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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
今回は、「医学部小論文の対策はいつから?スケジュールは?」についてお話をしたいと思います。
こちらの記事は動画でも紹介しています。
医学部受験では学力試験だけではなく、小論文試験が課せられることも多いです。
中には受験生の論理的な思考力や表現力を測るため、小論文試験に重きを置いている医学部もあります。そのため、医学部受験に向けては小論文対策も重要となります。
医学部小論文は急に書けるようなものではなく、事前の対策が必要となりますが、具体的にいつから対策を始めれば良いのでしょうか。今回は、医学部小論文の対策スケジュール例について、以下の流れで紹介します。
医学部小論文はいつから対策をすればいい?
医学部入試の小論文試験に対応するためには、それなりの準備や対策が必要となります。
しかし、医学部小論文はいつから対策をすれば良いのか、なかなかはっきりとわかりませんよね。
ここでは、医学部小論文の対策を始める時期について解説します。
できれば今すぐ一度書いてみる
小論文試験は出来の個人差が大きい試験となっています。
そのため、できれば今すぐ一度小論文を書いてみて、現時点での自分の能力を確認しておくことが大切です。
実際にひとつの小論文を仕上げてみることで、自分の表現力や文章力、小論文を書くのにかかる時間などが把握できます。
入試直前の時期になってしまうと小論文を書く時間が取れないことも多いので、なるべく早い段階で一度書いてみるようにしましょう。
また、文章力は一朝一夕に身につくものでもないので、早めの対策が必要な科目でもあります。
そして小論文の出来を確認する際には、自分で読んでみるだけではなく、必ず塾や予備校の講師にチェックしてもらうことをおすすめします。
第三者に小論文の内容を確認してもらうことで、客観的に見た出来の良し悪しや改善するべき点を知ることができます。
文章の出来によって本格的に対策する時期を考える
医学部小論文の対策を本格的に始める時期については、自分の文章の出来によって考えるようにしましょう。
現時点である程度文章が書けるのであれば、小論文対策は秋などに後回しにすることができます。
しかし、小論文の書き方がわかっていない方や文章力が足りていない方の場合は、小論文の習得に少なくとも半年はかかるので、春や夏といった時期から本格的に対策を始めておく必要があります。
小論文を書く技術が入試レベルに達していないのであれば、後で慌てることがないように早めに対策に取り掛かることを意識しておきましょう。
夏までに小論文の基礎を身につけておくことができれば、入試直前に対策の時間が取れないようなこともなくなります。
医学部小論文対策スケジュール例
ここでは、医学部小論文を対策する受験生の実際のスケジュール例について紹介します。入試本番までに十分な対策ができるよう、計画的に対策を進めることが大切です。
ただし、すでにある程度文章力がある方の場合と、まだ文章力が身についていない方の場合で、医学部小論文の対策スケジュールは異なってきます。
まずは一度小論文を書いてみて自分の文章力を確認し、小論文の出来や文章力に合ったスケジュールに従って対策を進めるようにしてください。
<小論文対策のスケジュール例>
月 | ある程度文章力がある人の場合 | 文章力が身についていない人の場合 |
4月 | 書いてみる、添削、対策 | 書いてみる、添削、対策 |
5月 | ー | 対策 |
6月 | ー | 対策 |
7月 | 書いてみる、添削、対策 | 書いてみる、添削、対策 |
8月 | ー | 対策 |
9月 | ー | 対策 |
10月 | 書いてみる、添削、対策 | 書いてみる、添削、対策 |
11月 | 対策 | 対策 |
12月 | 対策 | 対策 |
1〜2月 | ー | ー |
文章力に関わらずしてほしいこと
模範例文に目を通す
模範例文には目を通し、どういう小論文を書けるようなるべきか見ておきましょう。
『私立大学医学部小論文問題模範文例集』がおすすめです。
全国の私立医大の小論文の問題に対し、模範解答が記載されています。
テーマからの内容の広げ方を学ぶことが出来ます。
時事問題を把握する
小論文だけでなく、面接でも、時事問題はよく聞かれる分野です。
2021年度入試では、「コロナワクチンについてどう思うか」が聞かれました。
受験生であっても、勉強だけでなく、ニュースや新聞にも目を通してください。
ある程度文章力がある人の場合
夏前の4月などに一度小論文を書いて添削を受け、ある程度文章が書けることがわかった場合は、すぐに対策を始める必要はありません。
3か月後の7月にもう一度小論文を書いてみて、問題がないのであれば10月からの3か月程度対策をすると良いでしょう。
医学部小論文で頻出となるテーマや、志望校の過去問で取り上げられたテーマについて、実際に小論文を書いてみてください。
もちろんただ書くだけで終わりにするのではなく、毎回添削指導を受けることが重要となります。
添削を受けることで、どのように改善すればより良い小論文になるかがわかります。
元から文章力のある受験生であれば、7月ごろからの対策でも十分に入試に対応できる力を身につけることができるでしょう。
文章力が身についていない人の場合
夏前の4月などに一度小論文を書いて添削を受け、文章力や小論文の基礎が身についていないことがわかった場合は、そこから3か月程度小論文を学ぶべきです。
文章の正しい書き方や小論文の構成など、基本的なことからきちんと身につけておきましょう。
3か月後に再度添削を受けてみて、それでも小論文を書く力が定着していなければ、7〜9月の3か月間もう一度対策を行う必要があります。
添削の結果を踏まえて、どのような点を改善するべきかを判断しましょう。
また、志望校の過去問にも触れてみて、入試傾向に合わせた対策をしていくことも大切です。
10月にも添削を受けて、その結果を生かして入試本番までにさらに対策をしておくと良いでしょう。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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