二次対策!広島大学 2021年度前期入試編
現役広島大学の講師が今年度の入試を分析してみた!
昨年度(2020年度前期)までの入試と比較しつつ、その分析と対策法を紹介していきます!
本記事は、[物理の巻]となりますのでほかの記事を読みたい方は、下記のリンクまで!
物理の巻
実際の過去問は、こちら↓
形式
今年も、凡そ例年と違わず、3大問構成だった。物理に限ったことではないが、旧文理二大であっただけあり、標準的かつ要点を抑えた良問がとても多いように感じる。
広島大学の受験を考えている方々は、一日でも早く、過去問に目を通し、研究を始めておくことを勧める。
- 力学
・力学的エネルギー保存の法則/物体の斜方投射
・運動量保存/剛体の衝突
(感想)地方国公立大学としては、いたって平易な問題しか出題されていない。
積んできた演習量の差が如実に表れそうな問題である。
- 波動
・音波の干渉
(感想)基本的な問題である。
電磁気
・RC回路
(感想)毎年、電磁気に関しては、地方大学としてはやや難しい問題が出ているように思う。問題集を繰り返し、解くことで、幅広く対応できる力を身に着けておくとよいだろう。
- 熱力学
(感想)平年基本的なことしか問われなかった熱力学が、近年、徐々に難化している。
来年度の受験生は、この分野に関してはやや過去問よりも難易度の高い問題が解けるような対策をしておくべきだろう。
局所的に時間のかかる問題などはあるが、総じて難しい問題はなかったように思う。
いかに早く解いて、もう一方の科目(理科に2科目で合わせて120分)に取り掛かれるかが明暗を分けそうだ。
対策としては、物理に関しては、
・自分の解ける難易度の問題集を繰り返し解き、基礎力を固めること
・過去問を複数年、複数大学研究し、自分なりの本番の戦略を構築すること
で十分であるように思う。
おわりに
いかがでしたか?
あくまで今回、紹介したのは、膨大な知識を要する大学受験のための対策の氷山の一角です。志望校の情報は知っているのが当たり前、そこからどう頑張って、合格を勝ち取るかは、貴方様次第です。本記事がその一助となれば、幸いです。
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