目次
はじめに!
こんにちは!
京阪枚方市駅から徒歩3分、武田塾枚方校 です!
今回お話するテーマは「ボロボロになるまで使い込んでほしい参考書紹介」です!
やればやるほど深みが出る!なんていう参考書を今回は5項目に分けて8つ紹介したいと思います。
なお、今回の話はこちらの動画でも解説されていますのでぜひご覧ください。
①『現代文読解力の開発講座』
この本は比較的難易度も高く、全ての文章に要約問題が課されるというハイレベルなものです。
しかし、ここでめげずに解説の解答のプロセスやどうやって要所をまとめているかなどを何回も読んで繰り返しチェックしていくことで理解が深まっていきます。
実際の武田塾の生徒では平均して3周はやっています。
1周目では「難しすぎてちんぷんかんぷん」なんて声も出てきますが、2周目からなんとなくわかってきて、3周目で解説の言っていることがしっかりと理解できるようになるパターンが多いです。
現状取り組んでいて難しすぎてレベル合ってないかもと感じている人も、3周までは一旦我慢して取り組んでほしいです。
注意点
この参考書に取り組む中で絶対にやってほしいのが要約です。
この本では全ての文章に要約問題がありますが、私立志望だからといって飛ばしては絶対にいけません!
この参考書の本来の目的は「筆者の主張をしっかり掴めるようになる」ことです。
問題を効率的に解くなどではなく、文章のコアメッセージを捉えられるようにすることが本書の1番の目標なので、しっかり取り組むようにしましょう。
②『速読英熟語』
こちらは長文の中に重要な英熟語が散りばめられており、「長文を読むだけで受験に必要な熟語を網羅できる」という画期的な参考書になっております。
武田塾では1周目は長文を読まずに熟語の暗記に専念してもらっております。
そして、2周目以降に音声を聞きながら文章を音読するという作業をやっています。
そうすれば熟語の暗記だけではなく、文章を速く読む速読力やリスニング力も同時に鍛えられるのです。
さらに、もちろん長文を読むので単語の復習にもなります。
そして長文にはちゃんと和訳が付いているので解釈の勉強もできます。
まとめると、
①単語の復習になる ②英熟語を覚えられる ③解釈の勉強ができる ④リスニング力がつく |
以上のようになります。
この1冊で英語の力を総合的に高めることができるので、ぜひ繰り返し取り組んでみてください!
③『数学 重要事項完全習得編』
これは実際に武田塾のルートでも採用している参考書です。
武田塾で逆転合格を果たした生徒からは「この参考書は何周もしました!」という声が多いです。
この参考書の魅力はなんと言っても解説です。
他の参考書よりも考え方重視のものになっています。
「必勝ポイント」と呼ばれる各問題の大事な考え方やポイント、なぜその問題を採用したかという理由まで記載してあります。
さらに数学の実力が伸びてきたと感じるタイミングがこの参考書をやり込んだ時期と被ることがよくあります。
実際に成績を上げた武田塾の生徒
YouTubeの武田塾チャンネルに『【偏差値52→数学9割】苦手な数学を得意に変えて神戸大学経済学部に合格!伊藤さん編【合格者カレンダー】』という動画があります。
この動画に登場してくれている伊藤さんは『 重要事項完全習得編』に載っている全ての問題150問にタイトルを付けるという作業をしていました。
これはどういった問題が出た時にどういう考え方をするべきかをまとめるための作業です。
実際、表面的に「載っている問題が解ければいい」では物足りないです。
2周、3周していく中で「こういう問題文ならこの考え方は絶対に思いつかなければいけない」や「この問題をどう他の問題に応用させるか」などを考えるという、一問に対する深掘りが必要です。
それができるようになれば数学はしっかり伸びていきます。
④『時代と流れで覚える!日本史・世界史』
この参考書には左にまとめのページ、右にはリード文の途中に空欄が設けられている空所補充系のページがあります。
この参考書に取り組んでいる多くの生徒は右のページはしっかりやりますが、左のページはチラ見程度に済ませてしまいます。
しかし、他の参考書や問題集に取り組んでいく中で自分が知らない知識が出てきても、『時代と流れで覚える!』の左ページ見返したら書いてあったという経験がたくさん出てきます。
あとから見返すとほとんどの重要な知識が網羅されているんだと気付かされることが多いです。
また、他の問題集や過去問をやっていると『時代と流れで覚える!』に出てこない知識が出てきます。
こういった場合はそれを『時代と流れで覚える!』に書き込んでいきましょう。
そうして、自分でやり込み要素のある参考書を作り上げていくのです。
やり込む意味とは
これはもちろん日本史と世界史どちらにも共通することですが、勉強の始めたては「単語を覚えたら問題解ける」という思考になりがちです。
しかし、それでは模試や過去問などレベルの高い問題にぶつかった時に解けずに壁にぶちあたるタイミングが必ず出てきます。
その原因を突き詰めていくと、覚えた単語が点でバラバラになってしまっていることです。
こういった状態では問題は解けません。
単語をしっかり関連づけて覚える必要があります。
例えば「ある戦争が起きてその後に条約が結ばれる。しかしその条約のこういった内容が原因で直後にこの戦争が起きる」といった流れで整理されていないと結局問題は解けません。
流れ以外にもある出来事が起きた場所や組織図など、問題を解く上で重要なポイントがたくさんあります。
それを左のページではきれいにまとめてくれているのです。
もちろん最初は右のページの単語をただ覚えていくだけでも大変だと思います。
しかし、しだいに単語が定着してくると左のページのまとめの方にしっかり頭を使う余裕が生まれてくると思います。
そういう意味で何周も使い込んでほしい参考書です。
左のページのおすすめ勉強法
左のページを読み込んでインプットできたと思ったら本を閉じて、白紙に書き出してみてください。
全部ではなく重要なポイントだけでも大丈夫です。
例えば世界史ではフランス革命の流れやアメリカ独立の流れに重要なポイントがあります。
それを書き出してみましょう。
それができるだけでしっかり入試に使える知識となってきます。
そのため、白紙から再現できるようにすることにこだわって使い込んでいただきたい1冊となっております!
⑤英語の解釈系参考書
『動画でわかる英文法(読解入門編)』、『入門英文問題精講』、『関正生の英文解釈ポラリス1』、『ポレポレ英文読解プロセス50』などの解釈系参考書はやり込めばやり込むほど新たな発見を得ることができます。
1周目、2周目では解説を読んだ気になっても大事なところを無意識に読み飛ばしていたり、認識できていなかったりすることが多いです。
そのため、自分では完璧になったつもりでもさらに3周目、4周目と繰り返していく中で新たな発見や、今まで分かっていたつもりの内容もさらに腑に落ちたりなどの経験が得られます。
しかし、何周もする前提だからといって1、2周目をテキトーにやっていいわけではありません。
実際は1周で全て吸収するのは難しいですが、そのつもりで取り組んでほしいです!
また、長文の参考書を進めていく中でも解釈系参考書の重要性に気づくこともあります。
武田塾のルートでは解釈系の参考書のあとに長文の参考書がきているため、一旦は解釈を習得した状態で長文に挑むかたちになります。
しかし、長文問題といった実験の場で初めて自分の解釈の弱点に気づくことも多いです。
そのため、長文の参考書に入ったあとも必要性を感じれば積極的に復習してほしいです。
まとめ
①『現代文読解力の開発講座』
②『速読英熟語』
③『数学 重要事項完全習得編』
④『時代の流れで覚える!日本史・世界史』
⑤『動画でわかる英文法(読解入門編)』、『入門英文問題精講』、『関正生の英文解釈ポラリス1』、『ポレポレ英文読解プロセス50』などの解釈系参考書
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