こんにちは、武田塾日立校です。
そろそろ受験勉強を意識して何かをしなくてはいけない、と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は高校1年生・高校2年生向けに、受験生の勉強スケジュールがどのようになっているかを確認してみようと思います!
年間のおおまかな予定
人によってどのようなスケジュールで勉強を進めるかは状況によっていろんなパターンがあると思うので、例として国立の茨城大学を目指す場合の勉強計画を書いてみましょう。
高校2年生~高校3年生スタートまで
できればここで英語と理系なら数学、文系なら国語の基礎知識を固めておきたいです。
これらの科目は完成度を上げるために他の理科や社会よりも時間がかかります。そのためこれらには早く取り組み、高校3年生になってから他の科目に使える時間を確保しましょう。
各科目でやっておきたいこととしては次のものがあります。
英語
・単語の暗記
・基本レベルの文法の暗記
読解や長文の演習はこれらを終えた後に入るのが効率的なので、作業として時間がかかってしまう単純暗記部分を先に終わらせてしまいましょう。
数学
・基本公式の暗記・計算レベル問題を仕上げる
・典型的な出題パターンの把握
数学もレベルが高い演習に入るためには、そもそもそれらを理解するために基礎知識が必要です。
高校3年生になってからスムーズに勉強を進めるために、こちらも基礎をとにかく仕上げましょう。
国語
・現代文の読解基礎の参考書を終える
・語彙力・漢字などの基礎知識の習得
・古文単語・文法の暗記
現代文に関してはまず読解のやり方をしっかり参考書で読んで理解しておくようにしましょう。
学校の授業などでも読解をやる機会はあると思いますが、そのときにどう解くのが正しいかを理解しておくことが重要です。
正しい読み方を把握して、それをいろんな問題を解く中で練習して力をつけていくようにしましょう。
古文の基礎知識に関しては英語・数学と同じ理屈です。
高校3年生スタート~7月まで
英語・国語・数学
この夏休みに入る前の段階で、メインの科目については日東駒専の過去問で合格点を取れるくらいまで完成度を上げて置けるといいです。
大学の入試問題はネット上でも手に入るので、そういったものを活用して実力を測るようにしてみましょう。
もし日東駒専レベルの問題で困ることがあるとすれば、それまでやってきた参考書の取り組み方を見直してみましょう。
問題の分析をする際は次のことに気をつけてみてください。
・基礎知識は十分か(単語・文法・公式)
・解説を読んで理解できるか(基本的な問題パターンを把握できているか)
理科・社会
可能であれば高校3年生になった時点で理科・社会からも1科目は勉強を始めるようにしましょう。
こちらもまずは基礎知識レベルを一通り網羅することを目指しましょう。
高校3年生8~9月
英語・国語・数学
この時期にはメインの科目は実際の入試の過去問を解いて、自分に必要な課題を見つけるようにしましょう。
たとえば自由英作文が苦手であれば和文英訳の参考書を進める、数学の記述が苦手であれば記述式の答案作成の練習をする、などです。
メインの科目はこの時点で得点を稼げる科目に仕上げていきましょう。
理科・社会
こちらも日東駒専レベルの問題を解ける段階を目標に、この時期の勉強を進めましょう。
また余力があれば共通テストでだけ使用する科目の勉強もこの時期から始めましょう。
科目の進める数に関しては複数を同時にスタートするよりも、ひとつずつ完成度を上げるようにするほうが実力をつけやすいです。
高校3年生10~12月
この時期はいずれの科目も演習中心の時期になります。
二次試験がある科目は二次の対策を、共通試験で使用する科目は過去問や対策演習の問題集を使用して実力をつけていきましょう。
また実際の入試を意識して問題ごとの時間配分や、どこで何点を取るかといった戦略などを考えることも重要となります。
たとえば茨城大学に合格するために目標を7割とするならば、3割分は解かなくてもいい問題があることになります。数学であれば応用の難しい問題に時間を当てるよりも、その分の時間を基本的な問題に当ててそこで確実に得点するほうが大事ですよね。
また科目ごとの得点配分をどうするか考えておくことも重要です。
たとえば平均で7割を取るのであれば、苦手な社会は6割、その分を英語で8割とってカバーする、などといったことです。
このときに他の科目をカバーできるように、自分が確実に得点できる得意科目を作っておくようにしましょう。
関連動画
武田塾チャンネルから、関連のある動画の紹介です。
高校2年生必見!3年になる前にやっておくべき英語・数学の参考書と使い方を解説!
こちらでは高校2年生のうちにやっておきたい英語・数学の参考書として次のものを紹介しています。
英語
・システム英単語 1~1200語を即答できるようにする
・肘井学のゼロから英文法 基本事項を理解するために使う
・Next Stage・Vintage 文法の演習を網羅するために使う
数学
・Focus Gold・チャート式基礎からの数学 例題や簡単な公式の問題を解けるようにしておく
※ただし参考書のボリュームが多いので、きちんと終わらせられるかどうかが重要。
・合格る計算 数学 計算速度を早くするために使う
もしもFocus Gold・チャート式などを終えられなさそうであれば、そのときは基礎問題精講などの問題数が厳選されている参考書を使用するようにしましょう。
最後に
こちらの記事では参考例として国公立大学志望の人のおおまかな勉強スケジュールを書かせていただきました。
もちろん人によってどんなペースで勉強をするのか、どこからスタートをする必要があるのかなどの状況は変わってきます。
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やることが決まるだけでもその後の勉強はかなりやりやすくなるので、もし迷っているのであればこちらを活用して、他人より早めのスタートを切るようにしましょう!
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