こんにちは。武田塾日吉校です。
高3生は共通テストの出願時期にもなり、受験が近くなってますね。
高2生は、まだ先のことと言えばそうですが、
それほど遠い将来のことではなく、徐々に迫っているといったころでしょう。
高1生も、早めに見据えておきましょう。
受験科目として、
英語はもちろん決定、現代文も必須、古文もほぼみんなあり、
ということは、はっきりしているのですが、社会は選択ですね。
政経を選ぶ人もいますが、多くの場合 世界史か日本史ですね。
で、今回は、どちらにしようか迷っている人に、ちょっとした お話です。
まあ、第一には関心が持てる方を選ぶのは、正当な選び方でしょう。
関心度合が低いものは、覚えようにも頭に入って来ません。
中学校までの知識を前提にするなら、
日本史の方が既に持っている知識が多い訳ですが、
高校での勉強の取り組み方、吸収量によって当然逆転はあります。
一方、関心度は同じぐらいでも、
例えば、どうにもカタカナ言葉が覚えられないという人は、
世界史は避けた方がいいでしょう。
馴染みがある方を取るのも重要です。
科目としての特徴は、
まず、日本史は、やはり日本のことなので、
世界史より身近で入りやすいと言えます。
且つ、歴史そのものが入り組んでいないので、理解の柱を作りやすいです。
この点、世界史は、昔より世界が身近になったとはいえ、
異国のことなのでそもそもが理解しにくいし、
主だった国や地域のそれぞれの歴史を見ていかないとならないので大変です。
しかも、革命あり、戦乱あり、対立ありで、
一体何でこんなことになるのか???ということがけっこうあります。
対して、日本史は1国だけということも もちろんですが、
日本史自体が単線的なので、流れの整理がしやすいでしょう。
じゃ、日本史がいいの?
ところが、日本史はとにかく細かいです。
世界史は世界の歴史を学ぶのに対し、
同程度の分量で1国だけのことを学習するわけですから、当然ではありますが、
入試問題を見ていても、そんなこと誰が知っているのか と思うようなことがあります。
世界史は、この点では概説を勉強するぐらいのものなので、
極端に深入りした内容がなく、
異国のことであっても その方が理解しやすいという人は確かにいます。
試験範囲も、わかりやすいですね。
細部を学ぶのが苦手と思うなら、日本史は避けた方がいいでしょう。
概説学習にも難点が、
○☓王が、・・・・年に、△▽をした。
こんな調子で無数の暗記をするのは、けっこう辛いものがありますね。
でも、もっと詳しく○☓王と当時の国情など背景を知れば、
▽△をするのも当然! と合点がいくことは少なからずあります。
このように、ことの繋がりや関連で歴史を理解するということを考えれば、
世界史はヨーロッパの主要国や中国を除けば、
簡単な概説だけの地域がけっこうあるので、単純な暗記が多くなり、
なかなか進めにくいかもしれません。
それなら、日本史がいいの?
結論を言うと、
関心度合に差がなく、現在の知識にもさほど差がなく、受験に有利なのは、
と考えるなら、日本史かもしれません。
但し、大学の勉強することは世界史の知識を前提にするようなものが多いので、
あとで役立つという点では、世界史ですね。
受験のこと、迷っていたら、
また、何か、もう少し知りたいと思うことがあったら、
是非 一度武田塾日吉校にアクセスして下さい。
お待ちしています。
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