皆様こんにちは!武田塾ひたち野うしく校です。
お子様の進路を考える上で重要なのが三者面談。
しかしながらいざ学校の先生を前にすると
「緊張しちゃって言いたいこと言えなかった」
「子供と意見が食い違って喧嘩になった」
「質問することを忘れてしまった」
「子供と意見が食い違ってしまった」
「ラフな格好で行ったらちょっと浮いてしまった」
など、様々なアクシデントが起こることも。
それらの経験から三者面談に行くのが不安となり「今回はパパに行ってもらおう」なんてママもいらっしゃるとか。
三者面談は学校の先生、お子様、保護者様が集まり、
・お子様が学校生活をどのように過ごしているのか
・家庭での生活の様子
・今後の進路について
などを話し合う場で、所要時間は約15〜20分程度です。
三者面談をうまく活用し、学校生活や進路に関する情報を共有することでお子様の成長をサポートしていきましょう!
三者面談の目的は?
三者面談の目的は
・保護者様と学校の先生がお子様の普段の様子を理解し合うこと
・お子様自身が進路や学業に対してどのような考えを持っているのか、そしてそれに対して保護者と学校がどのように支援するか
を確認することです。
また、普段顔を合わせる機会がないのでこの場を通じて保護者様と学校が距離を縮め、より良い協力関係を築くとよいでしょう。
三者面談の準備は?
1.持ち物
・スリッパ ・筆記用具 ・メモ帳 ・クリアファイル
スリッパは学校からも借りられないとストッキングで廊下を歩かなくてはいけません。そうなると大変なので必ず忘れずに持っていきましょう。またクリアファイルは、先生から配布される資料を入れるのに役立ちます。
2.お子様との対話
まずはじめに、お子様がどのような意見を持っているのかしっかりと把握することが重要となります。そのためにお子様とご家族で進路や学校生活について話し合いましょう。
ここで重要なのは、お子様の意見をまず第一に尊重することです。お父様、お母様にもご意見はあるかと思いますが、まずはお子様の考えを否定せずに聞いてあげてください。
3.受験制度の確認
受験制度の把握や最新の入試情報をチェックしましょう。特に茨城県の受験制度は複雑なのでよく読み、「先生の言っていることがわからなかった」などということがないようにしましょう。
また入試制度は数年も経てば変更されますので、「上のお子様で経験したから大丈夫!」などと思わずにしっかり確認をしておきましょう。そうすれば面談のときにはスムーズに話し合いに参加できます。
4.質問をメモしておく
面談は通常15~20分ですが、最初の方は先生のお話を伺う時間帯となりますので質問する時間はあまりありません。頭の中で質問を考えていたとしてもその場で忘れてしまうこともあるので、疑問に思っていることは必ず書き留めておき、時間を有効に活用しましょう。
5.服装
清潔感のあるオフィスカジュアルが無難です。カジュアルすぎず、かといってフォーマルすぎずというスタイルが好まれます。また露出が多かったり、派手な色合い、奇抜なデザインのものは避けたほうがよいでしょう。
男性:スーツやジャケット
女性:ブラウスやカットソーの上にジャケットを着用
学年ごとの三者面談の内容
中学1年生:学校生活について
中学1年生の三者面談では、学校生活への適応や基本的な学習状況が中心となります。
学校生活の適応
お子様が中学校に適応しているかどうかを確認します。友人関係やクラス内での様子、部活動、委員会活動や生活態度などが話題になることがあります。
学習指導
まだ中学校のカリキュラムに慣れている段階なので、成績は完璧である必要はありません。ただし、基本的な学習態度や課題提出などが順調かどうか確認されることがあります。
進路指導
これからの進路について、お子様がどのような希望を持っているか、将来の夢、関心のある分野について話し合われることがあります。
中学2年生:希望する進路について
中学2年生の三者面談では、中学校生活における学習状況や進路についての基本的な方針が話し合われます。
学習指導
1年生からの成績の推移や学習態度、宿題の提出状況などが確認されます。特に、進学先の選定や進路に向けた基盤が築かれる重要な時期なので、学習習慣を定着させるために学校と保護者様、2方向からのサポートが不可欠となります。
進路指導
お子様が中学3年生に進むにあたって、どのような進路を考えているのかについて話し合われます。将来の志望校や進学先の方向性などを確認します。
中学3年生:志望校選定等受験について
中学3年生の三者面談では、志望校決定に関する話題が中心となります。
志望校の確定と方針の確認
お子様が志望する高校や進学先がほぼ決まっているかどうかを確認します。
保護者や子どもの意向を尊重しつつ、具体的な志望校について話し合い、最終的な決定を確認します。
もし、現時点で自分のと成績よりもかなり偏差値の高い高校を志望しているようなら、志望校変更を促される場合もあります。でもどうしてもその高校に行きたいのなら、万が一落ちたときはどうするのか?ということを聞かれると思うのでその場合の返答もお子様と話し合っておく必要があります。
受験勉強に関する話題
志望校に向けた受験準備の進捗状況や予定について話し合います。
志望校の選定や進路プラン、受験のスケジュールなどについて、保護者や学校の先生と協力して話し合い、子どものサポートを行う機会となります。内申点の状況や成績、学力向上のためのサポート方法についてもお話があるでしょう。また学習塾に通っているかどうかも聞かれ、「志望校について塾の先生はどのように言っているか」と聞かれることもありますので、予め塾の先生の意見も聞いておくとよいでしょう。
まとめ
三者面談は保護者様、お子様、学校の先生の三者が共に協力してお子様の成長をサポートする重要な機会です。
また普段は反抗期真っ盛りで口もきかないといったお子様の、学校での様子を知るまたとないチャンス!
この機会に先生ともよりよい関係を築き、ご両親と先生でお子様をフルサポートできるとよいですね!