こんにちは、武田塾日立校です。
そろそろ新学年に向けて勉強をスタートしようと思っている人もいるかと思います。
ただその一方で「何から始めればいいんだろう?」「どんな参考を使えばいいんだろう?」と迷っている人もいるのではないでしょうか?
こちらの記事ではそんな人向けに、今から数学の勉強をスタートする人へ数学の参考書の特徴を説明しようと思います!
使っておきたい参考書
様々な参考書がありますが、まず最初に使う参考書としては次のものがあります。
それぞれどういった人が使うべきか、どのような特徴があるかを見ていきましょう。
・やさしい中学数学
・入門問題精講
・基礎問題精講
・Focus Gold、青チャート
やさしい中学数学
タイトルそのままですが、中学レベルの内容をまとめて復習ができる参考書です。
中学レベルというと甘く見る人もいますが、そこで躓きがあると先の内容を理解することはまず出来ないので、必ずここは100%出来るようにしておきましょう。
単元ごとに会話形式で基本事項の説明がなされているので、初学者でも理解しやすい内容になっています。データの扱いや円周角など、特定の分野が苦手なのであればそこだけやってみるのもいいでしょう。
数学の偏差値40~45くらいで伸び悩んでいる人や新高校1年生は、まずこの参考書の中身を見てみて、「少し怪しいかも?」という範囲があれば必ず触れてみるようにしましょう。
↑の動画では数学の勉強をどこからやるべきか?について話しています。
自分の苦手がどこにあるのかを確認する参考にしてみてくださいね。
入門問題精講
高校レベルの内容を基礎から確認しながら学びたい人向けの参考書です。
これ一冊で各範囲の基本事項の説明や典型的な問題パターンの解説までがわかりやすく載っています。
解説部分がかなり丁寧なので、これだけで高校の授業+基礎演習までが出来ると思って大丈夫です。
高校の数学の内容を基礎から復習したい範囲がある人や、自分で予習を進めておきたい人にはピッタリの一冊です。
偏差値で言えば45~55くらいの人は一度必要かどうかを見てみるのが良いでしょう。
基礎問題精講
こちらはある程度数学の基礎力がある人が、一通りの演習パターンを網羅するために使う一冊です。
各範囲ごとに頻出の問題パターンが例題として載っているので、まずはこの参考書に載っているレベルの問題であれば全て解けるようにしてしまいましょう。ここまでを終えることで偏差値50前後の大学の過去問や、共通テストの数学を解くために必要な一通りの基礎知識がそろいます。
模試の偏差値で50~60くらいの人は、こちらの中身を見てきちんと解けるかどうか確認してみましょう。
Focus Gold、青チャート
どちらもすべての範囲をやり込みながら終えることができるのであれば、非常に力がつく参考書です。
ただとにかく量が多いので、終えられるかどうかだけ注意しましょう。
またレベルごとに問題が分かれているので、基本の部分だけに絞って終わらせる、というのも選択肢ではあります。
自分が目指す大学のレベルも考えたうえで、必要な範囲を計画的に進めるようにしましょう。
Focus Goldであれば例題までをすべて理解しきれるなら地方国公立やMARCHまで対応できるレベルです。
青チャートも同様に例題までで地方国公立やMARCHまで対応が可能です。
これらの参考書を使うのであれば、高1などこれから数年間かけて受験勉強をじっくり進めたい人や、解くべき問題を自分で取捨選択できる人などが向いているでしょう。少しでも迷うのであれば、まずは上で挙げた参考書から始めてみるのがオススメです。
参考書を選ぶ時のポイント
ここまでいくつか数学の勉強を始める人におススメの参考書を紹介してきましたが、これらを使う上で最も大事になるのは「自分のレベルを正確に把握すること」です。レベルにあっていない参考書を使うと、内容を理解できないだけでなく無駄に時間もかかってしまいます。
ある程度の判断基準をこちらに書いておくので、参考にしてどこからスタートするべきかを考えてみましょう。
各参考書使用基準まとめ
■推奨レベル:やさしい中学数学 ※あてはまるところがあればこちらから始めましょう
・基礎計算で怪しいところがある(+−×÷の四則演算や、分数・小数や文字の計算など)
・中学レベルの公式・知識に怪しいところがある
例:一次関数、二次関数、三平方の定理、円周角など
・上記の内容がわかるが、精度が低い(基本的に100%でできないと心配です!)
■推奨レベル:入門問題精講
・中学レベルの内容は完璧だが、高校の数学は公式レベルから覚えていない
・教科書の説明ではよくわからない
・応用の問題は解き方だけは覚えているが、その仕組みが理解できない・説明できない
■推奨レベル:基礎問題精講
・高校レベル数学の基本的な公式は一通り押さえている
・公式での計算レベル問題は基本的に全て解ける
・教科書レベルの問題はそこだけを読んでも理解ができる
■推奨レベル:Focus Gold、青チャート
・きちんと終えられるだけの時間がある
※今まで解く・理解するのにどれくらいの時間がかかったかを考えて計算してみましょう。
・この参考書の解説だけで問題の理解ができる
※不足している、理解が難しいのであれば無難に簡単な参考書からやるほうが良いです。
・MARCHや国公立などのレベルの大学を目指している
まとめ
まず数学の勉強を始めるときに使いたい参考書について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
使う参考書もそうですが、今の自分を正確に把握することも必要だったりと「意外と大変そうかも?」と思う人もいるのではないでしょうか。
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