こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
武田塾では「1冊を完璧に」をという勉強方法を推奨しています。
「完璧」とは具体的にどんな状態を指すのか、初心に戻って解説します。
1冊を完璧にする2つの段階
1冊を完璧にする基準には、2つの段階があります。
①参考書を進めているとき(全ての問題を正解できるように目指しているとき)
②参考書を終えた後(その参考書の全ての問題を正解できるようになった後)
それぞれの段階で意識することを見ていきましょう。
1段階:参考書を進めているとき
まずは進める範囲を決めましょう!
例題を解いたり、単語帳の見出し語を覚えたりといった進める範囲の基準を、武田塾では参考書ごとに決めています!
そしてこの段階では、
・「解答の根拠を説明できるか」
・「素早く解答できるか」
を意識して勉強することが大切です。
「自分が解答を他人に説明できるかどうか」と言われてもあまりピンと来ないかもしれません。
そんな時は、「入試本番で与えられる情報だけで解答にたどり着けるプロセスを再現する」ことができるかを確認してください。
数学の場合
例えば、数学を解く場合、入試本番では、解答、解説のヒントはありません。
問題文だけを読んで、式を作って答えにたどり着かなければなりません。
色んな公式を覚えているが、問題文からどの公式を使うか検討がつかないという状態ではまだまだ完璧には程遠いと思ってください。
入試問題を解く時は、
①問題文から情報収集
②どの公式・典型パターンを使うか考える
③組み合わせる
④式を作る→解答
の流れで進んでいきます。
最初の「問題文から情報収集」の段階で適切な公式・パターンを思い出せることがカギとなります。
英語の場合
英語長文の場合、「訳せる」と「解ける」の段階があります。
答えを覚えてしまっていたり、日本語訳を暗記していたりするから解ける、という状態であれば、少しでもアレンジが入ると解けなくなります。
大切なのは、「問題文と選択肢から情報を読み取り、根拠がわかった上で正解と不正解を選択すること」です。
「どうしても答えを覚えてしまう」、「日本語訳が入ってしまっている」という人もいると思います。
そういう時は、解説を読んでも分からない人に解説するつもりで考えて説明できるようになりましょう!
考えるときに解説をそのままいう人が多いですが、そういう人は、解説を言っているだけで、自分もかみ砕けておらず、わかっていない場合が多いです!
理解度の確認方法
しかし、どうしても解説を理解したと思っていても、解説をただただ読んでいるだけど本当に理解できているか不安になる時もあります。
そんなときは、参考書を一旦全問正解にして終わらせた後、過去問などでアウトプットをしてみましょう。
ここでちゃんと点を取れていたら、身についていたということです。
ここで点を取れなかった人は参考書を終えた後の勉強法に入っていきます。
2段階:参考書を終えた後
過去問を解いてみて点数が取れない場合にすべきことは「解けない問題の原因を把握し、前の参考書に戻って解けるプロセスを考える」ということです。
この時には、新しい参考書を追加するのではなく、以前やった参考書に戻るということに注意しましょう。
点数が取れなかった場合、「参考書の内容やレベルが不十分だった」と考えてしまいがちです。
その為、新たに他の参考書に手を出してしまうこともあるのですが、実際は前の参考書をきちんと理解できていないことに原因があることが多いです。
他の参考書を初めから取り組むことは時間のロスにもつながります。
前の参考書に戻る際は、「単元名ではなく、問題文の情報から式をつくれているか」、「解答に至るプロセスを説明できるか」をよく確認してみましょう。
そのあと、再度過去問を解いて戦えるようになっているのか、アウトプットをして確認してください。
ここで解けるようになってはじめて「一冊を完璧に」が実現できたと言えます。
ここまで出来てから次のステップ、次の参考書に進むようにしましょう!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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