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今回は、秋以降検討していくであろう受験校の数やスケジュールの立て方についてお話しします!
一般的な受験校数
第一志望は決まってるけど、併願校はどのくらい受けようか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
第一志望1本で勝負する人や10校以上受験する人もいるとは思いますが、基本的には6校前後がおススメです。
理由は以下で紹介します!
受験校の難易度
受験する大学は難易度によって
① 確実に受かる滑り止め校
② きちんと実力を発揮できれば合格できるであろう実力相応校
③ 上振れしたら受かるかもしれないチャレンジ校
に分けることができます。
これらの難易度別の大学群を何校ずつ受けたらよいのかという話になるのですが、結論から言うと
・滑り止め校:1~2校
・実力相応校:2~3校
・チャレンジ校:1~2校
くらいがちょうどいい校数の目安だと思います!
滑り止め校
まず滑り止め校ですが、
できれば共通テスト利用入試を使って大学に受験しに行かずに合格を貰えると理想的です!
ただし、受験の雰囲気を味わって一般受験に慣れることは大切ですので、滑り止め校で最初の一般受験をするのはいい経験になると思います。
また、共通テスト利用入試は一般日程よりも難易度が高いことが多いですので、そこには注意して受験しましょう。
滑り止め校は当然ですが、滑り止まらないと意味がないので、堅実な受験校設定をしましょう。
実力相応校
続いて実力相応校ですが、ここは多めに受験しておきたいところです。
安心して第1志望校に臨むためにも、自分が納得できるレベルの大学に合格がもらえるように出願しておくことをお勧めします!
また、これらの大学は滑り止め校からレベルが一段階上がるので、実力相応校についても第3~第4志望校などで受験の練習をできればより良いです。
理想としては、2月から始まる大学受験の志望順位や難易度が2月末にかけてだんだんと上がっていく形でプランを立てることができるとよいと思います。
チャレンジ校
最後にチャレンジ校ですが、こちらは第1志望校にもなるので基本的に少な目の校数になると思います。
人によっては第2志望校もここに属するかもしれません。
チャレンジ校は難易度の高い大学であることが多いので、
とにかく受験校を絞って志望度の高い学校の対策に注力するとより効果的です。
受験校の科目・傾向
これは当たり前のことですが、併願校の試験科目は第1志望校と合わせるべきです。
こっちの大学では物理を使ってこっちの大学では化学を使って…というプランを立ててしまうと、
対策する科目が広くなりすぎてしまいそれぞれの科目の完成度が低くなってしまいます。
必ず第1志望と同じか、それより少ない科目で受けられる大学を選びましょう!!
また、できれば科目ごとの配点が近い大学を選んだほうが良いでしょう。
自分の得意な科目を活かせるような配点であると望ましいです。
さらに、出題傾向にも目を向けられるとより良いです。
英語であれば英作文などの記述があるかどうか、並び替えや会話文、発音アクセントなど独特な出題がないかは事前に確認しておきましょう。
あくまで解く必要はないです。パラパラっと確認するだけでいいです。
受験スケジュール
難易度順になっているか
受験スケジュールは日程の早い大学から順に受験していくことになりますが、
まず大切なのは受験スケジュールが難易度順になっているかどうかです。
大学入試は基本的に、比較的難易度の低い大学の方が、試験の日程が早い傾向にあります。
しかし、受験スケジュールによっては受験日程と難易度が逆転してしまうことがあるため、
可能な限り 滑り止め校→実力相応校→チャレンジ校 の順で受験できるようになっているか確認をしてみてください!
比較的簡単な大学や志望順位が高くない大学から受験することで受験自体に慣れることもできますし、
その後の受験で同じような問題が聞かれることもあるので受験対策の面からみても有効だと思います!
3日以上連続の受験は避けたい
たくさん受験する人は受験本番が連続してしまっていることがあるかもしれません。
しかし、これはできれば避けたいです。
連続受験をすることで前日にその大学の対策をするということができませんし、何より疲労がたまってしまいます。
本来の力を最大限に発揮するという意味でも、可能な限り連日の受験は避けるとよいと思います…!
もっとも志望校の関係でどうしても連日になってしまうこともあると思います。
そのような場合にはには、連続することを見越して早めに過去問等の対策を進めたり、
受験前日は暗記物の勉強のみにして体調管理を優先したりと、工夫をして乗り越えることができるとよいと思います!
入学金締め切りの確認
入学金というのは大学に合格して入学の意思がある場合に支払うお金のことで、大学によっては高額になることもあります。
合格したすべての大学に入学金を払ってしまうとかなりの出費になってしまうので、最終的に進学する大学にだけ支払いたいですよね…!
しかし、志望順位の高い大学の合格発表よりも先に、他の大学の入学金締め切りが設定されている場合があり、
仮に志望順位の高い大学に合格していたとしても、念のため他の大学の入学金を支払うということもあります。
受験スケジュールを立てる際には、受験日や合格発表日だけでなく、入学金締め切り日にも目を通しておくようにしましょう!
おわりに
受験校の選び方、スケジュールの立て方などについてお話してきましたが、お役に立てたでしょうか?
受験シーズンの1月2月はとても大変ですから、無理なく自分の力を最大限発揮できるようにスケジュールは立てていきましょう!
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