ブログ

香川大学医学部 2024年入試結果の分析とそ2025年入試変更点

こんにちは、武田塾医進館広島校です 。

 

香川大学が発表している令和6年度入学者選抜結果情報をもとに

医学部入試について分析しましたので、

その結果を解説します。

なお、データの詳細は香川大学のHPでご確認ください

 

募集状況と実施状況

2024年は募集定員は

一般選抜前期が79名で、そのうち一般枠が70名、地域枠が9名、

地域枠は香川県内の高校出身者しか出願できません。

学校推薦Ⅱ型(共通テストあり)は30名で、そのうち一般枠が25名、地域枠が5名、

こちらも地域枠は香川県内の高校出身者が推薦要件となります。

これらを合わせて募集定員は109名でした。

これとは別に私費外国人留学生と国際バカロレアがそれぞれ若干名募集されました。

 

志願者数については、

一般選抜の前期は、過去7年間で2番目の人数となり400人をこえました。

この結果、第1段階選抜(募集定員の約4倍)が行われています。

最近は、出願者数の変動が大きいです。

 

推薦入試も2年連続で100人をこえました。

推薦入試の志願者数は徐々に増加傾向にあります。

 

私費外国人留学生と国際バカロレアはともに合格者がいませんでした

現役生と既卒生

香川大学は年齢別の入試結果を公開していません。

 

性別

香川大学は男女別の入試結果を公開していません。

 

2018年に医学部入試の女性差別が明るみになって以来

入試結果はより詳しく公開されるようになりましたが、

年齢別、性別どちらの入試結果も公開していない国立大学は

中四国地方では香川大学だけです。

 

 

 

合格最低点

2024年一般選抜前期の合格最低点は、

1400点満点で1045.0点でした。

共通テスト700点(傾斜配点)のボーダーは河合塾のリサーチで700点中567点、81%でしたので

これを採用すると2次試験700点のボーダーは478点、68.29%になります。

2次試験ボーダーは例年7割に満たないのですが、

2024年はやや高めとなりました。

 

新課程ということもあって、出題傾向や難易度の大きな変化はいつ起こっても不思議ではありません

過去問や合格最低点を過度に信じた勉強はリスクがあるとみています。

目標数値を持った勉強はメンタルを弱めたり、本番の試験で力が出せなくなることがあることも

知っておいた方がいいでしょう。

 

学校推薦については成績データは公開されていません

 

 

 

都道府県

香川大学は医学部としての都道府県別入学者数を公開しています。

医学部ですので、看護学科と臨床心理学科を含んでいますので

医学科単独の動向とは異なる可能性があります。ご了承ください。

 

2024年の入学者は多い順に

香川、岡山、兵庫、愛媛、大阪となり、ここまでが10名を超えています。香川県は2位の岡山の3倍以上です。

このあとは、東京、愛知、広島と続き、それ以外の県すべて5名以下です。

 

地元の香川が圧倒的多数で、

中国地方からは広島より岡山、岡山は30名をこえる年もあります。

近畿地方は兵庫と大阪、同じ四国は愛媛が多いです

それ以外の地域からの入学者はかなり少ないです。

 

 

2025年入試変更点

2024年7月時点で発表されている入試変更点を紹介します。

・共通テストに情報が追加されます。

一般選抜前期、学校推薦Ⅱともに配点はまだ発表されていません

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる