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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
医学部入試では小論文試験が実施されることが多く、合格するためには小論文の対策も必要となります。
しかし、医学部を志望する受験生の中には、小論文を書いたことのない人や、小論文の書き方がわからないという人もいることでしょう。
そこで今回は、「医学部小論文の基本的な書き方」についてご紹介します !
まずは書き方の基礎を押さえた上で、実際に書いてみて添削を受けることで、小論文を書く技術を身につけましょう。
小論文の「型」をおさえよう
医学部小論文の書き方の基礎としては、小論文の「型」を理解することが大切です。
小論文試験で要求される字数にもよりますが、基本的に小論文は3つの段落から構成される型になることが多いです。
3段落に分けて書くことで、読みやすく説得力のある小論文を書きやすくなります。
そこで、小論文の各段落でどのような内容を書くべきかについて解説していきます。
まずは小論文の型を押さえ、3段落構成で書けるようになりましょう!!
1段落目:設問に対する解答(主張)を書く
第1段落は、設問に対しての解答や主張を書くということが重要となります。
最初に設問への答えや主張を明らかにしておくことで、自分の考えが伝わりやすくなります。
また、解答時間が足りずに完全な小論文を仕上げることができなかった場合でも、自分の意見だけは最低限伝えることができます。
第1段落で前置きとしてさまざまな説明をしようとする方もいますが、そのようなことをする必要はありません。
最初に設問に対して明確な答えを出すということを意識して、第1段落を書くようにしてください。
まずは設問に対する自分なりの解答や主張をはっきりさせた上で、第2段落でどのような根拠や具体例を書くかも踏まえ、第2段落への導入を行いましょう。
2段落目:主張に対する根拠(具体例)を書く
第2段落では、自分の主張に対する根拠や具体例を書きましょう。
小論文に説得力を持たせるためには、根拠や具体例は欠かせないものです。
そのため、第2段落は3つの段落の中で最も長く書くことになります。
具体例は読み手にとってわかりやすいことが重要であるため、あまり独特な例を挙げるのではなく、具体的でイメージしやすいシチュエーションを挙げるのがポイントです。
誰でもわかるようなシチュエーションを挙げることで、説得力を持たせやすくなります。
例えば、みなさんが日頃から目にするものや最近話題になっているニュース、誰もが知っている著名人などを例に挙げるのもいいでしょう。
このように、具体例を挙げながらそれを踏まえて論理的に伝えることで、小論文の説得力を高めることができます。
自分がなぜそのように考えるのかが、読み手に明確に伝わるようにしましょう。
3段落目:再び主張と今後の展望を書く
第3段落では、再び自分の主張を述べた上で、今後の展望を書くことがポイントとなります。
第1段落や第2段落の内容をまとめながら、自分がどのように考えるか結論付けましょう。
ただし、それだけでは第1段落や第2段落と同じ内容となってしまうので、今後の展望に言及することが重要です。
今後の展望とは、「これからどうするべきか」「そうするにはどのような方法があるか」といった内容であり、最後には読み手に具体的な提案をするといいでしょう。
注意点として、今後の展望を書く際には、第1段落や第2段落で全く触れていないことを書いてはいけません。
今後の展望では、第2段落までの内容を踏まえ、その上で結論や展望について述べるようにしてください。
原稿用紙の基本的な記入方法や表記ルールを知ろう
医学部小論文を書くにあたっては、原稿用紙の基本的な記入方法や表記ルールも理解しておく必要があります。
原稿用紙の記入方法や表記には以下のようなルールがありますが、この基礎ができていないと、基本的な文章の書き方が身についていないとみなされてしまいます。
その結果、小論文の内容の出来とは関係なく悪い印象を与えてしまい、評価が下がってしまう恐れもあります。
内容以外のつまらない部分で減点にならないよう、記入方法や表記ルールもきちんと身につけましょう。
【小論文の記入方法や表記ルール一例】
・最初の段落は1マス開ける
・主観を表す言葉「私は」「思う」などは極力使わない
・数字は縦書きの場合「漢数字」、横書きの場合「漢数字またはアラビア数字」
・ですます調ではなく「だ。」「である。」で統一する
・1段落2文以上は記載する
問われやすい知識も身につけよう
小論文の基本的な書き方を身につけることができたら、医学部小論文で問われやすい分野の知識を身につけることが大切です。
医学部小論文では頻出となる分野やテーマがいくつかあるので、それらに関する知識を持っておくことで、入試本番でも対応しやすくなります。
医学部小論文の問題集や過去問を参考にして、頻出分野の小論文を実際に書く練習もしておきましょう。
医学部小論文で問われやすい分野の例としては、「最先端の医療技術」、「医師のコミュニケーション能力」、「地域医療の問題」などが挙げられます。
AI医療など最新の医療についての知識や、医師として働くために必要なコミュニケーションについての知識、地域医療や医師不足に関しての知識は特に重要となるでしょう。
医学部小論文の書き方は参考書ルートを元に学ぼう
医学部小論文の参考書ルートとは、医学部小論文の対策をするために使うべき参考書や、参考書をどのような順番で使って学習するべきかをまとめたものです。
武田塾医進館では、学力試験だけでなく、小論文の書き方を学ぶための参考書ルートも用意しています。
参考書ルートを活用することで、自分の能力や志望校のレベルに合わせて医学部小論文の対策ができます。
また、参考書ルートでは各参考書の正しい学習方法についても解説しているので、参考書を有効活用して効率良く対策することが可能です!
医学部受験では、筆記試験だけでなく小論文や面接など、やらなければいけないことがたくさんあり大変だと思いますが、直前で焦らないよう、対策は早めに少しずつ始めていくことをお勧めします!!がんばりましょう!!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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