こんにちは。武田塾日吉校です。
前回、主に浪人中の生活面のことを書きましたので、
今回は勉強面のことを記事にします。
自宅浪人
いわゆる宅浪です。
宅浪は、すべて自分、自分のみなので、勉強の面で不安があるのは、誰もが思うでしょう。
わからないことがあった時どうするか、
わかったとしても自己流の理解ではないのか、
そもそも何がわからないかわからない、
その前に何をするべきか わからない時どうするか、など、
考えていくと、どうしてもマイナス材料が多くなります。
私大文系なら、
でも、要は暗記だから、そんなにわからないことが連発するはずがない、
と考える人もいるでしょう。
確かに、世界史や日本史ならそういう面があり、
勉強時間や記憶量に比例して得点が伸びる科目なので、そう考えてもいいかもしれません。
英単語や古文単語も、これ自体は暗記なので、
どこで どう勉強しても、入試まで続く記憶になればいいでしょう。
しかし、記憶だけが勉強ではないし、記憶だけで点が上がるものではありません。
英語や現代文、古文、理系科目は記憶の上に理解を重ね、
なぜこういう答えになるかを正しい理解で習得する必要があります。
その上で さらに演習を重ね、実際に解けるようになっていくのです。
自己流の解釈理解
完全な宅浪が陥りがちで、且つ危ないのがこれでしょう。
特に私大文系の人は、受験も受験勉強もマーク式になるので、
正解したことでOKと思ってしまい、
そこに至る明確な理由根拠がないままに、または突き詰めないで、
自己流の理解や解法でよしとしている場合があります。
しかも、自己流が身につき出すと、
自己流ゆえに「ほんとにこれでいいの？」という反省が起こりにくく、
さらに外れた方向に向かうことも考えられます。
これは、宅浪生に限らず受験生全般にありがちなことですが、
特に宅浪生は注意ですね。
自己流の進め方・勉強法
このように、1つひとつの問題が自己流なのもよくないのですが、
勉強の進め方や取り組むものが自己流なのも、なかなか厄介です。
英語は単語だけ覚えればいい、
数学は○☓問題集の解法暗記、
社会は過去問を解きまくる、
など、様ざまな俗説があります。
おかしな進め方も、始めてすぐ気が付けばいいですが、
宅浪＋自己流でいると、なかなかそうもいかず、
かなり時間が経過してから、違うみたいだと感じ始めることがよくあるわけです。
わかった時にまた浪人、これだけは避けたいですね。
しかし、最大の問題は、
というわけで、勉強面に不安材料がある宅浪ですが、
これに加えて、最大の不安要因は、勉強面よりもむしろ生活面ではないでしょうか。
家にいて、１年間しっかり勉強できるのかという不安です。
生活面のことは前に記事にしましたが、
やはり毎日の日課を作り、そこに勉強を組み込むことが肝心です。
まずは、勉強することが前提です。
その最初の１歩がなければ、何もないのです。
自由が
自由にのびのび勉強して真の学力を身につける、
小学生から大学生まで、本来はこれがいいのだと思います。
自由である方が勉強ができる人は、宅浪でいいと思います。
でも、実際にそういう人は少数派、
自由が好きな人も、浪人中は自由を制限して、
無理にでも勉強しなければならない環境を作ることをお薦めしたいです。
結論は、多くの人は塾や予備校に通って勉強する方がいいでしょう、です。
もっと知りたい思ったら、武田塾日吉校に お越し下さい。
お持ちしています。
詳しい情報は、受験相談をお申し込み下さい。
★武田塾日吉校★
住所：〒223-0062
横浜市港北区日吉本町1-17-27 TWINSビル304
TEL：045-620-6416
Email：hiyoshi@takeda.tv
URL：https://www.takeda.tv/hiyoshi/
