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【大学合格後】入学金や学費の振込は大丈夫?大学入学手続きについて

皆様こんにちは!武田塾ひたち野うしく校です。

私立大学に合格された皆様、おめでとうございます!

そしてまず最初にすべきことは… 入学金の支払いです!

当然ですが、「合格発表=大学入学」ではなく、「入学の手続きをする=入学の意思を大学側に伝えた」段階で、初めて入学が確定します。

つまり入学金を支払わなければ入学する権利を放棄することになってしまうのです。

入学手続きは比較的早い段階で締め切りになります。

特に共通テスト利用形式は締め切りが最も早く設定されています。

つまり国立大学を受験する方はもちろん、私立大学でもまだ入試が終わっていない時点で手続きの締め切りがあるのです。

そのような慌ただしい状況下で「入金するの忘れてしまった」というとにならないように、今日は入学手続きについて詳しくお伝えしたいと思います。

 

合格発表

合格発表の方法

数年前までは掲示板へ貼り出しや、書面で発行され簡易書留や宅急便で合否通知が送付されてましたが、近年ではその発行も行わず、Web上で発行されるものだけとなる場合も多いようです。

 

合格通知書

合格通知書もこれまでは書面で発行され、簡易書留や宅急便で送付されることが一般的でしたが、最近ではそのような発送を行わず、Web上で発行される場合も増えています。

書面での発行が行われる場合は、再発行が受け付けられないことがありますので大切に保管してください。

 

入学手続き書類

合格証明書と同時に発送されるのが入学手続き書類です。

こちらもWebで発行される場合が多いため、合格発表日には必ず確認をしましょう。

入学手続きが完了しないと入学が取り消されます。

このような事態を避けるためには、書類にしっかり目を通し、締切日や必要書類などを確認してください。

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学費納入

納入金

学費を指定口座に振り込む必要があります。

入学金 初年度授業料等
約20万円~30万円 半期分(約60万~100万)

支払方法

支払い方法には一括方式と分割方式があります。

入学金は一度納入すると、入学辞退をしても戻ってこないため、支払うべきかどうか慎重に検討した上で振り込む必要があります。

 

一括方式

入学金と初年度授業料(半期分)を1回で支払います。

この方式は、入学する意思が強い方におすすめです。一度に全額を納入するため、支払いを忘れる心配がなく、安心して手続きを進めることができます。

 

分割方式

入学金と初年度授業料(半期分)の支払い締め切りが別々であり、最初に入学金を支払い、次の締切日までに初年度授業料を支払います。

この方式は、第一志望が別の大学の方や他の学部を併願している方におすすめです。

他の合否が出るまで入学するかどうかを検討することができます。

 

一度支払った入学金は返還されない

入学金を支払っても、入学辞退は可能ですが、入学金は返還されません。

例えば、私立3校と国立1校を受験し、全て合格した場合を考えてみましょう。

合格発表日 入学金締切日 志望順位 大学名 入金
2/10 2/18 第4志望 D大学 不要
2/18 2/23 第3志望 C大学 必要
2/24 3/1 第2志望 B大学 必要
3/8 3/13 第1志望 A大学 必要

各大学の入学金を30万円として計算してみます。

この状況では、C大学に合格が確定しているため、D大学には支払う必要はありません。ただし、B大学の合否がまだ確定していないため、C大学の入金期限が先に来てしまいます。そのため、C大学には一時的に入金する必要があります。

もしも「B大学には絶対に合格している」という確信がある場合、C大学への入金は回避できます。

ただし、不測の事態や結果がわからない場合は、「念のためC大学にも一時的に入金しておこう」となりますよね。

合否がが確定するまで慎重に判断し、必要な手続きを進めることが重要です。

 

実際の支払金額は?

第一志望のA大学にも合格しました!

そうなると

C大学 25万円

B大学 25万円

A大学 25万円

と入学金だけで75万円も支払うことになり、そのうちB大学とC大学の50万円は無駄になってしまいます。

このような事態を避けるため、複数の大学に出願する際には各大学の以下の情報をしっかりとチェックし、滑り止めの大学に入学金を支払わなくても済むようなスケジュールを立てましょう。

 

出願の際に気をつけること

  • 合格発表日
  • 入学金締切日

これらの情報を確認することで、複数の大学からの合格通知があった場合に、適切なタイミングで入学手続きを進めることができます。滑り止めとして選んだ大学に対しては、他の大学の合格通知が確定するまで入金を先延ばしできるスケジュールであるか慎重に計画を立てましょう。

 

出願テクニック

私立大学では、様々な出願方式が存在します。

  • 共通テスト利用方式
  • 大学独自の個別試験
  • 共通テストと個別試験の組み合わせ
  • 英語利用方式
  • 全学部方式 

それぞれの方式には異なる試験日、合格発表日、入学金納入締切日が設定されています。

出願方式の変更によって入金締め切りを調整しやすくなります。

例えば、共通テスト利用方式と大学独自の個別試験を組み合わせた場合、共通テストの結果発表後に個別試験の日程があります。これにより、共通テストの結果がとてもよければ個別試験の入金はせずに済む場合もあります。

締め切りの調整を考え、自身の状況や志望度に応じて最適な出願方式を選ぶことが重要です。

 

学費返納制度

一般的に入学金は返還されませんが、授業料などについては入学辞退の申請をすれば全額返還される場合がありますので所定の手続きを忘れずに行いましょう。

 

授業料は国公立大後期発表まで延納

国公立大学が第一志望で私立大学を滑り止めにしている場合、私立大学の入学金は支払う必要がありますが、事前に申請をすれば初年度授業料などは国公立大学の後期日程の合格発表後まで納入を待ってくれる延納システムがあります。この制度を活用することで、確実な進学先が決まるまで安心して手続きを進めることができます。

 

入学手続き

入学手続きに必要な書類

学費の振り込みだけでなく、入学するために必要な書類を提出する必要があります。

各大学により求められている書類は異なりますが、一般的には以下が必要となります。

  • 大学指定の入学手続き関係書類
  • 出身学校の卒業証明書または高等学校卒業程度認定試験合格証明書
  • 住民票や住民票記載事項証明書
  • 預金口座振替依頼書、自動払い込受付通知書
  • 大学入試センター試験受験票(国立大学はもちろん、共通テスト利用で合格した私立大学でも必要となる)

住民票の取得や卒業証明書の入手には時間がかかる場合がありますので、十分な余裕をもって準備を始めましょう。

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まとめ

大学の入学手続きは予想以上に手間がかかることがあり大変ですが、学費の納入や書類提出など、期日までにきちんと行わないと入学が取り消される可能性があります。そのため、慎重に注意を払って手続きを進めましょう。

 

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