こんにちは!
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日本初!授業をしない。
逆転合格を目指す大学受験専門予備校・個別指導塾の武田塾広島校です!
今回は、広島大学医学部医学科に合格した講師の当時を振り返った合格体験記をお届けします!!
生徒プロフィール
名前 Kさん、男性
出身 広島・既卒
4月の成績は?
春先、前年のセンター試験の成績開示の結果は、79%
前期試験で広島大学医学部医学科に不合格となり、後期にも出願できず、失意の中、浪人することになりました。
正確には覚えていませんが、高校3年当時の河合塾の全国統一模試では、偏差値が数学60-65、英語・国語・地理50-55、物理・化学55-60くらいでした。
当時から第一志望だった広島大学医学部医学科の判定は、ほとんどEで、良くてもDでしたね。
成績推移
センター試験得点率89.0%
12月実施の記述模試:数学65-70、英語60-65、物理・化学70-75
12月のマーク模試:83%くらい
12月の広島大学医学部医学科の判定:BーCくらい
成績が伸びたきっかけは?
高校時代、先生のいうことを聞いてさえいればいい、という考え方でした。
しかし、浪人して、勉強の計画だけでなく、
生活もすべて自分で決めなければいけなくなり、必要な勉強方法や参考書を模索しました。
今思えば、自分で能動的に必要な学習を考えて行動することが、
合格につながったのだと思います。
具体的な勉強法は?
前述の勉強法は、
まず①必要な学習の全体像を洗い出し、苦手な分野を克服する、
次に②試験に合格することに特化した勉強をするということを意識していました。
必要な学習の全体像を洗い出し、苦手な分野を克服する
私は、英語が苦手でした。
国語・地理も同じくらい苦手でしたが、
入試の配点に占める割合があまり高くなかったこともあり、
英語を克服することを夏までの目標にしていました。
私の中での英語の全体像は、「単語→文法→解釈・熟語→長文・英作文、要約」という認識でした。
高3までに単語target1900はアプリ・タゲ友を使い、
85-90%は覚えている自信があり、
文法NextStageは何周もひたすら周回していたので、
同じ問題なら、解けるといった状況でした。
一方で、熟語は分からないし、長文は、全く読めないといった意識がありました。
それらを克服すべく、解釈問題(短文の和訳問題)英文解釈の技術100を10問/日を目安に解き進め、
1か月ほどで2周しました。
それでもできない問題は開き直って、そこからは長文を解いていくことを心掛けました。
反対に、長文は、「これだけやって合格しないなら仕方ない」
という状態を作り出したかったので、
やっておきたい英語長文シリーズ300,500,700,1000、
イチから鍛える英語長文シリーズ500,700、
ポラリス英語長文3をすべて2周ずつ解きました。
この時点で、8月で英語の偏差値は60-65ほどだったと記憶しています。
二次でかなり配点の高い理科についても、かなり丁寧な学習を進めていた自負があります。
物理は、大問の中に小問があり、
誘導問題の流れをつかむことが重要と考え、
その流れを理解することを努めました。
問題集は高校時代にエッセンスと重要問題集を使用し、
卒業後、名門の森を使用しましたが、必要に応じて、
教科書やインターネットを使い、学習を進めました。
高校卒業時に、ある程度基礎ができていたので、
目安として、4-7月に、2周する(間違えた問題のみ、さらにもう一周)
目標を立て、逆算して、週のうち、最低3日は物理に触れるようにしました。
化学は、高校時代に、教科書と資料集を使い、
反応や事象にしっかりとしたイメージを持つことを目的に勉強しました。
問題集は、高校時代に重要問題集を2周ほどして、
高卒後は、教科書と資料集に加え、新研究を辞書代わりに使い、
新演習を使って演習をしていました。これは、入試前日まで、
解き続けたので、結局全体で5-6周(問題によっては10回)は解いたと思います。
試験に合格することに特化した勉強をする
基礎がある程度できた後、科目ごとにばらばらだが、
だいたい7-8月くらいには過去問に入りました。
苦手な科目は、その都度前の問題集に戻ったりもして、
そのたびに、自分の記憶力のなさを恨みましたね。
過去問は、複数大学の問題を比較したかったので
広島大学、愛媛大学、山口大学、
九州大学、神戸大学、北海道大学の過去問を中心に解き、
センター試験過去問も週に2回分はこなしていたと思います。
大学の選び方は、第一志望の広島大学に地理的に近い中四国と、
広島大学より上位と呼ばれる大学についてです。
広島大学に関しては、15年分、他の大学は最新3年分を目標に立ててこなしました。
ノルマの70%ほどが終わるころには、
広島大学が数学では、確率・場合の数、微積が好きなことや、
英語では、要約や英作文が特殊なことなど、他の大学との違いが浮き彫りになってきました。
また、本番を見据えた時間で解くと、時間が足りない科目・余る科目がはっきりしてきました。
それらを踏まえ、足りない科目は、
よりシビアな時間配分で1分単位で大問を解く設定時間を決めたりしていきました。
添削が必要な科目は、友人に頼んだりもしていましたね。
勉強の中で思い出に残ったことを教えてください。
高校生だった自分にとって、浪人はかなり非人道的な生活でした。
朝から夜まで人と話すこともなく、勉強をし続けるのは、かなり苦痛でした。
しかし、どうしても合格したい、自分に負けたくないという意思のもと
努力してよかったなと思います。あまりにつらくなって、
1~2時間散歩に行ったりもしてました。
その時に、近くの神社を巡ったりしたのですが、
結構その時の印象は強く残ってます。
また、プレッシャーを与えることなく、支えてくれた両親にも本当に感謝が絶えませんね。
ご飯があることが本当に幸せでした。
好きな参考書ランキング!
一位 新演習(化学)
本当に有機と無機の網羅性が高く、この一冊100%覚えれば、合格しそうという感覚にさえ、当時は陥っていました。
二位 標準問題精講 国語 特別講義 読んでおきたいとっておきの名作25
二位と三位は、参考書では、ないんですけど、心が荒む浪人生活の中で、心の拠り所となった本の中の1冊でした。
三位 生の短さについて(岩波文庫)
一時期、岩波文庫を読むことにはまってた時期があり、他にも「君たちはどう生きるか」「学問のすすめ」等スキマ時間に読んでみるのは、アリかなと思います。
来年度以降の受験生にメッセージをお願いします!
悔いのない1年間にしてください!受かるであろう量の努力を重ねれば、きっとよい結果が付いてくると思います。
おわりに
これは、現在この人は武田塾の講師をしつつ、
学部6年になり、国家試験や就職活動を控えています。
受験生時代に培った学習方法や成功体験は、
なによりの財産となり、日々の精神的な支えとなっているそうです!
受験生の皆さん、その勉強は受験だけのものではないので、しっかり頑張ってください!
応援しています!!
広島校では特に中四国の大学の受験状況がわかっていることが強みです!憧れの早慶上理、MARCHぜひ相談してください!
勉強の悩み、受験に関する相談は是非、校舎で一緒に解決していきましょう!!