皆様こんにちは!武田塾ひたち野うしく校です。
今日は前回に引き続き、東京理科大学の入試結果について詳しくお伝えしたいと思います。
B方式
大学独自の入学試験です。
受験科目
「英語100点」「数学100点」「理科100点(1科目)」
倍率
<理学部第一部>
数学3.4 , 物理3.1 , 化学3.2 , 応用数学3.4 , 応用物理2.5 , 応用化学3.0
<工学部>
建築4.3 , 工業化学2.3 , 電気工3.5 , 情報工4.9 , 機械工3.1
<薬学部>
薬学3.6 , 生命創薬科学2.7
<理工学部>
数学2.5 , 物理2.2 , 情報科学 3.9, 応用生物科学2.0
建築4.5 , 先端化学2.3 , 電気電子情報工3.1 , 経営工2.6 , 機械工3.2 , 土木工3.2
<先進工学部>
電子システム工3.3 , マテリアル創成工3.0 , 生命システム工2.5
<経営学部>
経営3.1 , ビジネスエコノミクス3.4 , 国際デザイン経営2.0
倍率の低い学科
各学部により試験問題が違い、また理科の選択科目も違うので単純に比較はできませんが、結果だけをみると以下のようになりました。
1.理工学部 応用生物科学科 2.0倍 (206/300点)(合格最低点)
2.経営学部 国際デザイン経営学科 2.0倍 (240/300点)
倍率の高い学科
1.工学部 情報工学科 4.9倍 (212/300点)
2.理工学部 情報科学科 3.9倍 231/300点
C方式
「大学入試共通テスト」と理科大独自の入学試験を併用します。
受験科目
・共通テストを利用する科目
「外国語100点」
英語(リーディング100点→150点満点、リスニング100点→50点満点に換算し合計して200点満点とし、それを100点満点とする)
「国語200点」
200点を100点に換算します。
・大学独自の試験
「数学150点」
「理科150点」
※理学部第一部数学科、理工学部数学科、経営学部は数学のみの受験も可能です。
募集人数
ほとんどの学科が10名です。
倍率
<理学部第一部>
数学4.0 , 物理6.3 , 化学3.0 , 応用数学3.9 , 応用物理3.7, 応用化学4.0
<工学部>
建築4.9 , 工業化学2.5 , 電気工3.1 , 情報工6.9 , 機械工2.6
<薬学部>
薬学6.7 , 生命創薬科学4.5
<理工学部>
数学3.7 , 物理3.9 , 情報科学 4.5, 応用生物科学4.6 ,
建築4.0 , 先端化学3.3 , 電気電子情報工5.9 ,経営工2.6, 機械工4.2 , 土木工3.0
<先進工学部>
電子システム工3.9 , マテリアル創成工9.7 , 生命システム工4.7
<経営学部>
経営3.7, ビジネスエコノミクス3.1, 国際デザイン経営2.8
倍率の低い学科
1.工学部 工業化学科 2.5倍(371/500点)(合格最低点)
2.工学部 機械工学科 2.6倍(381/500点)
理工学部 経営工学科 2.6倍(384/500点)
倍率の高い学科
1.工学部 情報工学科 6.9倍 (425/300点)
2.薬学部 薬学科 6.7倍 (413/300点)
グローバル方式
英語の資格・検定試験のスコアを出願資格とし、大学独自の入学試験を行います。スコアに応じて得点が加算されます。
加点について
ここでは多くの人が受験すると思われる英検について詳しく記載しますが、GTECやTEAPなどのスコアも使用可能です。
英検(スコア)※級は問わない
1400-1699 0点
1700-1949 +10点
1950-2299 +15点
2300-2599 +20点
2600-3299 +22点
3300-3400 +25点
英検の級とスコア
3級 1456-2200
準2級 1728-2400
2級 1980-2600
準1級 2304-3000
1級 2630-3400
準2級でも2400に近ければ+20点の加点がもらえます。
逆に2級でも2299以下であれば+15点となってしまいます。
受験科目
〇大学独自の試験(325点満点)
「数学150点」
「理科150点」
※理学部第一部数学科、理工学部数学科、経営学部は数学のみの受験も可能です。
募集人数
ほとんどの学科が5名です。
しかし、実際の合格者人数は10名~20名と定員よりも多く取っています。
倍率
<理学部第一部>
数学5.0 , 物理4.0 , 化学3.1 , 応用数学5.6 , 応用物理3.2 , 応用化学3.8
<工学部>
建築4.8, 工業化学3.0 , 電気工6.3 , 情報工6.6 , 機械工5.0
<薬学部>
薬学5.2 , 生命創薬科学3.1
<理工学部>
数学4.2 , 物理3.1 , 情報科学 8.4, 応用生物科学3.5 ,
建築6.2 , 先端化学3.1, 電気電子情報工7.1 , 経営工3.5 , 機械工3.6 , 土木工5.6
<先進工学部>
電子システム工3.2 , マテリアル創成工4.8 , 生命システム工6.3
<経営学部>
経営4.4 , ビジネスエコノミクス5.0 , 国際デザイン経営1.7
倍率の低い学科
1.経営学部 国際デザイン経営学科 1.7倍 (220/325点)(合格最低点)
2.工学部 工業化学科 3.0倍 (255/325点)
倍率の高い学科
2.理工学部 情報科学科 8.4倍 (276/325点)
1.工学部 情報工学科 6.6倍 (281/325点)
受験するメリット
・数学、理科は得意だけど英語が苦手という人
・英検3級でスコアが低くても受験できる(加点はつかない)
・英検3級でも高得点であれば+15点加点される
・英検2級あれば+15点加点
・学部を超えて2学科まで併願できる(グローバル方式との併用は不可)
・日程が遅いので、A方式やB方式で受かった人は受験しに来ない
➡受けに来ている人はA方式やB方式で受からなかった人
=とびぬけて成績のいい人は受けに来ないので受かるチャンスは高い!
まとめ
2022年大学入試の結果をまとめてみましたがいかがでしょうか。
・情報系の学科が人気で、倍率が高くなっている
・去年比較的入りやすかった土木工学科は、今年は他学科と同じくらいの倍率になった
・英検3級以上持っている人は、グローバル方式も受験することをおススメ!
難関校に分類される東京理科大学ですが
〇A方式(1学科)
〇B方式(同学部で2学科)×2~3日
〇C方式もしくはグローバル方式(学部の枠を越えて2学科)
とかなりチャレンジできます。
また数学・理科が得意な方は新しく加わったS方式での入試方式もありますので、本当に行きたい方は(受験料はかさみますが)ぜひ色々な方式で申し込みをされることをおすすめします!