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【高校1年生】「高1を制す者が受験を制す」は本当?!

皆様こんにちは!武田塾ひたち野うしく校です。

「高1を制す者が大学受験を制す」

という言葉を聞いたことはありますか?

これにはきちんとした理由があるのをご存じでしょうか?

いきなり「受験生」にはなれません

本格的に受験勉強をし始めるのは、高校2年生の1月と言われています。しかしその時が来たからといっていきなり「受験生」になれるわけではありません。

高校1年生からしたら2年生の1月なんてまだ遠い先のことのように思われるかもしれませんが、今からしっかりと準備をして、その土台作りをしておきましょう。

 

文型・理系を決めるのは苦手科目じゃない!

皆さんはどのように進路を選択しようと思っていますか?

おそらく一番多いのは「数学が苦手だから文系」という意見ではないでしょうか?

でもちょっと考えてみてください。でもそんなことで将来を決めてしまってもよいのでしょうか?

 

進路は苦手科目で決めるのもではない

あの科目が苦手だから文系、なのではなく、やりたい学問、仕事があるから文系というふうに決めないと、将来の選択肢が狭まり後悔することになります。自分がどんなことに興味があるのかよく考え、時にはご両親と相談をして自分の将来を見つめ直してください。

 

高校1年生の夏に決めよう

なぜ夏なのかというと、この時期にオープンキャンパスが開催されるからです。ここ数年はコロナ禍の影響で対面での開催は控えられておりましたが、WEBでも大学の雰囲気はわかりますし、今年は人数制限はあるかもしれませんが対面で実施する大学が増えるかもしれません。

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自分の興味のある分野だけではなく幅広く見ておこう

すでに興味の対象が決まっている方も、今の段階で〇〇学科と決めるのはあまり好ましくありません。といいますのも、これから色々なことを勉強するうちに興味の対象が変わってしまうことも十分に考えられるからです。

そこでオープンキャンパスは、自分の行きたい学科だけではなく、様々な分野に参加しておいたほうがよいです。

おススメなのはお友達と一緒に参加することです。現時点では興味のない分野でも、お友達の興味がある分野もよく見ておくことで見識が広がり、本当に自分がやりたいことは何なのかを探すきっかけとなるでしょう。

 

まずは定期テストをがんばる

「大学受験を頑張る」という目標は、漠然としすぎていてあまり実感が湧かないかもしれません。また「定期テストを頑張る」ではなく「〇位以内に入る」と具体的な数値で目標を定めることをおススメいたします。

 

何位を目指せばよいのか?

自分がその高校にギリギリで受かったのか、上位で受かったのか、おおよその検討はつくと思います。でも例えギリギリで受かったとしても、3年間しっかりと勉強をすれば上位に行く可能性は十分にあります。よって目標とする順位は、今自分が取れそうな順位ではなく、自分が行きたいと思っている、憧れている大学を指標に考えましょう。

 

大学合格実績と定期テストの順位

ご自身が通われている高校の大学合格実績をご確認ください。

最上位の大学へ進学を希望する場合➡高校内順位30位以内

上位の大学へ進学を希望する場合➡高校内順位100位以内

(1学年300人とした場合)

実際に大学の合格した人が何番くらいだったのかを先生に聞いてもよいかもしれません。

「例年、〇〇大学に受かった人はだいたい100番くらいにいた」と分かれば、目標がはっきりとし勉強に励みがでます。

 

順位は入試科目に限ること

定期テストの順位で気をつけなければいけないのは入試で必要な科目かどうかです。総合順位の場合、入試に必要のない科目も含まれていますので、一般入試の場合はその必要のない科目で高得点を取っても意味がありません。自分の入試科目での順位に着目するとよいでしょう。

 

7月 進研模試を指標とする

高校1年生の7月に行われる進研模試は、ほとんどの高校が受験すると言われています。定期テストももちろん大切なのですが、模試に比べ出題範囲が狭いため、一時的な記憶でなんとか乗り切ってしまえる方も多いのも実情です。その点、模試の範囲は広いですし、教科書や学校から配布されるテキストとは全く違う問題が出題されますので、4月から勉強してきたことの力試しとしてとてもいい機会になります。

この模試は3教科(英語・国語・数学)なのですが、模試に向けて勉強をすることで、どの科目が勉強をしやすいか、なかなか理解できないのは何か、など客観的に分析できると思いますし、結果を受けて、どのようにしたらよいのかの見通しもつきます。

ここでの高得点を取れば、偏差値70というのも夢ではないので、ぜひ進研模試に向けて勉強をし高得点を狙ってみてください!

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10月定期テストまでに勉強習慣を定着させる

高校生の平日の勉強時間は「学年+1時間」と言われています。つまり、高校1年生ですと平日2時間は毎日やらないといけません。

しかし部活はどんどん厳しくなり

・家に帰ったらもうヘトヘトで勉強なんて無理

・宿題は明日、友達に見せて貰おう

・予習?そんなのもういいや

なんてことになっていませんか?

高校1年生の勉強は、最初はさほど難しくなく、ペースも比較的ゆっくりであると先程申し上げましたが、この時期にしっかりと勉強の姿勢を定着させていないと後々大変なことになります。

 

小テストをフル活用する

皆さん、小テストをないがしろにしていませんか?

おそらくどの高校でも、英単語や漢字、古語単語などの文系科目はもちろん、数学などの理系科目でも小テストが行われていることと思います。

それを「面倒くさい」と真剣に取り組んでいない人、それは本当にもったいないですよ!

また、各科目で合格点が定められているかと思います。例えばそれが10問中7問正解していたら合格で追試がないのだとして、「7問正解していたらギリギリ受かった!追試なし!」と喜んでいる人も要注意です!

 

小テストの積み重ねが大学受験対策

小テストで出題されている問題は「ギリギリ受かればOK」というレベルのものではありません。これは全問正解しないといけない問題なのです。

英語を読むにはまず必要な英単語を覚えないことには始まりませんよね。でもそれが7割しか覚えられていなかったとしたらどうでしょう。読めない単語の羅列では読解問題なんて解けるはずがありません。

 

小テストをやってくれる先生は面倒見のいい先生

小テストをやると言われると「え~面倒くさい」と思ってしまってませんか?

正直、面倒なのは先生も同じです。ない方が採点する手間も省けますからね。

でもその面倒なのをあえてやってくださる先生は、本当にあなたたちのことを親身になって考えてくれる先生なのです。だから「あの先生、小テストあってやだな」と思うのではなく「やってくれてありがたい。自分の弱点に気づくいい機会だからしっかりやろう」という気持ちで取り組んでみてください。

イヤイヤやるのと、やる気を出して勉強するのとでは成果が格段に違います!

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大学共通テストでは高校1年生の内容が約7割占める!

ここまでは将来のことを考える重要性や勉強習慣を身につけることの大切さをお伝えして参りましたが、そのような精神論だけではなく、高校1年生の学習内容は文字通り

「高1を制す者が大学受験を制す」

といってもよいでしょう。といいますのも、高校1年生の内容の多くが大学共通テストに出題されているからです。

7割しっかりとれていれば、中堅の国立大学は入学できます。

つまり大学受験の出題範囲に大きなウエイトを占めている、重要な学年なのです。

 

まとめ

高校1年生は、学習習慣を身につけるいい機会ですし、将来を考える重要な時期です。また1年生で習ったことが2年生以降続くので躓くと先の学習にも響きますし、そもそも1年生で履修した範囲から出題されますので、しっかり理解しておく必要があります。

入学したばかりであまり先のことを考えられないかもしれませんが、少し時間をとって、

・自分はこれからどうなりたいのか

・そのためにはどうすればよいのか

を考えてみてください。

 

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