【高校比較】土浦一高と竹園高校②[大学進学実績]徹底検証

皆様こんにちは！武田塾ひたち野うしく校です。今回は土浦一高と竹園高校の大学進学への取り組み（課外授業や進学実績など）について比較したいと思います。

課外授業

土曜講座

土浦一高、竹園高校ともに「土曜講座」として年10回程度、土曜日に授業を行っています。

またその他に、土浦一高では放課後

・医学コース（旧医学研究会）

・東大研究会

が開催されています。

医学コースは

〇　医学部進学に必要な高い学力と医師として求められる人間性の育成を目指します。

〇　医学研究会を組織し，医学部進学へのモチベーションを高めます。

〇　東大研究会（東京大学等難関大学進学研究会）と合わせ，ハイレベルな課外を実施します。

〇　面接・小論文指導を充実させ，あらゆる入試スタイル（一般入試，地域枠推薦，一般推薦等）に対応できる
　　医学部進学対策を行います。

など、塾などに通わなくても東大や医学部に合格できる実力をつけられるカリキュラムとなっています。

国公立大学　合格実績

東京大学の現役合格者数

土浦一高：年度によってばらつきはありますが、だいたい10名前後の現役合格者を出しています。

浪人生を含めると土浦一高は毎年20名前後の東大合格者を出していて、全国の公立高校の中でも常にトップクラスです。

竹園高校：毎年3名前後の東大現役合格者を出しているようです。

国公立大学　医学部医学科　現役合格者数

土浦一高：10名の年もあれば2～3名の年もあり、ばらつきがあります。

竹園高校：毎年4～6名くらいの生徒が合格しています。

最難関国立大学（東京大学、東京工業大学、京都大学）の現役合格者数

土浦一高：2019～2021年にかけては20名前後合格者を出しています。すごいですね！

竹園高校：2020年は9名の合格者が出ました。そのほかの年は2～5名となっています。

最難関国立大学（東京大学、東京工業大学、京都大学）と国公立医学部の現役合格者数

土浦一高：毎年20名以上の合格者を輩出しています。土浦一高で上位20位くらいにいると、最難関国立大学や国公立医学部に現役合格できそうです。

竹園高校：上位10名くらいにいると現役合格率が高いようです。

旧帝国大学（北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学）と　その他難関大学（東京工業大学・一橋大学）の現役合格者数

土浦一高：毎年およそ40～50名が合格しています。上位50位くらいまでの方が合格しています。

竹園高校：今年は合格者37名と大躍進を遂げました。

千葉・筑波大学の現役合格者数

土浦一高：2019年は56名と多かったですが、そのほかの年は30名～40名くらいとなってます。土浦一高での中間層が受験しているようです。

竹園高校：毎年40～60名と（特に筑波大学に）多くの合格者を出しております。

茨城大学の現役合格者数

土浦一高：毎年15名前後の生徒が合格しています。

竹園高校：毎年30名前後の方が合格しています。

私立大学　合格実績

早慶上智（早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学）の現役合格者数

両校とも最難関私立に多数合格しています。さすがです！

MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)の現役合格者数

土浦一高：上位層はこのあたりの大学を受験しないので、合格者はあまり出ておりません。

竹園高校：近年、150名以上の合格者を輩出しています。竹園高校で中間層くらいにいるとＭＡＲＣＨ合格できそうです。

大学入試　総括

土浦一高

上位層はまず東京大学を狙うように指導されます。もちろん無理やりではないのですが、先生方の誘導と周りの生徒が「東大を目指す」という雰囲気を出しているので、刺激を受けて目指す生徒も多いようです。

また受験校も「東大のみ受験」という指導をされ、他の私立を受けない方も多いです（落ちたら浪人でもよいと思っています。実際1浪したら翌年は東大に合格している人が多いです。）

その風潮は中位層にまで及び、筑波大学あたりを目指す生徒も私立は1校受験のみ、という方がいらっしゃいます。よって、土浦一高の私立大学受験率はあまり高くありません。

（私立大学の入試に行く時間がもったいない、その時間を使って国立大学の対策をしっかりとやった方がいい、という理由で、私立大学受験はあまり推奨されていないようです）

竹園高校

もちろん最難関大学を目指す生徒もいらっしゃいますが、全体的には筑波大学を主眼にしています。よって筑波大学合格率がとにかく高いです。先生方も「浪人を視野に入れてまで東大」といった指導はされていないようです。

現役での合格にこだわっている方、筑波大学を目指している方は、竹園高校に進学されたほうがよいでしょう。

まとめ

県内トップクラスの高校とあって、大学進学実績は両校ともとてもすばらしいですね！

高校を決める際に通学のしやすさや校風など色々とチェックポイントはあると思いますが

大学進学に関しては

東大を目指したい→土浦一高

筑波大学を目指したい→竹園高校

という考え方もあると思います。

ぜひご自分でも色々と調べてみて、納得のいく志望校選びをしてください！