皆様こんにちは!武田塾ひたち野うしく校です。
参考書を選ぶ際に、自分のレベルに合ったものを選ぶことが重要です。
特に苦手な科目に関しては、適切なレベルの参考書を選ばないと、学習効果が得られず、成績が低下してしまう可能性があります。
そこで今回は「まずはここから!基礎固めにオススメする参考書(英数国)」と題し
当塾ベテラン講師がお勧めする基礎固めに役立つ参考書をご紹介いたします!
数学
数学の参考書や問題集は解説が少ないことが多く、自分で勉強するときに困った経験はありませんか?
今回は数学を基礎から勉強したい方や、最初から学び始める方に向けた参考書を紹介していこうと思います。
「やさしい高校数学」(学研)
解説が非常に丁寧で理解しやすく、会話形式なので数学が苦手な方にも読みやすい参考書です。
学校の定期試験や共通テストによく出るような問題を扱っているため、初学者には必見の参考書です。
しかし、ページ数が多く、1周するのに時間がかかります(ⅠAは約600P、ⅡBは約900P)。
毎日の持ち運びにもあまり向いていません。
「入門問題精講」(旺文社)
必要事項が簡潔に書かれており理解しやすい参考書です。
また内容が手短にまとめられているので1周するのに時間があまりかかりません(ⅠAは約300P、ⅡBは約400P)。
しかし、文章表現が少し硬いため、人によっては読み辛い印象を受けるかもしれません。
時間をかけてでも基礎からしっかりと数学を学びたい方には「やさしい高校数学」を、数学に苦手意識があまりなく、手早く基礎を終わらせたい方には「入門問題精講」をオススメします。
英語
イチから英語を学ぶ方は、まず単語と文法を覚える必要があります。
初学者にオススメする英単語の参考書は「ターゲット1900」または「システム英単語」で、
英文法の参考書は「肘井のゼロから英文法」または「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」です。
「ターゲット1900」(旺文社) or 「システム英単語」(駿台文庫)
これらは大学受験に必須となる基本的な英単語が約2000語収録されており、音声も付属しているため、リスニングの学習にも使うことができます。
また、類語や例文も記載されているので、どのような場面で単語が使われるのかが理解しやすいです。
これらの単語帳自体に大きな差はないので好みで選ぶと良いと思います。
まずは赤字で書かれている単語の意味を覚えましょう。
「肘井のゼロから英文法」(KADOKAWA)or「大岩のいちばんはじめの英文法」(東進ブックス)
どちらも図や表が多く、カラフルで読みやすいので基礎的な文法をしっかりと理解することができます。
こちらの参考書も大きな差はないので好みで選ぶと良いと思います。
文法を覚えた後は各章の終わりにある練習問題を解いて、アウトプットをしましょう。
国語
「田村のやさしく語る現代文」(代々木ライブラリー)
この参考書を解くと、複雑かつ分量のある現代文を解読する力がつきます。
文章の転換点となる重要な要素、例えば助詞や接続詞、指示語などに焦点を当てたり
本文の中で一番重要な要素を見極めるための方法も学ぶことができます。
また、問題集が別冊に付いているので使いやすく、理論を学んだ後に実践で応用することで、より高いレベルの読解力が身につきます。
この参考書は、難関大学レベルにも対応できるように、基礎から応用まで幅広い内容をカバーしています。
したがって、基礎から着実にスキルを身につけたい人にとってとても使いやすい1冊となるでしょう。
「新・ゴロゴ古文単語」(スタディカンパニー)
古文単語を覚えるのにおすすめの単語帳です。
古文は外国語の勉強と同じで、まず古語の意味がわからなければ問題は解けません。
でも、現代の意味と正反対の意味もあったりして、日本語とは言え苦戦するのが古語単語の暗記です。
しかしこの参考書は、語呂合わせを活用した独自のコンセプトで構成されており、古文の単語を効果的に記憶できるよう工夫されており、古文の単語を覚えることが難しいと感じる人でも、この語呂合わせを利用すれば、印象に残りやすく効率的に暗記できるでしょう。(結構強烈な語呂合わせなので一度覚えたら忘れられなくなるかも!)
自力で単語を覚えようとしてもうまくいかなかった人は、「新・古文単語ゴロゴ」の語呂合わせによる暗記法を試してみることをおすすめします。
「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」(河合出版)
この参考書は「古典文法を短期間で習得する」というコンセプトを掲げているので、きちんと習得すれば古文の読解能力が身につけられます。
この参考書では、一つ一つの文法を詳細に解説するのではなく、問題演習を通じて問題に慣れていくという形式を取っています。これにより、学んだ知識を実践に即してアウトプットするスキルを養うことができます。
古文を初めて勉強する方や、苦手な方にもわかるよう細かな解説がついているので、つまずきにくい構成になっています。よって古文に対する苦手意識がある方には特におすすめです。
「漢文早覚え速答法 パワーアップ版」(学研)
漢文が苦手な人でも取り組みやすいコンパクトな内容で、この参考書をしっかり取り組めば高得点を狙える実力が身につきます。
漢文の解読には、まず基礎知識が欠かせません。句形の意味や漢字の読み方、そして送り仮名の付け方などを理解しなければ、正しい答えを導き出すことが難しくなります。
見慣れない句形や漢字が多く出てくるため、多くの暗記が必要だと感じるかもしれませんが、実際には「漢文早覚え速答法 パワーアップ版」で紹介されている基本的な句形はたったの10個です。
この参考書では、「いがよみ公式」として知られるこれらの句形を1つずつ演習することで、漢字の部分以外の読み方に焦点を当てつつ、入試で出題されやすいポイントを押さえることができます。
10個の「いがよみ公式」を覚えたら、それに加えて必要な漢字も覚えましょう。
「コレだけ漢字92」では、入試に必要な必要最小限の漢字がピックアップされているので、それらの形を見て意味を理解することで、得点が取れるようになります。
まとめ
基礎固めに最適な参考書をご紹介しましたがいかがですか?
自分の学力に合った参考書を選ぶことで、学習の効率性や成果が格段に上がります。
もし、自分にどの参考書が合うのかわからない方は、ぜひ武田塾の受験相談へお申し込みください!
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