こんにちは!日本初!授業をしない武田塾広島校です。
好奇心について
先日、繰り返し学習をする大切さについて書かせていただきましたが、今回は好奇心について!
はじめてのものに出会ったり、未知の場所に来たりすると、わくわくしたりドキドキしたりして
興味が強く外に向かっている状態のときに自然に生じる脳波がシータ波です。
シータ波は好奇心の象徴です。
シータ波が出ている海馬では、少ない刺激の回数でLTPが起こります。
LTPとは、海馬を繰り返し刺激することによって、神経細胞同士の結びつきが強くなり、
結合度が増強したままの状態長期増強(long-term potentiation)のことです。
LTPは脳の記憶の素です。
つまり、シータ波が出ている海馬では、少ない刺激の回数で
LTPが起こり、とても記憶がしやすい状態になります。
言い換えれば、興味をもっているものごとは復習回数が少なくても覚えられるというわけです。
確かに、初体験のできごとは後々までよく覚えてるものですし、興味を持っていること、
例えば、好きな音楽やスポーツ選手の名前などは、苦手な教科の知識に比べて、
なんとも楽に覚えられるものです。
脳の性質からすると、何よりもまず、覚えようとする対象にいかに興味を持つかがとても
重要なことがわかりますよね。勉強が「つまらない」と思っていると、結局は
復習の回数が余分にかかるのです。
そもそも勉強がおもしろいはずがないと思ってる人はいませんか?
世の中のものごとはどんな対象であっても必ず奥深いものです。
やってみてはじめてわかる楽しさというものがあるのです。
その道を究めれば究めるほど、そのおもしろさがわかるようになってきます。
人は教育がつけばつくほど、ますます好奇心が強くなる。
だから、「つまらない」という言葉を口にすることがあるとすれば、
それは「私は無知です」と自ら暴露していることになります。
勉強でも同じです。もし、
つまらないと感じたとしても、しばらくは我慢して続けてみましょう。そうすれば、
きっとその中におもしろさを見つけることができるはずです。そのときには、
皆さんの脳が自然とシータ波を出しているでしょう。
コンピューターと脳の違い
脳もコンピュータも情報を「保存(記憶)」することができます。
しかし、脳の性質はコンピュータとはずいぶん異なるようです。
コンピュータは1回の記憶で完全に学習できます。
コンピュータのプログラムに何か指令すれば、何度も試行錯誤することなく、
すぐに任務を果たします。ミスはしません。たった1回の学習で正解を
完全に覚えることができるのです。
ところが、人間の脳は忘れっぽいばかりか、判断が曖昧であったり、
答えをしょっちゅう間違えてしまいます。
脳とコンピュータは情報処理の仕方がだいぶ異なるようです。
人間の神経回路の中を流れるのは、コンピュータと同じ電気信号です。
ただコンピュータは電子の流れであるのに対して、人間の神経では
イオン(ナトリウムイオン)です。しかし、どちらもデジタル信号なので、
初めと終わりで情報自体に変化が生じない点では同じです。
しかし、ここから先が違います。人の神経細胞どうしは神経線維で回路を
作っていますが、個々の繊維は物理的には接していません。
神経回路は電気回路のように回路全体がつながっている連続体ではなくて、
繊維と繊維の間は途切れていて、わずかながらすきまがあります。
ですから繊維を伝わってきた電気は、その境目で次の神経細胞へ
乗り継ぎをしなければなりません。たとえば、青森から博多まで電車で行こうと
するとき、直通の電車がないから途中の駅で乗り換えをしなければならないと
いうようなものです。
神経回路では、その乗り換え駅のことをシナプスと呼びます。
シナプスの間隔は髪の毛の5000分の1ほどの狭いすきまとはいえ
電気は通りません。そのすきまは、アセチルコリンとかグルタミン酸といった
化学物質によって、電気信号を置き換えて情報がバトンタッチされています。
その際、もし電気信号が弱いと化学物質が少ししか放出されないといった
「翻訳」がなされています。つまり、シナプスだけはデジタル信号ではなく、
アナログ信号になっているのです!
コンピュータのように、すべて0か1かのデジタル信号で何でも機械的に
忠実に信号を伝えるほうがよいはずなのに、幸か不幸か人間の神経では
シナプスでアナログ信号が使われているのです。
じつは、これこそが人間が万物の霊長たる所以のひとつなのです。
すなわちコンピュータとは違って、信号を伝える強さを微妙に調整する
自由が与えられているわけです。
まさに、これこそが考えるということにほかならないのです。
一方で、アナログ信号を使うということは、情報が変わりうるということを
意味しています。つまり曖昧になってしまうのです。
このような性質をもっている脳では、正解を導くためには試行錯誤が
絶対に必要になります。
脳の記憶とは消去法なのです。あれはダメ、これも違うとどんどん間違いを
消していって、正解にたどり着くという方法です。
だから学習に必要な要素は、失敗に負けない根気と解決する能力、そして
楽天的な性格なのです。
授業を受けるのではなく、自学自習を徹底的にすることが大切です。
自分の学力を見極めよう
当然なことですが、まずは、自分の学力をしっかりと見極めて
勉強することが大切です。
極端な話しですが、もし数学が苦手で、その学力が中学レベルで
あったとしたら、大学受験向けの参考書を使って勉強したところで、
チンプンカンプンなはずです。どんなに努力してもほとんど数学の
成績は上がらないでしょう。そういう場合でも武田塾では、
生徒さんのレベルにあったところから始められるようにしています。
まずは、生徒さんの学力を知り、それぞれのカリキュラムを組んで
志望校合格まで最短距離で導きます。
「分かる」とはどういう状態のことか。「分かる」は取りも直さず
「分けられる」のことです。
だから、「わからないわからない」とボヤく暇があったら、
「分ける」ことです。
分かるところまで遡って、そこからやり直すことです。
武田塾では、あらゆるレベルの参考書を使用します。
「わからない」のは「分けられない」ことだから、とにかく小さく小さく
刻むことです。
武田塾では、生徒さんのレベルから志望校合格までのカリキュラムで
1か月分、1週間、1日の勉強量を決めていきます。
そして、修正をしていきながら合格までもっていきます。
※ハイレベル参考書とすでにできる参考書※
自分ができないハイレベルな参考書だと時間ばかり食って、
ちっとも進まない。すでに7割くらいはできそうな参考書を
使って完璧にやりきったら、偏差値が10くらい上がる
ということはよくあります。
終わりに
好奇心や脳について「わからない」状態だったので、細かく細かく「分けて」みました。
受験生の皆さんも、苦手に立ち向かって、合格を勝ち取ってください。
今回の記事以外にも勉強に関する悩みや不安があると思います。
もしそういった方がいましたら、武田塾は無料の受験相談を行っておりますので、悩みや不安を一緒に解決しましょう!
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