皆様こんにちは!武田塾ひたち野うしく校です。
新年度最初の定期テストが5月に行なわれると思いますが、皆様、準備していますか?
「部活で忙しくて勉強する時間がない」と嘆いているあなた、
確かに部活動は試合があったりして忙しいのはわかります。
でもだからといって勉強をサボる口実にはなりません!
なぜなら学年が変わったタイミング=成績をUPさせるチャンスだからです!
なぜ新学年になったこの時期に成績が上がるの?
成績が上がる理由
<その1> その後の目標設定が高くなり自然と勉強をがんばるようになる
新学年に進級するということは、前学年の成績は一度リセットとなります。
つまり「心機一転」という言葉があるように、新年度のはじめは気持ちを切り替えるのに一番よいタイミングなのです。よって最初の定期テストで高得点を取れれば、「この成績を維持しようと次もがんばろう」という気持ちになります。
よい成績をとったら「きちんと勉強すればできる」という自信につながり、「次のテストもがんばろう!」という気持ちになれますよね。
逆に最初から成績が悪いと、やる気が一気に削がれてしまいます。
一度よい成績をとるとこの順位を下げたくないと思うもの。すると次からは自然と机に向かう時間が増えるはずです。
<その2> 周囲から期待されると成績が上がる
テスト返却をする際、高得点者は名前を呼ばれることがあります。また私立中学などでは順位が公表される学校も多いようです。そこで上位者として発表されると保護者様はもちろん、学校の先生や友達もあなたを見る目が変わります。
勉強ができる子には「勉強教えて」「説明がわかりやすいね!」と自然とクラスメイトが頼ってきます。
すると「次に聞かれたときにわからないなんて言えない」と考え、いつ質問されてもよいように自然と勉強するようになりますよね。
このように、他者からの期待というのは本当に侮れません。これは「ピグマリオン効果」という心理効果で、他者からの期待を受けることでその期待に沿った成果(成績)を出すことができるというものです。
学年別 定期テストの重要性
新中学1年生
新中学1年生は、全員スタートラインは同じです。また最初の定期テストでよい結果を出した人はそのまま3年間上位をキープする傾向があるようです。つまりここでよい結果を出せば、そのままの順位を中学3年生までキープできるということです!
逆に、最初の定期テストでつまづくとその後も思うように成績は上がらず、そのままの挽回できず下位で受験を迎えることになる可能性も高いということです。
中学1年生の最初のテストは比較的簡単な問題なのでしっかりと準備をすれば平均点は確実に取れるでしょう。
最初の定期テストがその後3年間をきめると言っても過言ではありません。新中学1年生のみなさんは、よいスタートを切ってその後の3年間のやる気UPにつなげましょう!
新中学2年生
新中学2年生の成績が低迷する理由は
・部活動の練習もハードになり、なかなか勉強する時間がとれない
・1年生のときにはわかりやすかった授業も2年生になると難しくなった
・わからないものを放置するようになった
・少テストをしっかり勉強しなくなった
などが考えられます。
そんな中で定期テストを迎えると、結果は散々なものになってしまいます。
中学1年生のときによい点数が取れていた人も、2年生で油断をしてしまうとあっという間に順位は下がってしまうでしょう。そしてそれらが積み重なると「勉強なんてしなくていいや」という状態になってしまうのです。
中学2年生の内容は高校受験でも出題される範囲が多いのでここで気を抜かずしっかりと勉強をしましょう。
新中学3年生
新中学3年生の定期テストは、高校受験につながるため重要な位置づけとなります。もし中学1~2年生の内申点があまりよくなくても、3年生で高成績を取れば挽回は可能です!しかしここで手を抜いてしまうと、志望校を決める段階で先生から「あなたの成績では無理だからランクを下げなさい」と言われてしまうことも。
もちろん内申点のためだけではありません。高校入試には中学3年生の範囲からたくさん出題されるので、日々の授業が直接入試に関係しているという意識で授業に取り組んでください。
勉強やる気度チェック
□勉強を開始するまで、とにかく時間がかかる □勉強しているつもりではあるが、実際は捗っていない □「部活が忙しいから勉強できない」と言い訳をする □やる気がおきない □集中力がない □「ちょっと休憩」のはずが30分以上遊んでしまう □スマホを机のそばに置いている □ノートをきれいに書くことに集中している |
この中で3つ以上チェックがつく場合は要注意なので今すぐ改善したほうがよいでしょう。
勉強は誰でもやりたくありません。遊びたい。でもやらないといけない。
ではどうするのか?
さっさと終わらせて遊んでしまえばいいのです。
ダラダラやると机の前に座る時間が長引くばかりでいいことなんて一つもありません。
それなら効率よく勉強をして、空いた時間を遊びに使ったほうがよいですよね!
効率的な勉強をするために
1⃣勉強に集中できる環境をつくる 2⃣勉強計画を立てる 3⃣授業をフル活用する |
1⃣勉強に集中できる環境をつくる
・スマホはリビングに置く
・タイマーを2つ用意し、「50分用(勉強時間)」「10分用(休憩時間)」ときっちり時間でわける
・「ご飯が用意されるまでの時間」「お風呂に入るまでの時間」等、スキマ時間をうまく活用する
・自分の部屋だとつい遊んでしまいがちな場合は、リビングで勉強をする
2⃣勉強計画を立てる
定期テスト対策で一番重要なのは計画を立てることです。テスト範囲はそれなりに広いので、きちんと計画的に進めないと全く手がつけられない科目も出てきてしまいかねません。
勉強計画を立てるとき
①内容を理解する ↓ ②知識を定着させる ↓ ③苦手分野を集中して学習する |
①内容を理解する
まず最初に、内容がしっかりと頭に入っているかどうかを確認します。例題的な問題を解いてみてスラスラ解けるようであればOKですし、そこでつまづくようでしたら解説をしっかりと読んで理解に努めましょう。
②知識を定着させる
内容が理解できたら、問題をたくさん解きましょう。難易度が簡単なものから徐々に難しくしていき、応用問題にも挑戦しましょう。また一度で解けなかった問題にはチェック印をし、解説をよく読んだあと、2日ほどおいてからまた解きましょう。
③苦手分野を集中して学習する
解けなかったチェック印の中でも「まったくわからなかった」問題については、さらなる演習が必要となります。別の問題集を用意して、いろいろなパターンの問題に慣れておきましょう。
3⃣授業をフル活用する
部活が忙しくて勉強できないという人がいるが、授業中まで部活をしているわけではありません。
つまり、授業中をいかに有効に利用するかが勉強時間の削減と成績UPのカギとなるのです。
「授業中に全てを理解するつもりで真剣に聞く」 →授業中で理解できれば後々の勉強時間が減る 「授業中、疑問に思ったこと、わかりにくかったことは付箋を貼りメモしておく」 →わからないところをピンポイントで復習できるので時間が省ける 「ノートはきれいに書きすぎない」 →きれいに書くことに専念するあまり、内容が頭に入っていない場合が多い |
これらのことに気をつけて授業を受ければ、部活動との両立は可能になります。
まとめ
一人で勉強計画を立てるのが難しければ保護者様と相談してもよいでしょう。
また武田塾ではプロの講師が効率のよく勉強を進めるお手伝いをさせていただいておりますので、勉強でお悩みの方はぜひ一度受験相談にいらしてください。
新学期はやる気を引き出すチャンスです!
最初のテストでよい成績を取ったらその後も上位をキープできるので、ぜひともがんばってほしいです!!