こんにちは。武田塾日吉校です。
今週は、小学校から大学まで、入学式がある学校が多いと思います。
新生活のスタートで、いろいろ楽しみにしている人がいる一方、
今日は、もしかすると今こんなことで迷っている人がいるかもしれない、
というテーマを記事にします。
すべり止めだけ合格で、
大学受験で、現役生がいわゆるすべり止めだけ合格して、
入試後の手続きは終え、3月の末まで繰り上がり合格を待っていた。
でも、残念ながら繰り上がりがなくて、そのまま入学式に、
という人もいるでしょう。
受験勉強を始めるのが遅く、
調子が上がりそうな感じがした頃に受験が終了したため、
不完全燃焼感が強く、もう一度チャレンジしてみたい。
とはいえ、浪人してどの程度成績が上がるか不明で、
且つ、来年確実に第1志望に合格する保証はない。
浪人はなかなか大変とも聞くから、
このまま大学生になるのがいいかもしれない。
でも、・・・
入学して、
なんていう思いがあって、
大学生にはなってみたけど、でもこのままでは終われない。
といって、入学早々に退学して浪人という決断はなかなかハードルが高く、
それ以前に、そんなこと親が認めるとも思えない。
どうするか!?
そんな時、思い当たるのが、仮面浪人です。
大学生をしながら受験勉強をして、来年また受験する、です。
完全浪人より勉強時間が少なくなるので、
その分 学力的に不安がありますが、
大学生でもあるので、ダメだったときの保険があり、その点は安心です。
問題は、そもそも二重生活で成功するか、ですね。
3月の終わり以降、こんな悩みを抱えている人、いると思います。
さて、実際のところ、どうなのでしょうか。
今の段階で確認したいこと、
まず、入学した大学がどうかということは、最初に考えたいことです。
受験先はいろいろ調べて決めていると思いますが、
志望順位の高い方はそうでも、
いわゆるすべり止めまで念入りに調べた人は多くないでしょう。
受験を決めたのは偏差値とか、受験日程とか、ということも、
ふつうにあると思います。
思っていたよりよかった、その反対だった、
このままここで勉強して資格を狙う、大学院で他の大学に行く、
なども、まずは仮面浪人を考える前に考えることでしょう。
今の段階でお薦めしないこと
次に、仮面浪人するとして、
大学生活を中心に置き、空いた時間があったら受験勉強をする、
というタイプの仮面浪人は、お薦めできません。
今回の受験結果が×だったということは、今そのレベルにはないということです。
今より上を目指す受験生がそんな調子で勉強して、
いい結果を残すとは考えにくいです。
もし、そこそこ勉強していれば2回目は受かる、
といった緩い考えの人がいたら、考え直した方がいいです。
ある一定量の勉強は、受かるためじゃなくて、今の学力を維持するための勉強です。
そこにさらにプラスの勉強をして、学力をつけていくとなります。
大学を主、浪人を副とする仕方は、いずれにしてもお薦めできませんね。
大学生を副業に、どうやって?
4年間の必修単位、必要単位数、進級要件など、調べてみましょう。
進級要件に足りないと留年です。
大学によっては、ほぼ何も勉強しなくても4年まで上がり、
卒業ができない仕組みのところもあります。
一般教養課程から学部へ移る時だけ進級要件がある場合や、
毎年進級要件がある大学もあります。
また、文系学部に多いのですが、ふつうに勉強していれば、
3年半でほぼ卒業に必要な単位を取り終えることも少なくありません。
なので、例えば、運よく4年までは自動的に上がる仕組みであれば、
最初の1年を浪人に当てて ほぼゼロ単位、
来年の受験の結果でそのまま続けるとなったら残り3年間で追いつく、
という方法が可能です。
この場合、たぶん2年目からの切り替えが大事になりますが、
実質3年半のものを3年でするというのは、大学では可能なことです。
また、進級要件の緩い大学なら、
1年目を最小限の履修にして最大限の受験勉強をする、
という計画もあり得ますね。
これなら、浪人を主にできるかもしれません。
ですが、そうそう都合のいい制度ではないなら、
1年留年計画で再受験に臨む、でしょうか。
とにかく、勉強はかなりする前提です。
鉄の意志!
いろいろ方法を考えても、要は当人の意志が最も大事です。
心配なのは、やはり大学は楽しいですから、
浪人が本業で大学の勉強が副業と思っていても、
そこに「遊び」が入ってきてしまうことです。
仮面浪人が心配なのは、
一方で大学を見ていると、意志が緩む要因を作りがちだからです。
一番に考えることは、これですね。
それをクリアできるとなったら、次に、
今回の記事で挙げたことを参考にしてもらえればいいかと思います。
勉強のこと、受験のこと、迷っていたら、
また、何か、もう少し知りたいと思うことがあったら、
是非 一度武田塾日吉校にアクセスして下さい。
お待ちしています。
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