受験生のみなさん!こんにちは!今までにない超個別指導の武田塾広島校です。
記憶には4つのレベルがありますが、それを知ることで、
今必要な記憶はどのレベルで、そのためにはどのようなスケジュールが必要
なのかがわかってきます。
効率よく覚えるためには、ただやみくもに努力するのではなく、
正しい記憶の仕方を知っておく必要があります。
スポーツも単なる根性論のような考え方から、科学的で合理的なトレーニング
に変わってきているのはご存知のことと思います。
※記憶の4段階※
見たことがある記憶
1番弱い記憶で、どこかで覚えたことがあるぞといった程度の漠然としたもの
この状態は、学習が無効になってしまうので、こうなる前に反復することが大切
見分けられる記憶
自分で思い出すことはできないが、選択肢があれば答えられるレベル
最初はこのレベルで覚えていくのが効果的
この状態を反復することにより記憶のレベルをあげていきます。
想起(思い出せる記憶)
選択肢がなくても、自力で思い出すことができる強い記憶
ここが標準レベルで、英単語などの記憶はこのレベルは欲しいところです。
オートマティック(automatic):自動的、習熟
自力で思い出そうとしなくても、自然と浮かんでくるレベル
私たちの日本語の日常会話のレベル
本来、自由自在に記憶したものを利用するのであれば、このレベルが理想
まず、見たことがある記憶です。「覚えたことがある」という
程度の漠然とした記憶のことを指します。聞いたことがある、知っているような
気がするという感じがあるだけで、具体的には何かを思い出せるわけではないから、
知識としては役に立ちません。授業を1回受けただけで受けっぱなしの状態。
この状態になると、学習した意味すらなくなるので、
絶えず気をつけなければなりません。
そして、見分けられる記憶。ここが鍵となる段階です。「見分ける」ことができる、
自力では思い出せないけれど、選択肢を与えられれば見分けることができるという
レベルの記憶です。たとえばテストの穴埋め問題で、自分ではどの言葉が入るか
思い出せないけれど、五択のような選択肢があれば正解がわかるという記憶、知識
です。
人間の脳は、覚えたことを時間の経過とともに忘れていってしまうので、
どうせ忘れるのであれば、この見分けられる記憶の段階から覚え直せばいいのです。
そして、反復学習をして記憶のレベルを上げていきます。
それが1番効率的なのです。
人間の脳は、1度の学習で完全に記憶に定着させることができないのです。
どうせそうなのだから、1度に覚えずに徐々にレベルを上げていくほうが
効率がいいのです。
そして、想起(思い出せる記憶)です。選択肢が与えられていなくても
自分で思い出すことができるという高いレベルの記憶のことです。
英単語なら、その言葉を聞いたら、すぐに意味もスペルも正確に答えられるという
レベルです。試験で必要な知識はたいていはこの想起の段階です。
もちろん、選択肢があれば、見分けられる記憶でも正解を導くことはできます。
見分けられるの段階の記憶を反復学習によって想起の段階に引き上げる
というのが、基本的な記憶の仕方です。
オートマティックは「自動的」という意味で、思い出そうとしなくても、
自然に浮かんでくるさらに高いレベルの記憶のことです。
私たちが日本語を日常会話するのは、オートマティックです。
たまに、簡単な日本語を思い出せないこともありますけど。
学習する上ではこのオートマティックがもっとも重要になります。
通常の知識は想起で十分で、英語の単語などは想起レベルまで記憶して
いれば何の問題もないです。その知識を使って考えなくてはいけないこと、
受験勉強なら、数学の公式のようなものは、オートマティックでないと
すばやく問題が解けません。複雑な数学問題などを解く場合、
いくつもの公式を使わなければいけないから、その1つ1つを思い出している
時間はありません。
問題はどのレベルの記憶が必要かということで、ほとんどの場合想起の段階
でいいのです。
それでは、次回も記憶の4段階の続きです。
終わりに
いかがでしたか?
今回は、記憶には段階があることをお伝えしました。次回以降、4段階についてより詳しくお伝えしていきます、楽しみにしておいてください。
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