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【急がば回れ】自信があっても今すぐ中学の内容から復習しろ!

目次

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はじめに

ブログをご覧のみなさん、こんにちは。

京阪枚方市駅から徒歩3分 武田塾枚方校 です!

今回は【急がば回れ】自信があっても今すぐ中学の内容から復習しろ!というテーマでお話していきたいと思います。

高校生に進学して自分は中学の勉強を復習しなくても大丈夫と思い、中学レベルの参考書を使用しない人が大半ですが、実際には中学レベルの参考書から始めるべき人が多いです。

これから「4つの基準」を紹介しますので、基準に当てはまる人は中学レベルから復習しましょう。

また、今回の内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでもお話ししているので、そちらもぜひ合わせてご覧ください!

①高校が偏差値55未満は全科目、65未満は一部の科目

1つ目の基準は「高校の偏差値55未満は全科目、65未満は一部の科目」です。

単純に考えると、中学レベルの仕上がりが一番わかるのは高校受験であるため、通っている高校の偏差値で中学レベルの復習が必要であるかわかります。

中学の定期テストは発展問題が少なく、基礎的な問題が中心であるため、中学の定期テストで50点の差があるということは、基礎的な部分の知識量が倍もあるということです。

偏差値60ぐらいの学校は進学校として扱われるため、高校受験の時にクラスや塾内では上のほうに在籍していたと思います。

そのため、今回の基準には偏差値65未満の高校の人は一部の科目は中学レベルを復習するべきと書いていますが、する必要はないと思う人も中にはいるのではないでしょうか。

大学受験において、中学レベルに穴があると志望校合格への道が一気に遠ざかります。

中学レベルの学習は高得点をとれるくらいの理解度ではなく、満点をとれる理解度にしておきましょう。

そのため、偏差値が高くても中学レベルで満点をとれる自信がない科目がある人は、その科目を復習してください。

テストのイラスト「100点の答案」

②中学時代の定期テストが80%未満の人

ここからは、1つ目の基準をさらに細分化して話していこうと思います。

2つ目の基準は「中学時代の定期テストが80%未満の人」です。

中学校の定期テストは普通に勉強していれば80%は超えると思いますが、毎回80%を取ることができていなかった人は、その科目に穴があります。

もしその穴を対策しないで放置していると、高校時代や大学受験で苦労することになります。

高校への進学率はほぼ100%ですが、高校から大学への進学率は50%くらいです。

そのため偏差値50~55程度の高校に通っている人は、高校受験では学習が真ん中くらいの立ち位置だったものが大学受験では下の立ち位置になります

少しでも大学受験で偏差値が自分よりも上の高校の人たちと競い合うために、今のうちに中学レベルの復習をしておきましょう。

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」

③都道府県の入試が70%未満の人

3つ目の基準は「都道府県の入試が70%未満の人」です。

私立や一部の公立高校では独自の問題を高校受験で出題しますが、基本は都道府県が作った問題を解きます。

そのため、都道府県内の公立高校を受験する中学生全員が解くことを想定して作られた入試問題で、70%未満の得点率の科目がある人は、その科目を復習しましょう。

入試問題では基本問題の割合が70%で、英語や数学は特に他が応用問題として出題されると思いますが、応用問題は解けなくても大学受験が危なくなることはありません。

基本問題で間違えがあるかに注目してください。

例として数学を上げると、基本的な計算の小問題や大問の最初の計算は満点を取らなければいけませんが、大問の最後の応用問題や証明問題は全て解ける必要はありません。

分からないイラスト

④大学受験の基本的な参考書でつまずいた人

4つ目の基準は「大学受験の基本的な参考書でつまずいた人」です。

参考書の例を挙げると、『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』『数学入門問題精講IA』です。

このような基本的な参考書に取り組み、苦戦する人は中学レベルが抜けているため復習してください。

高校の参考書は基本的なものでも、中学レベルの内容がある程度頭に入っている状態の人が使うのを前提として解説しているものであるため、中学レベルの内容が抜けていると折角参考書で学習していても、完璧に頭に入れることができず勿体ないため、ぜひ中学レベルの復習から始めてください。

大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編

やり直したほうが受かる可能性が上がる

4つの中学レベルからやり直したほうがいい人の基準を紹介しましたが、ここからは基準に該当した人は大学に合格するために何をしていけばいいのかを、お話していきたいと思います。

まず前提として、中学レベルの勉強からやり直したほうが大学に合格する可能性は上がります。

やはり中学レベルが抜けていると、解説を読んでも理解できないことや少し知識量が足りないなどで、日々の勉強効率が上がらず、正しい勉強方法を実行することが難しくなる危険性が大きいです。

最速で大学受験に合格したいのであれば、焦らずに高校の勉強の土台となる基礎的な中学の勉強を理解しておく必要があります。

中学の参考書は高校の3年間の勉強の量と比べると1年分もない量であるため、そこまで負担になることもありません。

あまり時間がない人は、苦手分野だけでも復習するようにしましょう。

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(女子学生)

中学レベルのおすすめ参考書

中学レベルの復習として使うおすすめの参考書を紹介します。

英語に関しては『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』という参考書が圧倒的におすすめです。

中1・中2・中3の英語の内容が一冊に収録されているものであるため、中学時代に学習する文法項目を二週間ほどで基礎から学ぶことができます。

数学に関しては『やさしい中学数学』です。

これも中学数学3年分を一冊にまとめた参考書です。

問題数が200問くらい収録されているため、多いと思う人もいると思いますが、問題1問1問は軽いので2~3週間で十分に仕上げられる参考書です。

現代文は特に語彙力が不足している人が多い傾向にあるため、『中学国語力を伸ばす語彙1700』という参考書をおすすめします。

現代文の評論などによく使われる熟語などを扱っている参考書であるため、その意味・使い方を理解できれば文章を読む力が上がります。

古文・漢文は『こわくない国語 古文・漢文』などがあります。

中学レベルを復習して大学入試に挑もう

プライドのせいで、中学レベルからの復習をするのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、しっかりと中学レベルを復習する人は合格できます。

短時間で終わるため、一旦プライドを捨てて徹底的に速いスピードで復習し、万全な状態で高校内容に入りましょう。

それが逆転合格への第一歩です。

「やさしい中学数学」

まとめ

今回は【急がば回れ】自信があっても今すぐ中学の内容から復習しろ!というテーマでお話しました。

・高校の偏差値55未満は全科目、65未満は一部の科目の人

・中学時代の定期テストが80%未満の人

・都道府県の入試が70%未満の人

・大学受験の基本的な参考書でつまずく人

4つの基準に当てはまった人はおすすめの参考書を参考にしながら、しっかりと中学内容を復習して逆転合格を目指しましょう!

ひらめいた人のイラスト(男性)

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