皆さん、こんにちは。
平塚駅徒歩3分の大学受験予備校、武田塾平塚校です。
共通テストで理系科目の実力が出せる小技!大紹介!
「共通テスト形式の模試ができません…」
「時間が足りません…」
こんなご相談を最近平塚校の生徒からたくさんいただきます。
中にはこんな声もありました。
「河合塾の記述模試の方が、武田塾の共通テスト模試より簡単でした」
「それはないでしょ(笑)」と思いましたが、何人かに話を聞いても皆口を揃えて同じことを言います。
しかも、こういったことを言う生徒の多くが、難関大学志望で日々の勉強が順調に進んでいる生徒だったのです。
このままではまずいと思い、詳しく話を聞いていると、共通テストの点数が取れない、または時間が足りないという生徒たちに共通する驚くべき傾向を見つけました。
今回は、すぐに実践できて共通テストの点数が実力通りに取れるようになる理系科目の小技を5つご紹介していきます。
※あくまでも基礎学力がある方が、その通りの実力を発揮するための方法なので、実践しても点数が伸びない場合には、しっかりと問題集をやり込んでください。
⓪小技を紹介する前に
共通テストなどの時間制限の厳しい試験では、いかにミスと無駄な時間を削減するかが大事になります。
これから紹介する5つの小技は、基本的に多少のミスの削減と、1問に対して数秒〜数十秒の時間短縮にしかならないでしょう。
しかし、一通り全ての問題を解き終わる頃には、いつもミスしてしまう数問がミスでなくなり、数分の時間が捻出されます。
数分の時間ができることで、さらに数問の見直しができたり、いつも解き終わらない数問が解けたり、今よりも数問だけ誤答が正答に変わります。
劇的な点数の変化にはならないですが、自分が普段取り切れない数問が取り切れるようになることで、実力通りの点数が取れるようになるはずです。
①問題文に目印をつけよう!
皆さんは模試の問題文に◯を付けたり線を引いたり、大事な情報に目印を付けていますか?
共通テスト形式の模試で点数が思ったように取れないという方の多くが、この作業をしていませんでした。
そういう方は普段問題集でやっている様な典型問題は、問題の状況を掴み易いのでしっかりと解けますが、共通テストの様な慣れない問題になると、点数を取れなくなってしまったり、問題の状況を把握するのに時間がかかってしまったりします。
問題の状況に合わせて、使いたい文字や条件などをしっかりと把握しておけるように、問題文の条件に目印を付けて見返し易いようにしておきましょう。
問題を読み返す時間が非常にもったいないので、目印を付けた部分だけを見れば問題の言いたいことが分かる様にしましょう。
(2020センター試験物理)
この小技は、数学でもそうですが、特に理科科目で効果を発揮します。
②条件を整理しよう!
条件に目印を付けたけど、問題の状況が掴みづらいということもあると思います。
そういった際には、その条件を一度書き出して整理してあげましょう。
問題文下の余白に問題文を書き出すことで、普段問題を解く時と同じように問題を解くことができます。
共通テストの形式の問題が解きづらいと感じるのならば、自分が解き易いように解くようにすれば良いだけです。
③余白は分けて使おう!
皆さんは模試の問題用紙の余白をどんな風に使っていますか?
何も考えずに使っている方が多いのではないでしょうか?
共通テストは、センター試験の時もそうでしたが、問題に対して余白が少なくなると予想できます。
特に数学では余白が足りなくなるのはよくあることです。
そこで皆さんにオススメなのが、余白を半分に分割して使うことです。
(2020年センター試験数学ⅠA)
余白に線を引くなどして半分にしてから使用することで、ノートやルーズリーフなどで普段自分がやっているように問題を解くことができます。
余白を上手に使えている人は良いですが、いつも何も考えずに計算しているという方は、すぐにこれを試してみてください。
また、普段ノートやルーズリーフ、裏紙などを半分にして使わない方は、記述式解答に慣れるためにも半分に分けて使った方が良いです。
何も考えずに余白を使ってしまうと、後で見返した時に自分がどこに何を計算していたのかがわからなくなってしまうため、試験時間内の見直しができなくなってしまうだけでなく、復習をする際にも手間がかかってしまうのです。
さらにそれだけではなく、余白を雑に使って足りなくなると、今までの計算を消しゴムで消したり、他のページの余白を使うために何度も行き来したりと、時間のロスが多くなっていまします。
余白を上手に使うことで、計算ミスを防止したり、見直し易くなってミスに気付き易くなったり、さらにはロスする時間の短縮ができたりと、良いことしかありません。
④余白は他のページも使おう!
問題冊子の全てのページを確認したことはありますか?
③述べた通り、問題文のすぐ下の余白は足りなくなることがよくあります。
そういった際に、皆さんはどうするでしょうか?
字を小さく書きますか?
今までの計算を消しゴムで消しますか?
これらの行動は、ミスを誘発したり、無駄な時間を生んでしまうので、あまり得策ではありません。
そういう時には、問題冊子の中で自分の解く問題以外の他のページを確認してください。
例えば、数学ⅠAを受験するのであればⅠの問題ページの余白があったり、問題冊子の始めと終わりには白紙のページがあったり、ⅠとⅠAの間に白紙のページがあったりと、実は問題を解くためのスペースは余るほどあります。
もちろん③でも触れたように、離れたページに何度も行き来してしまうとその分時間がかかってしまうので、極力別のページに計算をすることはしたくないですが、計算スペースがなくなってしまった場合には、潔く他のページを使う選択をした方が最終的にはロスする時間の短縮になります。
問題を解き始める前に一度冊子の中で計算に使えそうなページに目星を付けておいて、いざという時に使えるようにしておくと良いでしょう。
※問題用紙を切り離してしまうと最悪の場合失格になってしまうため、ページの行き来が煩わしいからといってページを切り離すことはできませんので、注意してください。
⑤消しゴムは基本的に使わない!
③④でも述べたように、時間の厳しい試験では消しゴムを使わない方が得策です
④でも確認したように、皆さんが使っていないだけで計算スペースはかなり用意されています。
にもかかわらず、間違えた部分の計算を消しゴムで消してしまう人がたくさんいます。
たしかに、ちょっとしたミスくらいであれば消しゴムで消して良いと思いますが、何行も前に計算ミスを発見した時にページ全体を消してしまうこと、よくありませんか?
消しゴムを使って、その計算を消すのに何十秒使うでしょうか?
それが数問あれば1-2分の時間になります。
その時間で何問の見直しができますか?
長い計算を間違えてしまった場合には、消しゴムは使わずに別の余白に計算をした方が、時間を短縮できます。
共通テストで消しゴムは極力使わないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した小技を使って、少しでも理系科目の点数が実力通りに取れるようになっていただければと思います。
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