皆さん、こんにちは。
武田塾防府校です。
今回は英単語の暗記をベースに、
知識が広がる暗記方法
についてご紹介していきたいと思います。
はじめに
今回は、具体的な勉強法というよりは、主に
「暗記をする時、頭の中で何を考えているのか」
について書いていく形となります。
内容が堅苦しいと感じて読むのをやめたくなる
かもしれませんが、そう感じた人にこそ、
新しい視点を提供できると思っています。
是非最後まで読んでいってみてください!
暗記効率化のポイント
単語のパーツから推測する
モノを暗記する際には反復が大事
であることは前提として、加えて
少しでも法則性を見出し、情報量を抑える
ことが1つの鍵となります。
そして英単語に潜む法則性の代表例が、
接頭辞・接尾辞・語根となります。
例えば、exportという単語は
接頭辞exと、語根portに分解できます。
exは「外に」、portは「運ぶ」の意です。
以上から
export→外に運ぶ→輸出する
という意味を表します。
比較用にもう1つ。importという単語は
接頭辞im(in)と、語根portに分解できます。
inは「中に」の意です。
ここで先ほどのportの知識と組み合わせると、
import→中に運ぶ→輸入する
という意味になることも、納得がいきますね。
英単語は無機質にみえて、このように
意外と法則性を含んだ構造をしています。
常日頃から似たスペルの単語に着目し、
互いの意味に相関がないかを考えることで、
暗記の負担を大幅に減らすことが出来ます。
既存の知識と結び付ける
新しい英単語を暗記する時、
既に持っている知識と絡められないか
とにかくこれを考えるようにしましょう。
そのために、
日常生活に蔓延るカタカナ言葉とリンクさせる
ということを普段から意識してみてください。
例えば、
台所にあるピーラー(peeler)が
野菜の皮をむく道具であることを知っていれば、
peelが「むく(動)、皮(名)」
という意味であることも覚えやすいでしょうし、
コンサルタント(consultant)は
専門的な相談にのる人、という知識があれば、
consultが「相談する」という意味であることも
簡単に覚えられます。
加えて、接尾辞 -er や -ant
の表すニュアンスも汲み取れます。
知識→推測→知識 のループ
上記の2つのポイントは
実際のところそこまで難しい話ではなく、
むしろ既に無意識に実践している人も
多いのではないでしょうか。
ただ今回私が伝えたいのは、
「この2つを意識してね」ということではなく
「この2つをミックスして知識を広げよう」
ということです。
例として、"オプション"という言葉からの
知識の広がりを考えてみましょう。
①オプション(option)と聞くと、何となく
「自分で選んで追加できるサービス」
みたいなイメージがあるな
(既存の知識を引き出す)
②act・actionやcollect・collectionから察するに
接尾辞-ionが付くと動詞が名詞化するっぽいな
(既存の知識から推測)
③じゃあopt単体では「選ぶ」
みたいな意味になるんじゃないかな
(既存の知識から推測)
④調べてみたら、確かに
「選択する」という意味だった
(推測結果の考察・確認)
⑤スペルにoptが含まれている他の単語も
そこから意味が来ているのかも
(新規の知識からの推測)
⑥adoptは「採用する」という意味だから、
「選択をadする」が「採用する」という
意味に派生しているのかも
(新規の知識からの推測)
⑦じゃあadのニュアンスも推測して、
その後実際の意味を調べてみよう
(新規の推測→結果の考察と確認)
⑧adで始まる英単語っていっぱいあったな
キリが無いのでここで一旦ストップしますが、
以上のように、
持っている知識から推測をし、
推測結果を知識につなげて、
その知識から推測の幅を広げる
という工程を踏み、
知識と推測を連鎖させることで、
少ない情報から、それに紐づいた
多くの知識を生み出せます。
暗記法を工夫することのメリット
物事を暗記する際、ひたすらに数さえこなせば、
良くも悪くもある程度内容を覚えられる
という側面があります。
それゆえに暗記法の工夫を妥協してしまいがち
なのですが、その「工夫」に秘められた効果は
実はかなり大きく、重要です。
以下では、
"暗記法の工夫"によって得られるメリット
をいくつか紹介します。
記憶に残りやすくなる
一番シンプルな所でいくと、
暗記の工夫をすることは、
"記憶の残りやすさ"に繋がります。
というのも、
推測や根拠を絡めて覚えた知識には、
「あの理由には納得がいったな」
「あの推測が結局合ってたんだよな」
というストーリー性が備わるからです。
なので、もしその知識を忘れた場合にも
ストーリーを辿ることで思い出しやすい
という側面があります。
論理的思考力を培える
「こう暗記するとこういう理由で効率的」
というように、
自分の暗記法に理由付けをする習慣を付けると
徐々に論理的思考力が身に付きます。
この論理的思考力というのが曲者で、
一朝一夕に身に付けられるものではない一方で、
難関大を目指すにあたっては必須の力です。
受験勉強における呼吸、とも言えるほどに
日々当たり前に行っている"暗記"を通じて
コツコツ思考力を培える
というのはかなりのメリットと言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は英単語の暗記を例に話をしましたが、
どんな勉強でも工夫はできます。
そして工夫による恩恵は計り知れません。
大事なのは
"工夫するという選択肢があることを知ること"
"工夫することを億劫と思わないこと"
です。
今回の記事を通じて、何か1つでも
気づきを得てもらえたら幸いです。
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