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参考書選びに自信、ありますか?
皆さんこんにちは、武田塾平塚校です。
今回は、高校生のみなさんが選びがちな、でも使いこなしづらい参考書について紹介します!
夏を前に改めて勉強に本腰を入れようと考えるみなさんの参考になれば幸いです。
使ってほしくない参考書TOP3
早速ですが、個人的にできれば使ってほしくない参考書、TOP3を紹介します。
そのあとになぜ使ってほしくないのか、どうすれば使いこなせるのかを解説していきます!
※もちろんこちらは個人の主観100%ですので、出版元や著者を批判したいわけではありません。悪しからず。
第1位 青チャート
第2位 プラチカシリーズ・一対一シリーズ
第3位 〇〇(単元名)を極める!系参考書
青チャート
残念ながら一位に輝いてしまったのは青チャート。
学校教材として配布されている学校もあり、使っている人が非常に多いです。
それなのになぜダメなのか?
理由は1つです。
「それ何周も回せなくない?」
チャートシリーズのメリットは、網羅性の高さです。
その網羅性の高さゆえに問題量が多く、何回も復習し、解きなおすことが難しいです。
高校1年生などかなり早い時期から部活などもなく、毎日3~4時間勉強時間が取れている、という状況であれば
なんとかこなせるかもしれませんが、毎日部活が基本、一日の勉強時間は2時間が限界…という人には絶対おススメしません。
勉強において最も大切なのは、出来ないものを出来るようになるまで繰り返し解きなおすこと。
それがしづらい参考書は武田塾的にはあまりおススメできません…。
プラチカシリーズ・一対一シリーズ
これらもまた人気の参考書ですよね。
最初に断っておきますが、もちろん悪い参考書ではありません。
ただ、使っている人のほとんどは、
「今じゃない」or「あなたじゃない」
場合が多いです。
「今じゃない」
例えば、プラチカや一対一に掲載されている問題はいわゆる定石的な解法ではほぼ解けないものばかりです。
基本的思考だけだと悩んでしまうような難問を解説している参考書です。
これを数学の勉強の1冊目に持ってくるのは間違いです。
1冊目に持ってくる人はさすがにいなくても、基礎が固まっていないうちにプラチカに進んでしまう人は多く、
結局難しい問題の解法を端から覚えるだけになってしまっているのをよく見ます。
「あなたじゃない」
志望校を改めて考えましょう。
MARCHまでの志望校なら確実にプラチカはいらないです。
その時間があるなら他の苦手な科目に割いてください。
苦手な科目をやりたくないあまり、得意な科目を伸ばす方に逃げがちですが、
私立大学を志望校とする人であれば、苦手科目を得意科目で完全にカバーするのはなかなか厳しいです。
特に理系で、苦手科目が英語である場合、英語の勉強を避けることは絶対に無理です。
数学に余裕があるのであれば、他の科目も同じラインまで引き上げましょう!
〇〇(単元名)を極める!系参考書
このシリーズも絶対的に悪い、というわけではありません。
上でも少し書きましたが、簡潔に言うと、
「単元ごとに固めるほど時間余ってるの?」
ということです。
その単元からしか出題がない、みたいな超特殊な過去問であれば話は別ですが、
単元ごとに1冊ずつ参考書を固めるほど勉強時間を数学に全振りは出来ないです。
ですので、基本的には「基礎問題精講」のような参考書でざっと全範囲をあらい、その後2周、3周と進めて固めていくことになります。
苦手だからあえて取り組む、という人もいますが、苦手ならそもそも基礎がわかっていないので歯が立ちません。
得意単元にしたいわけではないので、ややオーバーワークに感じます。
じゃあどうすればいいの?
結局のところ、気になるのはここですよね。
どうしてもその参考書を使いたいのか、変えてもいいのかによって対策は変わりますので、それぞれ説明します。
どうしても使いたい場合
例えば指定校推薦を考えていて、学校の定期テストできちんと得点したい人。
学校教材が青チャートだった場合は、きちんとやらないといけないですよね。
・勉強時間を増やす
・仕上げる範囲を限定する
このどちらかで対策しましょう!
勉強時間を増やす
シンプルな解決方法です。
現状何周もできていないのであれば、何周も出来るくらいの勉強時間を確保しましょう。
コンスタントに勉強する習慣がつけられていない人は、毎日少しずつでも取り組むだけで変わります。
やらなくてはいけないなら、出来るまでやるという結構根性論的な解決方法です。
仕上げる範囲を限定する
こちらの方が出来る人は多いかもしれません。
掲載されている全部の問題を3周することは厳しいので、
難易度の目安となるコンパスの数で線引きをしてしまいます。
例えばコンパス3つまでのものは必ず3周して完璧に解けるようにする!
と決めて取り組むなどです。
あくまで目的は、全問題に触れることではなく、解ける問題を一問でも増やすこと、
なのでここを意識して勉強していきましょう。
参考書を変更してもいい場合
一般入試での合格を目指していたり、使う参考書に制限がない場合はこちらをお勧めします。
無理して合わない参考書を進めるより、自分の現状と志望校に合った参考書を使う方が、劇的に効率が上がります。
ただ、変えすぎは危険です。
ちょっとやってみて出来ないからといってコロコロ参考書を変えるのは止めましょう。
まとめ
いかがでしたか?
参考書選びは難しいので、自分に合ってないものを選んでしまうこともあります。
ですが「志望校合格」という目的を達成するためには、やはり最短経路で勉強したいところ。
どんな参考書を使って、どんなペース感で勉強したらいいのかわからない人はぜひ一度無料の受験相談に来てみてください。
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