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【英語】意外と簡単!?"as"のコアイメージと用法!!

皆さん、こんにちは。

武田塾防府校です。

今回は、色んな意味を持っているため一見ややこしく感じられる

"as"の大元のイメージ、「コアイメージ」「用法」をまとめていこうと思います!

 

"as"は色んな場面で使われる単語ですので、その使い分けはとても重要です。

そして、一度しっかりとイメージを掴んでさえしまえば、きっと

「あれ、思ったより簡単じゃん。」と思えるはずです。

なので、"as"に対する理解を【何となく分かる】で済ませてしまっていたり、

【あんまり覚えていない】という方は是非読んでいってください!

as

・"as"のコアイメージ

"as"は<時、理由、様態、比較、比例、譲歩>など、様々な意味を表すことができます。

その上<前置詞、副詞、接続詞>など、その品詞も時々で変わります。

そのため判別が難しく、"as"に対して苦手意識を持ってしまう人が多いんですね。

ただ、ある1つのコアイメージさえ把握しておけば

"as"が実はそんなに難しいものではないことが分かります!

そのコアイメージとは

as = (ほぼ)同じ

というイメージです!

このイメージさえ持っていれば、"as"が表す色んな意味を理解しやすくなります!

どういうことか、具体的に見ていきましょう。

・"as"が持つ色んな意味

①時

Tom called me as I was leaving.
出かけようとしていた時に、トムが電話をかけてきた。

「~とき」と"時"を表す"as"

これはよく使われますね。

ここで、「トムが電話をかけてきた」タイミングと

「私がでかけようとした」タイミングはほぼ同じですよね。

コアイメージから派生した意味であることが分かるかと思います。

②理由

As I caught a cold,I was absent from school.
風邪を引いたので学校を休んだ。

「~ので」と"理由"を表す"as"

これも頻出です。

他にも"理由"を表す語として"because"や"since"もしっかり覚えておきましょう。

「風邪を引いた」ことと「学校をやすんだ」ことは直結していますよね。

少し強引かもしれませんが、これも"ほぼ同じ"という

コアイメージの範疇に収まりそうです。

③様態

Do as I do.
私がやるようにやりなさい。

「~ように」と"様態"を表す"as"

例文上では、「話し手の行動」=「私の行動」の関係になっていますね。

これは比較的、コアイメージと擦り合わせやすいのではないでしょうか。

 

前置詞"as"を使った以下のような表現もよく見られますね。

He treated me as a child.
彼は私を子供として扱った(子ども扱いした)。

この時は「~として」という意味になり、

「私」=「子供」の関係が成り立っています。

④比較

He is as tall as me.
彼は私と同じくらいの身長だ。

「同じくらい~」と"比較(同格)"を表す"as"

これは<as~as構文>として覚えている方も多いことでしょう。 

この時は明確に身長が"ほぼ同じ"であることを表していますよね。

 

ちなみに細かい話をすると、

<as~as構文>において1つ目の"as"は副詞ですが、

2つ目の"as"は前置詞もしくは接続詞になります。

どちらであってもそこまで意味に差異は無いのですが、

どういうことか気になる方は調べてください!

知欲による細かい知識の積み重ねは後々活きてきますよ!

⑤比例

As time goes on,science and technology evolve.
(時が経つにつれて、科学技術は進化する。)

「~につれて」と"比例"を表す"as"

「時の流れ」と「科学技術の進歩」は共にある、といった感じでしょうか。

こちらもコアイメージの範囲から逸脱はしていなさそうですね。

⑥譲歩

Poor as I was,I was happy.
(私は貧しかったが、幸せだった。)

「~だけれども」と"譲歩"を表す"as"

<形容詞(名詞)+as+S+V>の形でよく使われます。

この時、「貧しさ」と「幸せ」は直結している訳ではないですよね。

なのでコアイメージからは少し外れている印象です。

これは少し特殊なパターンの表現ですので、しっかりと押さえておきましょう!

 

法則に当てはまらないものは曲者感があるかもしれませんが、

逆に周りから浮いて目立つため、頭に残りやすいです。

その特性を活かした暗記を、どの科目の勉強でも意識することをオススメします!

・コアイメージの限界

文章でよく見受けられる"as"の「用法」を、

それが持つ「コアイメージ」と擦り合わせてみました。

どの意味も、おおよそコアイメージに則していることが分かったかと思います。

 

ただ、項目によっては

「ちょっとコアイメージから意味が離れてない・・・?」

と、無理やり感を感じる箇所もありましたよね。

 

もちろん、コアイメージを知るだけでは"as"をマスターすることは出来ません。

大事なのは、「asが表せる意味の限界範囲」を

「コアイメージ」と擦り合わせながら覚えていくことです。

言い換えると、

コアイメージがどこまで意味の派生を許してくれたかを覚えていく、ということです。

 

そのためにも、コアイメージを意識しながら"as"を使った文章に何度も触れ

「"as"を"~につれて"と訳せたら自然な文章になるな。」

→「そういえば"as"って、"同じ"から派生して"比例"っぽい意味も持ってたな。」

というような思考回路を辿れる状態を目指しましょう!

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・まとめ

いかがでしたでしょうか。

こうして見てみると、"as"って意外と単純に感じられませんでしたか?

この記事を読んで、"as"に対するネガティブなイメージが無くなったなら幸いです。

以下、今回の要点です。

・"as"のコアイメージは"ほぼ同じ"という意味

・"as"が表す様々な意味はコアイメージから派生したもの

・コアイメージはあくまで記憶の補助的な役割

"as"に限らず、コアイメージを意識することで覚えやすくなるものが

英語にはたくさん存在しています。

是非コアイメージを活用した勉強・暗記を意識してみてください!

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