こんにちは！
JR保土ヶ谷駅から徒歩5分、相鉄本線 西横浜駅・天王町駅から徒歩10分、
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！！
私立の最難関大学の二台巨頭
慶應義塾大学と早稲田大学は
ともに商学部を設置しています。
学生や受験界隈の中ではしばしば
慶應義塾大学商学部は慶商(けいしょう)、
早稲田大学商学部は早稲商(わせしょう)、
と訳されることがあります。
現在、慶應義塾大学商学部に通っている私が
自分の見解も踏まえた上で
両大学の商学部について
詳しく紹介していこうと思います！
入学試験の難易度
まずは、慶商と早稲商の両学部を
大学入試の難易度の観点から比較していこうと思います!!
外国語(英語)の試験
まずは、英語の入学試験の難易度から見ていきましょう。
慶應義塾大学商学部の英語
私が受験した2021年までは
「慶商の英語が早慶全体の学部で見てみても最も簡単だ」
というような年が続いていました。
しかし、2022年の入学試験では一気に英語の難易度が上がり
多くの受験生が苦しんでいたようです。
一部では森田鉄也ことモリテツ先生が
「慶應商学部の英語は楽勝！」と言いすぎたせいで
慶應商学部の教授陣を刺激しまったのではないか、と噂されています。
従来の慶應義塾大学商学部の英語の特徴は、
文法や穴埋めなどの短時間で処理することのできる問題が多く
英語が得意な人にとってはとても簡単でした。
また、長文問題の文章レベルもさほど高くはなく
きちんと読めば確実に正解できる出題がされていました。
早稲田大学商学部の英語
早稲田大学商学部の英語は
会話文の穴埋めが一題と
長文問題が四題出題されます。
長文問題ではTF問題(True or False すなわち正誤問題)が多く出題される上に
選択肢が似通っていて解き辛いです。
一方で近年の入試では英訳の問題があまり出題されなくなったため
対策は少し楽になったと言われています。
モリテツ先生の見解では
慶應義塾大学商学部よりも早稲田大学商学部の英語の方が依然として難しい
とのことでしたが、
中には慶商の英語の方が早稲商の英語の方が難しい
と感じている人も中には居るでしょう。
数学の試験
次に数学の入試問題の難易度を比較しましょう。
慶應義塾大学商学部の英語
慶應義塾大学商学部の数学は
めちゃくちゃ簡単です!!
特に私の受けた2021年の入試問題はとてつもなく簡単で
本番で余裕で満点を取ることができました。
英語の入試問題と同様に、
数学の入試問題もオーソドックスな問題が出題されます。
難しい発想を要求されることもなく、
一つ一つの小問が丁寧な誘導になっているため
しっかりとその誘導に乗っかれば
全ての問題を解くことができるはずです。
また出題される分野も限定的で
過去問を使ってしっかり演習を重ねれば
高得点を叩き出すことができるはずです。
早稲田大学商学部の数学
早稲田大学商学部の数学は
慶應義塾大学商学部の数学とは対照的に
めちゃくちゃ難しいです。
問題の難易度だけでいうのならば、
東京大学、京都大学、一橋大学などの名だたる国立大学の
文系数学の問題と比べてもても
頭ひとつ抜けて難しいと言えるでしょう。
中でも受験生の苦手とする整数の分野にまつわる問題は
例年難しいものばかり出題されており
満点をおろか7割を取るのでさえなかなか難しい試験になっています。
その他の科目の特徴
英語、数学以外の科目についても少しだけ見てみましょう。
社会
社会の問題に関しては双方とも極端に難しい問題が出題されるわけではありませんが、
若干早稲田大学商学部の方が慶應義塾大学商学部に比べてニッチな問題が出る印象があります。
国語、小論文
早稲田大学商学部では国語の試験がありますが、
慶應義塾大学商学部では国語の試験の代わりに
小論文テストという試験が実施されます。
早稲田大学商学部の国語の試験では、
現代文と古文だけではなく漢文も出題されます。
そのためきちんと句形や漢文の重要語句を身につけていかなくてはなりません。
他方で慶應義塾大学商学部の小論文テストは
独自の対策をしなくてはなりませんが、
国公立志望の受験生は小論文テストを使わずに
英語、社会、数学で受験するA方式を受けることができます。
慶應義塾大学商学部の大学生活
ここからは慶應義塾大学商学部の大学生活における学事について
実際に慶應の商学部に現在通っている私の見解を踏まえて話していこうと思います。
早稲田大学の商学部については
その内情をあまり私が存じ上げていないので
今回は割愛させていただきます。
まず、慶應義塾大学の日吉キャンパスに設置されている学部の中で
最も楽な学部が商学部です。
その楽さゆえに他学部からは『楽勝(商)学部』と揶揄されることがあります。
商学部生の中には、
指定校推薦で大学入試を経験せずに入学したものや
体育会に所属している内部生が多く在籍しています。
彼らに対する大学側の顧慮ゆえに
学事には力を入れずとも卒業にたどり着くことができます。
また、商学部は法学部や経済学部と違い人気が低く
高校時代成績の悪かった内部生が進学するため、
課題や定期試験は楽にこなせるものばかりで
他学部生と比べて勉強に費やさなくてはならない時間が著しく少ないと言えます。
勉強をせずに課外活動に力を入れてい方には
とてもオススメできる学部だと言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか!?
今回は慶應義塾大学商学部と早稲田大学商学部の
入学試験の問題の比較と
慶應義塾大学商学部の大学の学事について
実際に慶應義塾大学商学部に通う私が紹介しました。
どの科目の問題にしても
慶應商学部ではオーソックスな出題が多く
高得点を狙いやすい一方で、
早稲田商学部では
難しい問題が多く出題される傾向にあります。
ただし問題の難しさと合格の難易度は
必ずしも比例するとは限らないので
どちらの大学の商学部の方が合格しやすいとは言えません。
しかし、慶應商学部は学事の負担が少ないため
様々な課外活動をしたい方にはオススメです!!
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