みなさん、こんにちは!
日比谷線広尾駅から徒歩4分の
武田塾広尾校です。
「歴史科目がなかなかのびない…」
「正しい歴史の勉強法ができているか不安…」
こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
暗記をすればいいと思いがちな歴史科目ですが、
実は伸び悩みやすい科目なんです!
今回はそんな歴史科目の攻略法を紹介していきます!!
ぜひこの記事を最後まで読んで、正しい勉強法を知っていただきたいです。
歴史科目のゴールとは?
歴史科目(日本史・世界史)のゴールとは...ずばり語れるようになることです!!!
用語を覚えることに一生懸命になるあまり、内容を軽視してしまっていないでしょうか?
私自身も用語だけを覚えてしまい、新しい時代を学習したら、前の時代を忘れるという
ループに陥ってしまった経験があります。
時代背景や用語の意味、関連性をしっかりと理解して、人に説明できるようになると
このループは回避できるのです!
では、語れるようになるために大切な4つの事柄とおすすめの勉強法を紹介していきますね!
4つの大切なこと
1.通史をはやく終わらせる
学校の通史が終わる時期は遅いため、学校を頼りにしていては間に合いません!学校は補助だと思い、自分で進めていく必要があります。
全体像を早い段階で把握しないと、「すべて終わらなかった、、」なんてことにも繋がりかねません。
また、見通しが立たないと不安になるでしょう。
歴史科目はこれくらいの量があるのかと、入試本番までに覚えなければならない量がわかった方が、
モチベーションも向上します!
2.大まかな知識→細かい知識
早く通史を終わらせる為には、ボリュームを絞る必要があります。
例えば、一問一答という参考書で、初めから細かい知識を覚えると破綻してしまいます。
難易度ごとに、星3(頻出)→星1と0(難問)とレベル分けされていますが、
難しい単語を覚えることに意識が向くばかりに、頻出な基本単語が疎かになってしまいがちです。
まずは、おおまかな通史を早く終わらせる為に、基礎知識を大切にしていきましょう!
3.用語の暗記ばかりしない
先ほど〈歴史のゴール〉でも述べたことですが、歴史はストーリーです!!
単語の知識だけをつまんでも意味はありません!用語の暗記ばかりしていては、大学入試に太刀打ちできません!
中身や過程を重視することが大切になってきます。大学は歴史のストーリーを理解している人を求めています。
どの時代に何をしたか、周りの人物関係はどうであったかを説明できるほどでなければ、
入試には対応できません。
例えば、選択肢問題である人物についての知識が問われたとしましょう。
その人物がなぜその時代に活躍するに至ったのか、その人物がある政策を行った理由や政策の結果、その人物の最期まで
分かっていなければ答えられないことも珍しくありません。
そのようにストーリーを理解するときに役立つのが、講義系参考書です。
後ほど、〈おすすめの勉強法〉で紹介しますね!
4.アウトプットをする
今までさんざん流れが大切だと言ってきましたが、自分がどのくらいできているか客観的に見ることはなかなか難しいですよね。
そんな不安を解消するのが、アウトプットなんです!
インプットした知識をアウトプットすることで、
「流れがしっかりとわかっているな!」あるいは「全然流れが分かっていないんだ、、」と気づけるのです。
アウトプットをしてみて初めて、流れの大切さに気付くことも多いです。アウトプットで気づく受験生が大半だと思うので、
もし理解不足が判明しても、焦らずにわかっていないところをひとつひとつつぶしていきましょう!
後ほどアウトプットに最適な参考書を紹介しますね。
おすすめの勉強法
まず、おすすめの参考書を紹介します!
☆講義系参考書
講義系参考書とは、歴史の流れが詳しく書かれている教材です。
教科書だと理解しきれないことが多いと思うので、流れを理解するうえで
暗記系教材と並行して使ってほしいです。
・日本史
金谷の日本史 なぜと流れがわかる本
初心者におすすめ!
石川昌康日本史B講義の実況中継
金谷の日本史よりも難易度が上がるので、金谷の日本史の次の段階で使ってください。
・世界史
きめる!共通テスト世界史
茂木誠の世界史が面白いほどわかる本
各国の歴史の流れがしっかりとわかります!
☆暗記系参考書
用語の暗記をするときに使う参考書です。
時代と流れで覚える!日本史B用語
世界史B用語
日本史一問一答完全版
世界史B一問一答完全版
☆アウトプット
先ほどアウトプットの重要性を紹介しました!そんなアウトプットに最適な教材が、日大レベルの過去問と
センター試験の問題です。センター試験は、共通テストよりも史料が少なく、ネットで見れるため、おすすめです。
サンドイッチ勉強法
このような参考書を使ったおすすめの勉強法を紹介します。(日本史ver)
①まず、やると決めた範囲を『金谷のなぜと流れがわかる本』で読みます。
さらっと歴史の流れがつかめる程度で大丈夫です。
②次に、重要な用語・出来事や法律の名前を『時代と流れで覚える!』で覚えていく。
赤シートで隠して何回もチェックしたり、ノートに書いてテスト形式で解いてみたりしてください。
繰り返し繰り返しやって、ちゃんと1ページの範囲が完璧に覚えられるまでテストをやっていきます。
③重要語句・重要単語を全部覚えたら、『金谷のなぜと流れがわかる本』に戻ります。
1回覚えたら復習することが大切なのです!
そうすることで、言葉の中身や意味、因果関係をしっかりと吸収できます。
白紙勉強法
最期に白紙勉強法を紹介します。
白紙勉強法とは、主要な人物とその人がやったこと、当時起こった出来事を
出来事順に白紙に再現することです!
白い紙に、時の権力者と権力者がやったこと、メモと補足の欄を作って書いていきましょう。
オリジナル年表ともいいますね。皆さんも聞いたことがあるかもしれません。
年号は後からでも良いので、大まかな出来事や大まかな権力者を書きましょう。
これがかけると歴史の幹ができます!
夏以降にさらに枝葉の知識を付け加えていくといいですね!
白紙勉強法で皆さんに伝えたいメッセージは、今までもお伝えしてきたように
基本となる軸、ストーリーを把握することの大切さです!!
まとめ
以下にポイントをまとめます。
・歴史科目では、ストーリーを重視して語れるようになることが大切です。
・そのためには、4つのことを徹底してください。
・サンドイッチ勉強法と白紙勉強法がおすすめです。
これらのことをぜひ参考にしてみてください!
最強の勉強法で、皆さんの成績が伸びることを願っています。
応援しています♪