目次
はじめに
みなさんこんにちは!
京阪枚方市駅から徒歩3分 武田塾枚方校 です!
今回のテーマは、「浪人生、難しい問題やりすぎてない!?」ということで浪人生に着目してお話しさせていただきたいと思います。
武田塾でもこの春、新しい浪人生の方が相談に来てくれたりするのですが、その時に現在やっている問題集を聞くとなぜか浪人生の大半が難しい問題をやりたがります。
自分は現役生とは違うということを自覚したい気持ちもよく分かるのですが、本当にやりたい問題集は自分の今の実力を合っているのかということを今一度確認してほしいです!
特に理系科目に関しては既に一通り範囲が終わっているので応用問題やいきなり入試問題にチャレンジしたいという人もいたりします。
そんな中で本当に浪人生が今の時期にやるべきことは何なのかについて解説していきたいと思いますので是非最後までお付き合いください!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しされているのでそちらも是非合わせてご覧ください!
浪人生は難しい問題やりすぎ!
なぜ浪人生は難しい問題をこの時期にやりたがるのでしょうか?
その理由としては先ほども述べた通り、現役生との違いを意識しているのもあるかとは思いますが、それ以外にも、今まで続けてきた受験勉強の続きのイメージで難しい勉強を継続してしまいがちなようです。
しかし、よく考えてみてください。
実は、浪人生の春は復習の大チャンスの時期です!
本番まで残り1か月といった直前期に悠長に基礎問題をやっている暇はもちろんありません。
しかし、浪人生の春は本番まであと約1年あるので、今のこの時期こそ復習に充てることが何よりも大切になってきます!
浪人生の大半が基礎力不足!?
浪人生の不合格だった理由は様々だとは思いますが、不合格だった大抵の人は基礎力が足りていなかったことが理由として挙げられると思います。
しかし、多くの人は受験に落ちた直後に、考えることとして
・「難しい問題をやる暇がなかった…」 ・「自分にはまだこの大学の入試問題は難しくて解けなかった…」 |
という風に思ってしまいがちです。
こうしたことから、もっと難しいレベルに太刀打ちできるようにならなければと思い、難しい問題を始めてしまいます。
でも今一度思い返してみてください。
本当にあなたが受験に落ちたのは難しい問題が解けなかったからなのでしょうか?
おそらくそうではなく、とらなければいけない問題を落としてしまっていたから、すなわち基礎的な問題を解けていなかったからというのが大きな理由になるでしょう。
浪人生は不合格になった本当の理由を追求せず、表面上の理由のみに着目してしまいがちになるので、なぜ落ちてしまったのかをきちんと見つめなおすことが一番やらなければいけないことです。
高1・高2の基礎に問題がある
落ちてしまった理由として「時間が足りなかった」ということをあげる人がよくいます。
ですが、それは受験期の高校3年生の時期のみに着目したに過ぎず、そういった人たちは本当は高1・高2のときの基礎力を固める時間が足りなかったということに気づいていません。
部活や行事ごとで高1・高2の頃はあまり勉強をしていなかったのに対し、受験本番が迫る高3は焦りや追い込まれる気持ちから自然と勉強に向き合う時間が増えたことでしょう。
その一生懸命勉強をした時期にばかり注意がいってしまい、受験に落ちた理由として時間が足りなかっとたいう結論に至ってしまうというわけです。
高1・高2の頃に学校で配られた問題集や参考書を完璧にせず、定期テストも何となくの理解で終わらせてしまっていませんでしたか?
おそらく本当の理由は、高1・高2のときの穴が高3の直前期に足を引っ張ったため、時間が足りなかったと感じたのでしょう。
浪人してせっかく時間がある今だからこそ、足を引っ張っていた基礎の不安な部分をつぶすことから始めるようにしましょう!
共通テスト90点以下は復習すべき!
具体的に数学で基礎問題にあたる『数学基礎問題精講』や『青チャート』といった参考書を復習したほうがよい生徒は、どのような生徒でしょうか?
目安としては共通テスト90点以下の人はこういった基礎問から復習する必要があると言えます。
もちろん年によっては85点以下というように難易度にばらつきはありますが、基本8~9割を共通テストで取れていない人は基礎が不足している可能性が非常に高いので、その場合は復習を第一に徹底して行うようにしましょう!
・「共通テストの形式が私には合わなかったんだ!」 ・「普段は解けるけど共通テストだとなぜか取れないんだ…」 |
といった意見もあるかもしれません。
ですがそれは、“言い訳に過ぎません!”
来年も共通テストを受けるのに今のままの点数で本当に大丈夫ですか?
共通テストが受験において来年も必要になってくるのであれば形式に対応できる対策も含めて進める必要があります。
言い訳を並べる暇があったら復習というわけですね(笑)
数学の基礎が完璧な人はいない
これを読んでくださっている浪人生の中に私は基礎が完璧です!といった方はいらっしゃいますか?
そのような人たちに質問します。
数列の三項間漸化式の解き方、群数列の解き方、logの桁数を求める問題を瞬時に説明できますか?
「それはちょっと…」
となりますよね。
であれば無理をして難しい問題に取り組むのではなく復習をするようにしましょう!
目安として浪人生の3~6月頃までは基礎の復習を徹底して行い、夏ごろから難しい問題の演習に進んでいくようにしましょう。
まとめ
今回は 浪人生がこの春に本当にやるべきこと についてお話しさせていただきました。
最後に浪人生に向けてメッセージです。
浪人生は現役生と違い比較的、危機感を抱きながら春を迎えることができます。
春は本当にしっかりと基礎を固めることに時間を費やせる最後の期間です。
受験の厳しさを知っている浪人生だからこそ気を引き締めてこの春から全力で受験勉強に励みましょう!
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