こんにちは！
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［医歯薬獣医］医系専門
武田塾医進館大阪校です。
突然ですが、みなさんは、
「本当に医学部に入学することが皆さんにとって後悔のない選択だと
自信をもって言えますか？」
入試では人気が高く、医師になろうという強い意志をもつ学生が集まっているイメージの医学部ですが、
入学してから後悔する学生は、実は珍しくないのです。
医学部に入学して後悔しないためにはどうすれば良いのでしょうか？
今回は、
医学部に入学してから後悔する人の傾向
と、
皆さんが本当に医学部に向いているのかどうか
客観的に判断するためのポイント
をご紹介していきます！
「今はまだ医学部を目指す決心がついていない…」
という方も、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね！
医学部に入学して後悔する人がいる？
医師は、安定して高収入が得られる傾向にあることや、社会的に高いステータスが得られることから、
いつの時代もとても人気が高い職業です。
しかしながら、医学部を目指している受験生には意外なことかもしれませんが、
医学部に入学して後悔する人も一定数いるのが現状なのです。
医学部に入ってから後悔する5つのパターン
医学部に入ってから後悔する人には、いくつかのパターンがあります。
医学部に入ることに不安や迷いのある受験生の方に向けて、以下5つのパターンをご紹介したいと思います！
医学部は入学後も勉強が過酷
医学部は入学後も勉強が過酷であるため後悔するということがよくあります。
医学部合格を勝ち取るためには圧倒的な勉強量が必要になりますが、入学後はさらに大変な勉強が待っています。
ある程度医学部の勉強が過酷だと知った上で、厳しい医学部受験戦争を勝ち抜き合格することができれば、
医学部での勉強も耐えられると思う受験生が多いです。
しかし実際の医学部の勉強量の多さは、入学前の予想をはるかに上回るものです。
専門的な医学分野を極めなければならないので、かなりの勉強量になります。
他の学部と比べて授業数や暗記分野の科目がとても多く、頻繁にレポート提出や試験があるため、
常に時間に追われる過酷な日々が続きます。
さらに、1つでも単位を落とすと留年になるため、精神的に追い込まれる辛さもあります。
医学という学問自体に魅力を感じない
医学という学問自体に魅力を感じられなくなるため、入学を後悔するパターンがあります。
医学部では、膨大な科目を学ぶ必要があるのですが、
ただ暗記量が多いだけでなく、イメージしにくい専門的な医学知識を暗記する必要があるので
さらに困難を極めます。
また、頻繁に実施されるテストの度に膨大な暗記を繰り返すことになるため、
医学という学問自体がつまらないものに思えていくる人は少なくありません。
実際の現場に出ればその知識を生かすことが出来るのですが、
学生の間は医学は暗記ばかりで面白みがないと思ってしまいがちのようです。
社会に出るのが遅くなる
社会に出るのが遅くなることから、医学部入学を後悔するということもよくあります。
一般的な4年制大学の場合は22歳から社会に出ることになりますが、
医学部の場合はもっと遅くなります。
医学部は、6年間の学士の後に2年間の初期研修と3年以上の後期研修があります。
そのため、社会に出るのは早くても24歳、一人前の医師になるのは29歳です。
4年制の大学を出た人が22歳～28歳まで社会人として生活する間、
ずっと学生・研修医生活を送ることになるので、
金銭感覚や時間の使い方など、さまざまな場面で友達との価値観のズレを感じる可能性があります。
さらに、20代後半になると結婚を考える人が増えますが、
医学生はまだ家庭を持つ余裕はないため婚期が遅れるというリスクもあります。
医療業界に進むと視野が狭くなりがち
医療業界に進むと視野が狭くなりがちなことから、医学部入学を後悔するということもあります。
医学部に入った後は、一般社会や企業で働くことなく、
医療業界や病院に身を置くことになります。
このような医療業界は狭く、その業界だけにいると視野が狭くなる傾向にあります。
一般社会や企業の中では自然と覚えることができる常識的なことが、
医学部出身者だと身につかなくなるというデメリットがあります。
電話対応、名刺交換、報告書の書き方などの一般的なビジネスマナーを習得する機会はありません。
医療関係者との関わりが主になるため、多業種の人とコミュニケーションする能力に欠ける傾向もあります。
また、多様な価値観の人と関わる機会が少ないため価値観が狭く固まったものになりやすく、
さまざまな業界や職種の中から自分のやりたいことを自由に選択している友人のことを
羨ましく思うこともあるでしょう。
働いてからも生涯勉強
働いてからも生涯勉強しなければならないことから、医学部入学を後悔するパターンがあります。
医学の分野は日々進化を続けており、医学部を卒業しても勉強は終わりではありません。
医師として働いてからも、最新の医療技術や知識を学び続けなければならないからです。
また、平日は外来や入院患者を診ているため、夜や早朝、休日しか学ぶ時間はないことから多忙を極めます。
平日は仕事、休日は学会など、プライベートの時間をある程度犠牲にして学び続ける姿勢も大切です。
医師の仕事は人の健康や命を背負った大変なものです。
その仕事と平行して学び続けることは、体力的にも精神的にも非常に負担があります。
医学部に入学して後悔しないための3つのポイント
自分はどんな医師になりたいのか明確にする
医学部を目指す人は、「親が医師だから自分も医師になりたい」などの理由ではなく、
自分が本当になりたい医師像を明確にすることが大切です。
また将来どんな医師になりたいのか具体的に考え、自分なりのゴールを設定しておくことが大事です。
そうすることで、体力的、精神的に辛い状況になっても、ブレずに突き進むことができます。
医学部で気の合う勉強仲間を作る
膨大な勉強範囲であっても、勉強仲間がいれば、知識を共有して効率よく勉強を進めることができます。
仲間の意見を聞きながら広い視野で勉強できるメリットもあります。
また、レポート提出や試験の重圧に潰されそうになった時も、
仲間と励ましあうことで精神的に乗り越えることができるのも大きなメリットと言えます。
他学部や他職業も調べた上で進路を考える
医師を目指すためには医学部入学後に大変な苦労をすることになるため、
それ相当の覚悟が必要になります。
その覚悟を決めるためには、他の学部や職業の情報もしっかり調べてみることが大切です。
他の学部や職業と比較し、医学部に入学したあとの大変さを知った上で、
それでも医学の道を進みたいと思うなら、入学後に後悔することは少ないでしょう。
まとめ
いかがでしたか？
この記事を読んで、
「やっぱり医学部に行きたい！」
と思われた方は、受験本番までのラストスパートを頑張っていきましょう！
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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