みんな安易に国公立を目指しすぎているかも?!
本当に覚悟がないと途中で私立大学に切り替えないといけなくなるのが国公立受験です。
それでも自分はどうしても国公立に行きたいんだ!っていう人は以下に紹介している大変さを理解した上で
突き進んでもらえたらいいかなと思います。
①数学地獄
数学地獄はでかい。国公立は数学から逃げられません。めちゃくちゃボリュームあるし、
信じられないくらい勉強しないといけない。数学を使うか使わないかで科目ごとの勉強時間の割合が 1000時間ぐらい変わってくるかな。1年で苦手分野の数学克服して他の教科もやりながらと考えると めちゃくちゃ大変。自分は数学得意なタイプだとしても時間が必要になる。
数学は一つひとつの分野が重いため、勉強時間も必要でとても苦戦する。
二次試験では解答に1問30分以上かかる問題もあり、
数学は負担が大きく大変な科目とわかって受験に挑もう。
国公立は全科目じゃないですか(大学選べば少ないとこもありますけど)6教科8科目!
難易度がそこまでは高くない国公立だとしても、二次はそこまで難しくないけど共通テストの配分がしっかりあるとこも多いですよね。この大量の科目をどういう順番でいつ捌くのかっていう戦略性も国公立に求められるなと。科目配分のバランスとか戦略とかをかなり賢く要領よくできる人じゃないと、間に合わない。
時間配分のトレーニングやケアレスミス対策や記述対策など色々盛りだくさんなわけですよ。それだけみんなは要領よくできるかな?というのを聞いてみたいなと思いますね。
大学受験に必要な大量の科目攻略をするために戦略を練って勉強しないと間に合わなくなる。
科目が多いだけじゃなく、本当に点数が取れない。共通テストの難しさを一番分かってもらえるのは共通テスト同日体験受験をしてもらうこと。新3年生で解いてないのはまずいと思っていてください。
英語Rは80分間で読解力が必須なうえにすごい文章量。数学は公式使うだけ問題なんか少しで、定期テストにでてきたことないよ。違う角度から聞かれてるんだけど。日本史や地理もすごい文章量でほぼ国語みたい。国語は国語ですごいボリュームがあり時間たりない。これ本当です。
だから国公立を目指す人は高3の10月からは共通テストの対策を始めて欲しい。ということは9月末の段階で必要なことは覚え終わってないとダメなわけですよ。
進学校に通ってたり、2年生から勉強頑張ってる子でも2科目はなんとかいけそうだけどそれ以外が…理系の人だったら国語まだ何もできてないまま夏休みになるパターンが多いぐらいなんですよね。受験生で今どの科目もそんなに手できてないですよみたいな人はさらにまずいという状況になりやすい。そんな状況だったら、私立3教科まとめてMARCHとか関関同立とか早慶とか目指した方がいいんじゃないかな?みたいな人多いと思います。
もちろん国公立を諦めてと言っているわけではないよ。覚悟を持って本気で頑張る子には全力で応援するよ!
共通テストに難易度の高い問題や文章問題も多く、解答時間にスピードが求められる。
10月には共通テスト対策に入らないと間に合わないため、今の段階で勉強が進んでない人は厳しい。
国公立は当たり前だけど、まず共通テスト1発勝負です。このテストをくぐり抜けた人のみ2次試験を受けるチャンスが得られると。その後共通テストリサーチで志望校合格可能性判定が出ます。この判定を参考に志望校を受験する。この時受験する志望校も1発勝負なんです。つまり1発勝負を2回くぐり抜けてやっと手に入るのが国公立合格なんだと。
私立は行きたい大学の同じ学部でも方式が2つチャンスがあったりとかします。同じ大学で学部を選ばなければ受験日が違うのでいろいろな学部を選べたりとかできるけど、国公立は1校1学部しか受けられないですから。前期と後期と2回試験が設定されている国公立もありますが後期は難度変わってきますし、前期しかない国公立大学や学部(医学部など)は実質1発勝負。
生徒に模試などでいい点とれるこが、本番の緊張とか本番の問題のはまらなさで点が取れなかったりするんです。国公立志望ちょっと諦め、私立に切り替えたり国公立のレベルを下げる。そういう子も見てきたのでやはりこの一発勝負の恐ろしさってあるなと。
一発勝負地獄、国公立志望の場合共通テストと二次試験の両方を乗り越えないといけないから、思っているより精神的なプレッシャーになるということをわかってもらえたらと思います。
私立は何度かチャンスがあるが、国公立は一発勝負を2回乗り越えた先に合格がある。
私立の良い点は5~6つ受験可能なため、一発勝負の恐ろしさはなく合格率も上がる。
一発勝負の共通テストと2次を乗り越えるためにプレッシャーに負けないメンタルを持とう。
得意と言える人は少ないんじゃないかな。例えば進研模試とかで記述の問題が含まれてますよね。何を書いていいかわかんないってペン止まる子がほとんどだと思うんですよ。10月ぐらいから共通テスト対策入りますということは9月ぐらいには記述論述2次対策を先にしないといけない。これもまた大変ですよと。 英語だったら英作文が記述問題としては出ます。国公立の国語だと100字で記述しなさいと。多いとこだと200字で記述しなさいとか。日本史、世界史、地理とかでも200字で記述しなさいっていう問題が出ます。単語を覚えてるだけじゃ無理で、社会とか流れを正確に因果関係とか背景とかが分かるように気にかけないといけないし結構難しいです。
記述は向いてる子はそんな苦じゃないかもしれないけど向いてない子はやっぱとことん向いてないというか書くことに抵抗があるから、そのハードル乗り越えるのも結構大変だよと。もちろん対策法はあるし、教えられるけど、大変だよってことは覚悟していてほしいかなと。
記述には向き不向きがあり、苦手意識がある人にとっては大変な分野
・自信がない人は私立に切り替えよう
・自分にあった大学を選んで合格を掴もう
この地獄をくぐり抜けた先に国公立合格は待っている!
この覚悟がある人は是非国公立を目指して欲しいと思います。
決して夢を諦めさせたいわけではないです。
自分が向いてる方を選んで欲しいなと思います。
武田塾ではそんな覚悟をもって本気で頑張る生徒を応援しています!