こんにちは!
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[医歯薬獣医]医系専門
武田塾医進館大阪校です。
今日は、この春から宅浪で受験勉強を頑張ろうと思っている人向けに、宅浪をする際の注意点をご紹介していきます。
宅浪をする際の注意点などについては武田塾チャンネルでも紹介しています。
宅浪とは?
まず、「宅浪」とは一体何なのかについて説明します。
宅浪とは、予備校に通わず、自宅で一日中独学で勉強をして志望校合格を目指す浪人生のことです。
志望校合格のためには参考書の内容を完璧にすることが必要なので、授業がなく、全ての時間を自学自習にあてられる宅浪は、理論上最強の浪人生活の送り方であるとも言えます!
しかし、宅浪をする際には、いくつか注意しておかなければならないことがあります。
宅浪する際の注意点①
1つ目の注意点は、生活リズムを整えるということです。
学校や予備校では授朝から授業があるので生活リズムは乱れにくいです。
しかし、宅浪生には授業というペースメーカーがないので、朝起きるのが遅くなり、多くの場合夜型の生活になってしまいます。
そこで、生活リズムを整えるためにオススメの時間の使い方をご紹介します!
それは、
午前中:12時までに3時間
昼:12時から18時までに3時間
夜:18時から寝るまでに3時間
という勉強時間の配分です。
このような習慣を身に着けることで、生活リズムを乱すことなく、1日で最低9時間の勉強時間を確保することができます!
宅浪する際の注意点②
2つ目の注意点は、勉強の計画が崩れがちだということです。
その理由は、自分の好きな科目に多くの時間を割き、苦手科目を放置してしまうからです。
このような無計画な勉強を続けると、結果として入試本番の時点で苦手科目が克服できていないという状態になる危険性が高いです。
ですから、必ず綿密な勉強計画を立てて1日の各科目の勉強量を決め、それを毎日きちんとこなすようにしましょう!
勉強計画を立てるときには、長期的な目標と目の前の1日の目標を照らし合わせながら、配分を考えるとやりやすくなります。
自分ではペース配分を決めにくいな、と思ったら、ぜひ武田塾の参考書ルートも参考にしてみてくださいね。
宅浪する際の注意点③
3つ目の注意点は、モチベーションです。
宅浪は一人で孤独な戦いをしなければなりません。
孤独になりすぎない工夫としては予備校に通う受験仲間と意識を高めあったり、インターネット上で同じ大学を目指す人と励ましあったりすると良いです。
誰かとつながっていることはとても重要です!
また、武田塾チャンネルを見て受験の情報を得たり、動画のコメント欄で質問や意見交換をすることで自分だけの基準ではなく他の人とも比較することができモチベーションを上げるのに役立ちます。
ぜひ、一度チェックしてみてくださいね。
宅浪に向いている人・向いていない人
ご覧いただいた通り、宅浪はかなり難しい受験勉強スタイルであることは否定できません。
宅浪の性質上、このスタイルはとても向き不向きが分かれるところだと思います。
宅浪に向いている人①
まず1つ目の宅浪に向いている人の特徴は、ひとりで黙々と何かに取り組むことが苦ではないということです。
予備校で浪人していると、周りの人がどのような高校出身で、どのようなレベルの大学を目指していて、現在の成績はどれくらいかという情報が嫌でも耳に入ってくるので、良くも悪くも刺激のある浪人生活となるでしょう。
しかし宅浪は多くの時間を1人ですごすため、そのような情報は入ってきません。
これは雑音に惑わされずにマイペースに勉強したいという方にはプラスとなります。
宅浪に向いている人②
2つ目の特徴は、去年数点差で惜しくも不合格となり、今年も同じ大学を志望しているということです。
去年ギリギリのところまで迫ることができたのに不合格になってしまったのは、勉強のやり方は合っていたが時間が足りなかったという可能性が高いです。
志望校を変えないならば、その大学の出題傾向の研究はすでに済んでいるでしょうから、それも1年間の計画を立てる上では非常に有利になります。
ですから今年は大きくそのやり方を見直す必要がなく、自分の苦手な、去年手が回り切らなかった分を中心に学習を進めれば合格できるということなので、宅浪がとても適していると言えます。
このような方はぜひ宅浪も検討してみてはいかがでしょうか。
宅浪に向いていない人①
続いて宅浪に向いていない人の1つ目の特徴です。
それは、家族との仲があまりよくないということです。
家族は受験勉強を経済的にも精神的にも支えてくれる存在ではありますが、中には家族とよくケンカしてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
宅浪はほぼ1日中家にいることになりますから、そういった場合はとても精神的な負担が大きくなってしまいます。
家族と良好な関係でいることが難しいということに心当たりがある方は、宅浪は選ばれないことをおすすめします。
宅浪に向いていない人②
2つ目の特徴は、物事を後回しにする癖があるということです。
宅浪は丸一日を自分の使いたいように使えるので、無限に時間があるように錯覚してしまいがちです。
この錯覚のせいで、これは今やらなくてもいいだろう、今はゆっくりしていても大丈夫だろうという思考に陥ってしまう危険性があります。
しかしこの遅れも自分で計画を立てて取り返さなくてはならないのです。
後回しにする癖がある人が宅浪をすると、遅れた分を取り返すことも後回しにするので、気づいたときにはもう取り返しのつかない時期になっていたということもよくあります。
このような癖は一人では直しにくいものなので、宅浪をするには他の受験生よりもかなり強いモチベーションが必要となるでしょう。
宅浪は理論上最強!
タイトル通り宅浪は理論上最強です。
なぜなら、
①1日中勉強できる!
②参考書進め放題!完璧にし放題!
③自習時間が多く確保できる!
からです。
しかし、落とし穴もたくさんあります。
以上を踏まえ、果たして自分は宅浪に向いているのか?ということは慎重に考えていただきたいと思います。
3つの注意点に気を付け、自学自習を極めて差をつけましょう!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾医進館では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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