こんにちは!
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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です!!
今回は、『速読英単語 必修編』の使い方についてご紹介していきたいと思います。
はじめに
「速読英単語 必修編」は、根強い人気があり、高校で配ってくれる学校も多い参考書です。特に、進学校では配られることが多いです。
武田塾の参考書ルートでは、ターゲットやシステム英単語を使用していますが、学校で配布される参考書を使いたいという受験生にむけて紹介していきたいと思います。
このブログを通じて、「速読英単語 必修編」をよるメリットと注意点などを紹介していきたいと思います。
「速読英単語 必修編」の魅力
「速読英単語 必修編」は、まず最初に長文がずらっと並んでいます。長文の中の重要単語が赤字になっていて、単語が文章中にちりばめられているからその文章を読めば、覚えたい単語を覚えられるという仕組みになっています。
速読英単語の良いところは、文章中で単語を覚えられるので丸暗記ではなく活きた暗記になります。
印象的な文章
英語表現の独特な単語の説明など印象的な文章を用いていたり、音声付きで例文を聞くと面白いような例文が多く並べられています。
なので、単語帳としてだけでなく純粋に面白い読み物としての活用もすることができます。自分が興味がある内容で学べるという工夫においては良い参考書であるといえます。
印象的な文章の中で出ていたあの単語という活用方法もあるので、記憶がリンクしやすくなります。
文章を読むな
学校で配られた参考書が「速読英単語 必修編」で、一冊目の単語帳として単語を覚えたいという受験生は文章を読むのをやめましょう。
これはなぜかというと、そもそも英語の正しい勉強の順番を復習しましょう。
英語はゴール地点から見ていくと、「長文が読めるようになる」ことがゴールです。一文一文の集合している文が長文であるから、一文が正確に読める必要があります。その一文を正確に読むためには、英文の解釈ができる必要があります。そして最も基本的な部分は、単語がわかる、文法がわかるという段階です。
ここで、急に速読英単語の長文を与えられても、長文を読めるようにするための単語であるのにも関わらず順番が逆転してしまいます。
単語を覚える段階にいるのに最初から長文を読んでいるからいやになってしまうという受験生も多くいると思います。
この参考書は長文を読むにあたって、ある程度の下地がある人にとっては楽しく使える参考書ですが、長文がそもそも読めないなどの英語が苦手な人にとっては、長文の使いようがないので使いこなすのが難しくなってしまいます。
ですから、速読英単語の単語の部分を覚えたら、学校であったり自分の参考書学習で文法や解釈を勉強していきましょう。一文がまずよめるようになってから、速読英単語の長文の部分を勉強していくようにしよう。これを行うことで、今までの自分が勉強してきた解釈のトレーニングの勉強にもなると思います。また、文章中を通じて自分の単語の定着度や抜けを再確認することができます。
一冊目の単語帳としての「速読英単語 必修編」の使い方
長文の読むための下地がない人は、まずは単語だけを集中して覚えるようにしましょう。
英単語のページを覚えるときは、武田塾の英単語の覚え方を参照しましょう。
「速読英単語 必修編」を自分のペースで進めていきたいというひとは、青だけ勉強するというのも良い案です。単語をまとめてある中で、青とグレーの単語があると思います。青の単語の方は覚える優先度としては高いので、青の単語を70テーマ分最優先で暗記し、2周目をした際にグレーの単語をすべて覚えるという使い方をすれば、覚えるところとしては問題ありません。
「速読英単語 必修編」の欠点
では、ここまで良い点を並べてきましたが、なぜ武田塾では「速読英単語 必修編」が最初の単語帳として挙がってこないのかについて紹介していきます。
速読英単語は、英単語を文章中に散りばめるという特性上、どうしても英単語を入試頻出順で並べることが難しくなっています。最初の文章1で出てくる単語は、どれもが頻出度で上位というわけではありません。
ここが、頻出度順で並べられている「システム英単語」や「ターゲット」との違いです。
頻出度順になっていることの利点としては、最初の1~100まで暗記すると、その後の勉強の中でかなりこの単語を見るという風に感じることができます。ですから、「速読英単語 必修編」を1~100までやった時の効果は、他の単語帳と比較すると下がってしまいます。
「速読英単語 必修編」を使う際の注意点
「速読英単語」に限った話ではないですが、基本的に学校で配られて学校の単語テストで使う人は、学校のテストにペースを合わせるのをやめましょう。学校のテストは、1年間で1周であるので、学校のペースに合わせずに自分でコツコツ進めていくようにしましょう。
「速読英単語」であれば、1冊全体をできれば1~2カ月という短期で集中的に覚えてしまうことをすれば、頻度順の壁を超えることができます。
どうしても先取りして覚えていくということは難しいので、この参考書を使用する場合は、以上のような注意点に気を付けて勉強するようにしましょう。
音読やシャドーイングなどの勉強に適している
この参考書は、音読であったりシャドーイングの勉強に適しているので、単語暗記に使用するのかそれ以外の目的で使用するのかの目的ははっきりさせておきましょう。
音読などをしつつ、英単語のインプットもできるというのも得るためには、英語長文が読める必要があります。ですから、この参考書を活かすためには、どちらかというと語彙の軸ではなく「大岩のいちばんはじめの英文法」や「英文法ポラリス1」で文法を押さえ、「動画でわかる英文法読解入門編」や「入門英文問題精講」で解釈を押さえ、「関正生のThe Rules英語長文問題集1」ほどの文章を読めてきたくらいをもう一つの軸として、並行して勉強していけば、そこで速読英単語が活きます。使い方を間違えなければかなり最強な参考書です!!
まとめ
今回は、「速読英単語 必修編」の使い方について説明していきました。
①最初は無理して長文を読まないこと
②青色の単語を優先的に覚えること
③勉強のペースを学校に合わせるのをやめよう
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