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伊勢で一番成績が伸びる塾
武田塾 伊勢校です!!
12月以降、伊勢高校への進学を目指した
中学生の方からの受験相談を
非常に多く頂いております。
受験相談の際に
「高校受験のことあんまりよくわからなくて…」
「伊勢高校を目指すとなると何をしたらいいかわからない」
というご相談が非常に多いです。
そこで今回は
伊勢高校に合格する方法
についてお話します!
三重県の高校入試の仕組み
選抜形式
三重県の高校入試は
前期選抜と後期選抜
大きく二つの日程に分かれています。
宇治山田高校は
前期選抜、後期選抜共に実施されますが
伊勢高校は
後期選抜しか実施されません。
前期選抜では
「自己推薦書」と「調査書」の提出が必要となります。
高校によっては「出身中学の推薦書」が必要となります。
学力検査だけでなく
面接や作文、小論文といった独自の入試制度が
取り入れられています。
後期選抜では
英語、数学、国語、理科、社会
の学力検査が課されます。
高校・学科・コースによっては
面接、自己表現、作文、小論文、実技検査
などを実施されます。
また
後期選抜は3段階で行われます。
第1段階
調査書により選考された者の内
学力検査と実技検査の得点合計が高い順に
募集定員の約80%が合格。
第2段階
第1段階で調査書により選考された者の内
学力検査と実技検査の得点合計が高い順に
第1段階の合格者の数と募集定員の差の1/2が合格。
第3段階
各高校・学科・コースが示す
「特に重視する選抜資料等」を踏まえて合否判定。
学区
普通科と理数科は通学区域が設定されています。
北部学区
中部学区
南部学区
の3学区となります。
お住いの学区と隣接している学区の高校に受験可能です。
北部学区
⇒桑名市、桑名郡、いなべ市、員弁郡、四日市市、三重郡
中部学区
⇒鈴鹿市、亀山市、津市、伊賀市、名張市
南部学区
⇒松阪市、多気郡、伊勢市、度会郡、鳥羽市、志摩市、尾鷲市、北牟婁郡、熊野市、南牟婁郡
伊勢市にお住まいの方は
津西高校を受験できますが
四日市高校は受験できません。
一方で
スポーツ特別枠選抜
専門学科
総合学科
普通科スポーツ科学コース
松阪高校理数科
は学区関係なく県内全域から受験できます。
伊勢高校の受験情報
内申点
伊勢高校では
普通科⇒42
国際科学科⇒44
と高い内申点が要求されます。
近隣高校の宇治山田高校では
必要内申点が37であることからも
要求値の高さがうかがえます。
伊勢高校は他高校と比べても
入試での成績が重視されますが
受験者のレベルが高いため
内申点で付けられている差を埋めるのは大変です。
前期選抜では
中3の12月末までの成績が
内申点に反映され
後期選抜では
中3の1月末までの成績が
内申点に反映されるため
前期と後期では内申点の反映時期が違う点に要注意です。
中3夏といったように
途中から心機一転して目指しても
内申点が低すぎると合格が難しくなることも多いため
なるべく早い段階から
内申点を意識して勉強を進めていきましょう!
倍率
普通科では定員割れをしている年度が目立ちますが
三重県の入学者の選抜は
各高等学校の特色、性格に応じて必要な教科の
成績が著しく下位にある者等を保留者として除外することができる
という項目があるため
定員割れしていても不合格になる可能性はあります。
普通科
定員 240名
2022年 0.9
2021年 0.84
2020年 0.85
2019年 0.95
2018年 0.94
国際科学
定員40名
2022年 2.23
2021年 2.23
2020年 2.03
2019年 2.38
2018年 2.03
科目別にすべきこと
英語
大問1⇒リスニング 18点満点
大問2⇒会話文 8点満点
大問3⇒英作文 12点満点
大問4⇒長文読解 12点満点
の4題が出題されます。
伊勢高校合格を目指すにあたり
普通科⇒45点
国際科学⇒50点
を目標にしたいところです。
大問1
大問1は
リスニングが18点と非常に比重が高いです。
リスニング対策として
音声問題集をひたすら練習するというのは
間違いではありませんが人によっては非効率的です。
非効率な人の特徴は
そもそも英単語を完璧に覚えきれていない
会話表現を覚えきれていない
覚えてはいるが思い出すのに時間がかかる
といった方達です。
リスニングでは難しい単語はあまり出題されませんが
知らない単語や発音、表現
が聞こえるわけありません。
英単語は2秒以内に答えられるレベルまで仕上げる
覚える際には発音も正しく覚える
この2点を注意して進めていきましょう!
大問2
大問2は
約110~220語の対話文読解問題です。
文法問題は出題されず
空所補充問題や本文内容問題が出題されます。
誰が誰に対して何を話しているのか
という会話の流れをイメージできるようにして
解き進めていきましょう。
イメージが難しい場合は
状況を図や絵にして理解しやすいようにしましょう。
大問3
大問3は
6語以上の英作文
が出題されます。
和文英訳が必ず出題されるため
難しい表現は一切使わなくて大丈夫ですので
簡単な文章で文法や単語のミスなく
書き切ることを目標にしましょう。
英作文は唸るような深い内容を
書いてほしいわけではありません。
小学生の子が話すような内容で大丈夫です。
空白にせず簡単な内容で書き切りましょう!
大問4
大問4は
約600語の長文問題
が出題されます。
文章としての難易度は高くありませんが
日頃からスピードや
大問ごとの時間配分を考えて
解く練習をしないと
時間が足りなくなりがちです。
何回も読み返す必要がないように
主語、動詞、目的語など
だれがいつどこで何をしたのかがわかるように
マークを付けたり
人間関係や時間の流れなどを
メモするようにしておきましょう!
数学
大問1⇒小問集合(計算問題) 13点満点
大問2⇒データ、連立方程式の文章題、確率 12点満点
大問3⇒関数 8点満点
大問4⇒空間図形、平面図形(作図有り) 6点満点
大問5⇒平面図形(記述式、証明有り) 11点満点
の5題出題されます。
例年他教科と比べ平均点が非常に低い教科となります。
伊勢高校合格を目指すにあたり
普通科⇒35点
国際科学⇒42点
を目標にしたいところです。
大問1
大問1は必ず完答したいです。
正負の数の計算問題、方程式の文章問題
が毎年出題されるため必ず押さえておきましょう。
大問2
大問2では
連立方程式の文章題の穴抜き問題
が必ず出題され
データや確率も近年よく出題されます。
難易度は高くありませんが
ただ定期テストに合わせて
パターンを覚えてきた勉強法では安定しません。
必ず問題文に書いてある内容を他人に説明できるようにする
どうしてその解答で進めていこうと思ったのかを考える
の2点を習慣化するようにしましょう。
大問3
大問3では
2次関数に関する問題がよく出題されます。
2次関数も定期テストで
パターンだけを叩き込む勉強をしてしまっている人が
非常に多いです。
変域や変化の割合とは何ですか?
と聞かれたときに説明できますか?
ここで知っているで止まっている人は要注意です。
パターンだけ頭に入れている可能性が高いです。
見たことのないグラフかもしれませんが
要するに何を求めればいいのか?
どうやって求めればいいのか?
という部分は変わりません。
定数・座標
変域・変化の割合
等積変形問題
が必ず出題されるため
教科書やワークの簡単な問題からでも大丈夫なので
どうしてその答えになるのか?
答えを導く手順
を
どうやったら後輩が聞いてもわかる説明ができるだろうか?
という視点をもって解くようにしましょう!
大問4
大問4では
作図問題が必ず出題されます。
作図問題への苦手意識が強い方が多いですが
作図問題は如何に演習量を積んできたか
にかかっています。
難易度も標準的な問題ですので
この線はどうして書かないとダメなのか?
この線は何を意味している線なのか?
を把握しながら
作図問題を解き進めていきましょう!
大問5
大問5は
証明問題などの記述問題が必ず出題されます。
証明問題は
① 問題文が提示してくれている内容を全てパッと見え分かるように書き出す
② 結論は何を示せていれば証明できるのか?
③ ②で必要となった条件は何がわかれば求められるのか?
④ ③で必要な条件は何がわかれば求められるのか?
⑤ ④を①の条件が使える段階まで繰り返す。
⑥ ①⇒⑤⇒④⇒③⇒②の順番で解答を作成する。
この解き方の意識を持つようにしましょう。
いきなり完璧な解答方針が立つことは
既に知っている簡単な問題でしか起きません。
大学入試のための勉強でも役立ちますので
ヒラメキが重要だしセンス
と思っている方は考え方を変えていきましょう。
国語
大問1⇒漢字 8点満点
大問2⇒小説 12点満点
大問3⇒説明的文章 12点満点
大問4⇒古文・漢文 8点満点
大問5⇒資料読解 10点満点
の5題が出題されます。
三重県の国語は他県と比べて
非常に点数を取りやすい入試問題となっています。
如何に間違えないようにするかが勝負となるため
落として引けない問題を確実に取り切れるように
日頃から感覚で問題を解いたりしないようにしましょう。
伊勢高校合格を目指すにあたり
普通科⇒43点
国際科学⇒48点
を目標にしたいところです。
大問1
大問1は
漢字の読み取り、書き取り
が出題されます。
漢字は8点も配点があり
完答前提の問題となるため
日頃から漢字の復習を必ず行ってください。
大問2
大問2は
小説
が出題されますが
これといった特徴はありません。
例年30字前後、年度によっては40字の
記述問題が必ず出題されるため
自分の答えの根拠となる部分に
線が引けるように意識しながら
設問の指定数の8割は埋めた記述が出来るように
練習しましょう。
字数が大幅に足りない場合は
書かなければならない内容を
見落としている可能性が高いです。
他にも書かなければいけない要素が無いか
探し出しましょう!
大問3
大問3は
論説分を含む説明的文章
が出題されます。
内容や理由を説明する問題が出題されるため
先に問題に目を通し
理由や同じ内容を述べている文章を見つけたときは
チェックしておきましょう。
大問4
大問4は
古文・漢文
が出題されます。
古文からの出題が殆どですが
漢文から出題される年もあるため
古文しか対策していなかった
と言う事はないように注意してください。
前文に状況や人間関係
注釈に詳しい内容
が説明されていることが多いため
必ず目を通してください。
大問5
大問5は
資料読解
が出題されます。
与えられたテーマに従って
自分の体験を交えた160字から200字の作文
を書かなければなりません。
試験中多くの時間をこの大問5に割くことになるため
漢字や古文・漢文を早く解くことが求められます。
自分で練習することが難しい問題のため
他県の過去問などを用いて勉強するのも効果的です。
理科
大問1⇒物理(光、音) 4点満点
大問2⇒地学(月と金星の見え方、太陽系) 4点満点
大問3⇒生物(細胞分裂、生殖、遺伝、進化) 4点満点
大問4⇒化学(気体、水溶液) 5点満点
大問5⇒生物(細胞・植物) 8点満点
大問6⇒化学(化学変化とイオン) 8点満点
大問7⇒地学(前線と天気の変化) 8点満点
大問8⇒物理(電流と磁界、直流と交流) 9点満点
の8題が出題されます。
伊勢高校合格を目指すにあたり
普通科⇒40点
国際科学⇒45点
を目標にしたいところです。
理科は全範囲からバランスよく出題されます。
特定の範囲に山を張ることなどは出来ないので
全範囲の基礎的な内容からの復習を進めていきましょう。
中でも
・物理
電流
光の性質
物体の運動
地球の動きと星の見え方
・化学
水溶液の実験
気体の性質
・生物
光合成・呼吸による気体の出入り
蒸散が起こる場所を調べる実験
・地学
湿度
火山・地震
が頻出問題となります。
計算問題の出題が多いため
短時間で正確に計算を解き切ることを意識した
勉強を必ずしましょう。
社会
大問1⇒地理(地図、雨温図、グラフ) 9点満点
大問2⇒地理(グラフや統計資料の読み取り) 9点満点
大問3⇒歴史(グラフや統計資料の読み取り) 9点満点
大問4⇒歴史(グラフの読み取り、並び替え) 9点満点
大問5⇒公民(グラフや仕組み図の読み取り) 14点満点
の5題が出題されます。
伊勢高校合格を目指すにあたり
普通科⇒40点
国際科学⇒45点
を目標にしたいところです。
大問1、大問2
大問1、2では
地理
が出題され
世界・日本のすがた、産業、貿易
が頻出テーマとなります。
地図、グラフ、統計図
を読みとりや記述する問題が多く出題されるため
日頃の勉強の中で
ただ作業的に解くのではなく
与えられたデータから何がわかり
その分かったことから
さらにどういった事がわかるようになるのか?
と考える癖をつけることで
思考力や表現力を鍛えていきましょう。
三重県に関しての問題も
よく出題されるため要注意です。
大問3、大問4
大問3、4では
日本史を中心とした歴史
が出題されます。
並び替え問題なども多く出題されるため
ただ年号や出来事を暗記して答えるだけでは解けません。
また
生活・文化・政治・外交をテーマとした
表や資料を用いた問題も多く出題されます。
1つのことを覚えるだけでなく
〇〇が△△を起こした
⇒
その理由は?
その結果どうなった?
同時期他の地域ではどうだった?
といったように縦と横のつながりも
根拠をもって覚えるようにしましょう。
大問5
大問5では
公民
が出題されます。
三重県の公民の問題の特徴として
歴史の内容を踏まえた問題が出題されることです。
公民だから別の単元と分けて考えるのではなく
関連するところが無いか
日頃から考えるようにしましょう。
また
政治が再頻出テーマの為
復習の比重を上げておいてください。
時事問題も出題されることがあるため
ニュースなどもチェックするようにしてください。
終わりに
今回は
三重県の高校入試対策&伊勢高校に合格する方法
についてお話ししました。
伊勢高校に合格するには
学力検査で
いかに点数を落とさないようにするかの勝負となります。
入試問題の難易度自体は平均的なため
基礎内容を疎かにしている箇所があると
一気に不合格に近づきます。
大学入試でも同じことなのですが
既に知ってるよ笑
とバカにしているような基礎的な内容
本当に人に完璧に説明できるぐらい理解できていますか?
模試や実力テストになると解けなくなったり
過去問にコテンパンにされてしまう人は
基礎の基礎から本当に完璧に出来ているか
必ずチェックしてください。
本当に理解できているのであれば
復習に対して時間はかからないはずです。
覚え直したり理解し直す必要がある場所が
見つかったのであれば
すぐに単元ごと復習しましょう。
後回しにすると人間はやらないでいてしまうものです。
伊勢高校に合格したいのであれば
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