皆さん、こんにちは!
武田塾防府校の中村です!
「点Pを通る直線lが~」
「質量mの物体が速度vで~」
数学・物理を勉強していると、
よく見かけるような文言ですね。
そういえばなんですけど、
点っていっつも”P”だし、
速度っていっつも"v"
ですよね。
直線"l"も質量"m"も
よく見かけると思います。
いつ見てもそうなっているので、
無意識にその文字を使うように
なっている人もいるかもしれません。
今回はそこから一歩踏み込んでみて、
なんで点を"P"とおくのか
なんで速度を"v"とおくのか
数学・物理でよく使われる文字の由来
について見ていきたいと思います!
これらは言ってしまえば
ただの豆知識ではあるんですが、
ふとした時に役立つ知識だったりもする
(理由は後述)ので、
是非見ていってください!
「点」や「速度」を英語表記してみると
見出しで察しが付いた人も
いるかもしれませんが、
「点」や「速度」を英語表記してみましょう。
そうなんです。
数学や物理でよく使われる文字は、
英語表記した時の頭文字から
来ていることがほとんどです!
「点」や「速度」以外に
ついても見てみると・・・
日本語 | 使われる文字 | 英語 |
面積 | S | surface area |
体積 | V | volume |
高さ | h | height |
距離 | d | distance |
半径 | r | radius |
質量 | m | mass |
時間 | t | time |
加速度 | a | accelaration |
自然数 | n | natural number |
原点 | O | origin |
直線 | l | line |
関数 | f(x) | function |
こんな感じで、
数学や物理を勉強する上で
よく扱っている文字は
単純に英単語の頭文字由来のもの
が多いんですね!
ここからちょっと派生して・・・
普段使っている文字の由来は
分かっていただけたかと思います。
今度は、未知の自然数や関数が2つ出てきた時のことを思い返してみましょう。
この時は、"自然数m,n"、"関数f(x),g(x)"とおいていることが多いです。
自然数nは"natural number"のn、関数f(x)は"function"のf
から来ていることが上の表から分かります。
では、2つ目として現れた
"自然数m"のm、"関数g(x)"のg
はどこから来ているのでしょうか?
これも答えは簡単で、
A~Zをアルファベット順に並べた時、
隣に来るアルファベットを採用しているだけのことが多いです!
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
実際に書いてみるとMとN、FとGが隣り合っていますね。
だから2つ目の自然数はmとおかれ、
2つ目の関数はg(x)とおかれることが多いのです。
自然数や関数以外にも、
点が2つあれば点P,Q、直線が2つあれば直線l,mといったように
隣り合ったアルファベットを採用するシーンは多いですね!
文字の由来を知っておくメリット
問題を解く中で何かの値を何かの文字でおく時("速度をvとおく"など)に、
とりあえずa,b,cやx,y,zでおくのではなく、
上記の表中にあるような代表的な文字を知っておき、それで表記する習慣を付けると、
自分が今何をしているのかを見失い辛くなるというメリットがあります!
例えば、文字の指定が特にされていない数学の問題を解いていて
"大問1(1)"で三角形の高さをx、内接円の半径をyとおいてそれぞれ値を求めた。
"大問1(2)"でその他の計算を色々やった。
"大問1(3)"の中で内接円の半径の値を再び使う場面が出てきた。
というようなシーンがあると、大問1(3)で
「あれ、xとy、どっちが半径だったっけ。」
と迷う、少し無駄な時間が発生したりします。
こんな時に
三角形の高さは"height"のh、円の半径は"radius"のr
という予備知識があり、あらかじめその文字で設定しておけば、
後で見返す時に「hが高さでrが半径!」
という判別が容易になるのです!
そんなのちょっと考えればすぐ分かるから別によくない?
と思う人もいるかもしれません。
ですが、無駄に考える・迷う場面を減らす癖を付けると、
凡ミスや計算ミスのリスクを減らすことに繋がります!
数学や物理における最初の壁は、
科目そのものの難解さかもしれません。
ですが、これは正しい勉強方法や勉強習慣さえ身に付けられれば
いずれ乗り越えられます。
これを乗り越えた先で、凡ミス・計算ミスの壁がまた現れてきます。
これは一生付きまといます。人間は間違える生き物なので。
じゃあそこで私たちにできることは何かというと、
凡ミス・計算ミスを0にすることではなく、
凡ミス・計算ミスを限りなく0に近づける勉強です。
この勉強の一端としてさっき言った、
文字の由来を知ることが入って来ると私は思っています!
英単語の知識も増えてお得!
この知識を英語に逆輸入もできたりします。
①「距離」を英語で書きたいけど思い出せない・・・
②そういえば物理で「距離」を"d"っておいてたよな・・・
③"d"・・・"d"・・・"distance"!!!
一例ではありますが、こんな具合です。
物理で得た知識が英語で役立ったらお得な感じがしますよね!
少し話は大きくなりますが、科目にかかわらずこんな感じで
ちょっとでも効率の良い勉強方法を色んな場面で探していく
というのは意識することをオススメします!
まとめ
普段何気なく勉強している各科目の中には、
こんな感じの豆知識がたくさん潜んでいます!
そういうちょっとした知識から面白さを感じられると
勉強のモチベーションアップにも繋がると思うので、
たまには本筋から逸れた勉強をして、
色んな「何でだろう?」を探してみてください!
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