こんにちは！
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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！！
今回のテーマは難関大学の英語はここが難しい！難しいポイント４選！！についてです。
よく、「MARCHと早慶」や「地方国公立と難関国公立」の違いというのをいろいろな人が説明しているのを聞きますが、MARCHレベルまで達していない人からすればどちらも難しいと感じるのではないでしょうか。
庶民からしたら焼肉なんて全部おいしいと感じるのと一緒ですね。
今回は、英語の入試問題を数多く解いてきた武田塾の講師が、難関大の英語の難しいポイントを４つにまとめて紹介していこうと思います。
①単語・熟語のレベルが違う
まず一つ目として挙げられるのは、単語・熟語のレベルの高さです。
国公立や私立問わず、難しい大学は英文にある単語や熟語のレベルが全然違います。
どちらかというと私立のほうがその傾向は高いですが、医学部の単科大レベルになると単語が無茶苦茶なレベルで難しいことが多いです。
単語が難しい、とはターゲットやシステム英単語といったメジャーな単語帳には載っておらず、見たことも聞いたこともないような単語で、意味を類推することが必須になってくるようなことを言います。
その難しい単語を問題では知っている前提で聞いてくるので、ターゲットを完璧にしていれば読めるレベルの大学とはそこが圧倒的に違います。
（問題を作る側からすれば、簡単な単語を使って書いている文章を探すほうが難しいのですが）
なので、難関大の英語で高得点を狙うには人一倍の語彙力が必要になってくるのです。
そのためにも、ターゲットやシステム英単語を完璧にするのはもちろんのこと、鉄壁といった難しい単語が乗っている単語帳にも挑戦することが必要です。
そして、先ほど少し触れましたが、知らない単語が出てきても意味を文章から類推する能力というのも必要になります。
これは英語の総合的な力（単語・文法・構文解釈・長文など）が求められるので、日々の勉強の中で意識することで身に着けていきましょう。
②構文が長い
次に挙げられるポイントとして、『文章の区切りがなかなか来ない』という点があります。
難関大の英語の過去問を解いていると、よく
「いつまで続くんだ？」
「まだピリオド来ないぞ・・・？」
と感じることが多くあると思います。
英文のレベルが上がってくると、とにかく挿入句が増え、日本人の我々にとってはどこからどこまでが一分なのかが把握することが困難になってきます。
しかし、構文の観点からみると、国立よりも早慶のほうが圧倒的に難しいことのほうが多いです。
これは文章の出典を見ればわかるのですが、元となる学術書や雑誌、新聞といったものは、それの権威を保つためにも幼稚・稚拙な文章で書いてはいけないのです。
また、そもそもネイティブの人が読むことを前提として作られているので、その人が読むときの手ごたえや歯ごたえというのも必要になってきます。
すると自然と単語・構文のレベルが高くなってくるのです。
なので、早慶を筆頭とする英語が難しい大学は、表現や構文のレベルの高さにあった勉強が必要になるのです。
③問題の解い方
さらに、難関大の英語では文章の流れ通りに問題が来ないという点も特徴として挙げられます。
MARCHや日東駒専の英語では、文章をそのまま順番通りに読んでいくと、内容一致問題もその順番通りなので一緒に問題を解いていけば解き切ることができる場合が多いです。
しかし、早慶・国立レベルになると、問題の答えの根拠の位置がバラバラになってきます。
バラバラになってくると、問題をちゃんと読み込めていないと「この話どこでしてたか忘れた・・・」ということになってきます。
さらに、中堅校では大体の問題が「選択肢４～５個の中から１つ選ぶ」という問題形式が主流であるのに対し、難関校では選択肢が８個程度に増え、答えも１つではなく２つか３つあることも少なくありません。
特に最後の問題によくある「文章の内容として正しいものを選べ」系の問題でよく見られます。
この難しさというのは出題大学によって大きく関わってくるので、対策としては文章力を高めるというよりは過去問を解いて大学の傾向を掴むことが重要です。
④時間が足りない
最後に挙げられるのは時間が足りないことです。
ほかの科目と比べ、英語は「時間が足りない！」という声が出ることが多いです。
数学はある程度時間や難易度の目安をつけて解くことはさほど難しくはありませんが、英語は「この文章は簡単そうだ」と思って丁寧に読んでいたりするとすぐに時間が無くなってしまいます。
ここで必要となってくるのは、日々の問題演習で「この大問を～分以内に解く」という時間への意識をすることです。
その意識の中で、「この問題を解くのに時間がかかっているな」というのを自分で分析していきましょう。
英語の長文であれば速読力を鍛えよう、そのためには音読やシャドーイングをしよう、と分析します。
この自己分析はどの科目でも必要で、自分はこれができているかどうかがいわゆる「頭のいいひと」なんじゃないかな、と考えています。
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