら、その部分の問題集を解くというように、インプットとアウトプットを細かく繰り返すこともポイントです。これにより効率よく暗記することができます。
声に出す・友達に教える(説明する)
医学部の暗記法の1つとして、声に出す・友達に教えるという方法もあります。
声に出すことで、目だけでなく耳でも覚えることができるので効率よく暗記できます。自分でよく理解できていなかった部分を、改めて発見することこともできるでしょう。
特に英単語については単語帳の例文を音読することにより、暗記と同時にリスニング対策もできます。
また友達に教えるためには、その内容を十分に理解し、順序立てて説明する必要があります。一度教えた内容は忘れにくくなり、より深く知識を定着させることができるでしょう。
理科、社会などは自分自身で説明文を作ってみるとより理解が深まり、論述問題の対策にもなるのでおすすめです!
隙間時間を有効活用する
隙間時間を有効活用することも重要です。机に向かって勉強する時間だけではなく、登下校で歩いている時間や電車に載っている時間などの隙間時間を有効活用することで、暗記量を増やすことができます。
歩いているときなど目で覚えるのが難しい場合には、リスニング系のアプリで英単語を覚えるのが良いでしょう。また、電車で座っている時は自作した暗記用ノートを読むなど、隙間時間のシーンに合わせて勉強法を考えることも大切です。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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