目次
はじめに
みなさんこんにちは!
京阪枚方市駅から徒歩3分、武田塾枚方校 です!
今回のテーマは、「日本史・世界史の成績が伸びない受験生の特徴4選!!」ということで歴史科目にフォーカスしてお話ししていきたいと思います。
「歴史は暗記すればどうにかなるでしょ…」なんてまだ思っている人はいませんか!?
それが通じるのは中学までで高校からはそれだけでは全く通用しません!
というのも中学の歴史と高校の歴史の範囲は大きく異なるからです。
ただの暗記だけではカバーしきれない範囲に高校は設定されています。
他にも受験生がついついやってしまうNG勉強法を紹介しつつ、正しい勉強法についても解説していきたいと思いますので是非最後までお付き合いください!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しされているのでそちらも是非合わせてご覧ください!
①通史を終わらせるのが遅い
現役生に陥る落とし穴として当てはまるのが、“通史を終わらせるのが遅い”ということです。
学校の授業に頼りきりになってしまうと、特に公立高校だと3年生の2学期の後半ぎりぎりに全範囲が終わるといったようなところが多いと思います。
下手をしたら入試までに通史の範囲が終わらないなんてことがあるかもしれません。
通史が終わってから演習に入るといったことでは絶対に入試に間に合いません。
浪人生でも予備校等で1年間かけて通史を終わらせるような計画をしているところは要注意です。
あくまで、学校や予備校での授業は補助としてメインは自分で計画的に通史を進めていく必要があります。
全体像を把握しよう
授業を流されるまま受けているだけではいつ終わるのか、あとどのくらいの量があるのかといったことが分からないですよね。
そんな手探りのまま勉強を進めてしまって蓋を開けてみると入試までに終わらなかった…なんてことになったら元も子もありません。
ですから、まずは全体の量を把握するところから始めるようにしましょう。
日本史では旧石器時代から順番に縄文・弥生時代という風に続いて最終的に昭和、平成までの範囲を勉強しなければなりません。
それぞれの時代に応じて覚える量もばらつきがあるので全体像として、時代ごとに・どういった方法で・どのくらいの時間をかけて覚えなければいけないという計画を立てるようにしましょう!
②いきなり細かい知識まで覚えようとする
学校の授業などは時代順にすべてを網羅しながら進めていくのでどうしても細かい知識も詰め込んでしまいがちになります。
(そのために学校の授業の進度が遅いというのもあるのですが…)
しかし、自分で通史を勉強していくにあたって重要なことはいかに早く終わらせることができるのかというところにあります。
そのために前提としてやる量を絞るということがまずは必要です。
いきなり一問一答はマズイ…
歴史の参考書の代表格と言えば『一問一答』系の参考書ですよね。
特に早慶を受ける人たちには必須級の参考書となっているのは事実です。
しかし、歴史の大まかな流れが分かっていないままいきなり一問一答系の参考書を始めるのは実はあまりよくないです。
こういった問題集は、基本的なワードの星3レベルから難関大志望向けの星1レベルにかけて問題ごとにレベルが分けられています。
しかし、星3レベルの中でも割と難易度が高いものも存在していたり共通テストのみ必要な人はそもそもそこまで覚える必要がない用語があったりもします。
そういった単語まで全て初めから覚えようとすると効率の良い勉強法が破綻してしまいかねません。
なので、一問一答系の参考書を用いる際には、ある程度学校の授業の内容を覚えていたり、定期テストの点数が常に高得点でかつ基本的な最低限度の知識が身についている段階を目安にしましょう!
③用語暗記ばかりしている
先ほどの話にもかぶってくるのですが、歴史の勉強をする際にとにかく用語ばかり暗記しようとする受験生がちらほらいていたりします。
その場合、用語に関する知識は増えますが、肝心の用語の中身が分からないままになってしまいます。
例えば、“アヘン戦争”という用語みなさんも一度は聞いたことあると思います。
ではこの戦争はいつの時代に、どういった経緯で、どことどこの国が戦争になったのかまで説明できる人はいますか?
さらに欲を言えばその戦争が日本にどういう影響を与えたのかまでも説明できてほしいのですが、それはなかなか難しいと思います。
解答例を言えば、アヘン戦争とは1840年代に発生した清国とイギリスとの戦争であり、違法薬物であるアヘンを清国に密輸することで清国の活動を麻痺させ敗北に追いやった戦争です。
当時世界中で清国は大きな勢力を持った国だとされていましたが、その国が戦争で敗北したことによって当時の日本は外国に対しての攘夷の考え方を改めるようになるきっかけの一つでした。
長くなりましたが、伝えたいことをまとまると用語暗記だけでは“歴史の本質を理解できない”ということです。
たった一つの出来事でも様々な因果関係が結びついているのが歴史というものです。
その出来事の内容をしっかり押さえ、それをきっかけにどのような動きになるのかといったことまでを把握することが歴史の勉強ではかなり重要になってくることをしっかりと押さえておきましょう!
④アウトプットをしない
これは武田塾の生徒にもよく見受けられるのですが、暗記ばかりを重要視してなかなかアウトプットのフェーズに移行しない人がいます。
歴史はあくまで全体の流れを押さえることが大前提でそこから細かな知識を肉付けしていく勉強法が理想です。
しかし、中にはこういった勉強法が必要なことに気づかない人がいたりもします。
なので、まずはある程度の流れを押さえた段階で一度過去問を解いてみるようにしましょう。
一度解いてみれば、今自分が行っている勉強法で太刀打ちできるかどうかが瞬時に判断できるため遠回りせずに勉強法の軌道修正を即座に行うことが可能になります。
自分が行っている勉強法の大まかな判断として“歴史のストーリが自分で語ることができるか”を判断基準にしてもらえたら良いと思われます。
まとめ
今回は、日本史・世界史の成績が上がらないNG勉強法と正しい勉強法 についてお話しさせていただきました。
社会科目は英語や数学に比べてどちらかというと軽視しがちな科目であるとは思いますが、舐めた勉強法では絶対に点数に繋がりません!
特に歴史科目は膨大な量のため、暗記だけでは通用しないです。
そのため、しっかりと歴史の流れを押さえたうえで暗記ではなく理解を中心に進めていってほしいと思います!
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