目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
京阪枚方市駅から徒歩3分、武田塾枚方校 です!
今回のブログのテーマは「武田塾チャンネルにきた質問に答えよう!『基礎問題精講』シリーズ編」です!
武田塾チャンネルのコメント欄には日々様々な質問が寄せられます。
今回はその中から『基礎問題精講』にまつわる質問をピックアップして回答していきます!
今の時期だと『基礎問題精講』に取り組んでいるのは高1・高2生が多いと思います。
「これから数学を頑張るぞ!」と考えている皆さんの勉強の助けとなるようにバシバシ回答していくので是非最後まで読んでください!
今回のブログの内容は武田塾公式YouTubeチャンネルの動画を参考にしています。こちらも是非ご覧ください!
質問1
現在高校1年生の理系です。『青チャート数学Ⅰ+A』を1周したのですが全く身になっている気がしません。
学校では『青チャート』が薦められていますが、『基礎問題精講』などに変えるべきでしょうか?
回答
まず試すべきことは、勉強した範囲が本当にできるのかできないのか自分でテストをすることです。
質問者の方は「1周しました。」と言っていますが、その範囲が本当にできているのかを確認しましょう。
『チャート式基礎からの数学Ⅰ+A』には問題が例題だけで200〜300問あります。
その中でランダムに数字を10個くらい出して、その番号の問題を自分で解いてテストしてみましょう。
10問中9問ぐらいしっかり正解できていたら身に付いていると認定して大丈夫です。
10問中6〜7問しか解けない場合は参考書を変えるか『青チャート』をもう一度身につくまで復習しましょう。
おそらくテストをやってみるとできていないことが明確になるので、そこから『青チャート』を完璧にするのか『基礎問題精講』に変えて少ない問題から完璧にするのかを考えることができます。
高校1年生の冬の段階で『青チャート』を使いこなせていないのであれば、ここから急に使いこなせる可能性は低いです。
そうだとしたら、一度『基礎問題精講』に切り替えて、この参考書を仕上げてから余裕があれば『青チャート』に戻ることをお勧めします。
志望校のレベルによっても対策は少し変わりますが、今の段階だと『基礎問題精講』を完璧にした方が合格の可能性は上がると思います。
質問2
『基礎問題精講』と『文系の数学重要事項完全習得編』は同じレベルと聞いたのですが、『基礎問題精講』が半分いったら『文系の数学重要事項完全習得編』に入ってもいいですか?
回答
『文系の数学重要事項完全習得編』の例題と『基礎問題精講』が同じレベルなのではないかという話もあります。
しかし、実際は『基礎問題精講』の方が誘導が丁寧についているので学びやすいです。
『文系の数学重要事項完全習得編』の方は考え方を解説でまとめて書いてくれているのでアウトプットメインの使い方になります。
なので、本当に時間がないのであれば『文系の数学重要事項完全習得編』に入るのも1つの方法ではありますが、触れられる問題数が半減してしまいます。
『基礎問題精講』はⅠAとⅡB合わせて300問の問題が載っているのに対して、『文系の数学重要事項完全習得編』は例題が150問なのでそのパターンの中で戦わないといけなくなるのでリスクがあります。
『基礎問題精講』の方が教科書に載っているとても易しい公式を使う計算問題からちょっとした入試問題までカバーしているのに対して、『文系の数学重要事項完全習得編』は公式を使う問題などは載せていないので少し難しいです。
また、『基礎問題精講』は入試問題も誘導が丁寧です。
なので、本当に基礎ができていない人は『基礎問題精講』からやることをおすすめします。
反対に、基礎に自信がある人は『文系の数学重要事項完全習得編』から入っても大丈夫です。
例えば、定期テストで毎回70点以上は取れていたという人は『文系の数学重要事項完全習得編』からやっても良いかもしれません。
質問3
葉一さんの動画と『基礎問題精講』で学校の勉強の先取りはできますか?
回答
葉一さんは教育系YouTuberの第一人者で高校数学の動画も出しています。
この方に限らず、スタディサプリや学びエイド、数学・英語のトリセツ!など様々な動画があるので自分にあった動画を参考にしつつ、先取りをするのであれば、『基礎問題精講』ではなく、『入門問題精講』がおすすめです。
動画で見た範囲の確認を『入門問題精講』でやりましょう。
質問4
『基礎問題精講』と併せて使うのは『黄チャート』でもいいですか?
回答
併せて使うのはとてもいいです。
どのように併用するかは以下の動画を参考にしてください。
【理解度が上がる】数学が苦手でも解くコツがわかる高田式の解決策
『基礎問題精講』の弱点は演習不足になってしまう点です。
問題の数が絞ってある分完璧にはしやすいけれど、使いこなせるレベルに達するためには、アウトプットを繰り返す必要があります。
例えば、『基礎問題精講』で二次関数の解き方をインプットしたら、『黄チャート』もしくは先ほどの質問でも出てきた『青チャート』などの応用問題を活用してその分野を完璧にしましょう。
質問5
『数学Ⅲ基礎問題精講』だけで戦える国公立大学はどこら辺まででしょうか?
回答
『数学Ⅲ基礎問題精講』で戦える国公立大学はほとんどありません。
強いて言えば、偏差値50台ぐらいに収まる大学、琉球大学や島根大学などの易しめの国公立大学であれば可能性はあるかもしれませんが、それでもあまり期待はできません。
よほど時間がなくて基礎問しかできなかったのであれば仕方がないですが、最低でも『国公立標準問題集CanPass』まではやっておいたほうがいいです。
もしくは『数学Ⅲ重要事項完全習得編』のレベルまでは押さえておきましょう。
質問6
共通テストのみで数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bのどちらかしか使いません。
『基礎問題精講』をやらずに、『きめる!共通テストⅠ・A/Ⅱ・B』をした後に『青チャート』で苦手な分野を潰していくというようなやり方は大丈夫ですか?
回答
共通テストしか数学を使わない場合でも、ダイレクトに共通テスト対策はできません。
『きめる!共通テストⅠ・A/Ⅱ・B』は難易度が比較的高くて、数学が苦手な人に向けての解説はないのでおすすめできません。
『緑チャート』の方が導入が丁寧なので解きやすいと思います。
『きめる!共通テストⅠ・A/Ⅱ・B』は定期テストが毎回80点以上取れるような優等生でないと無理だと思います。
基本的には『基礎問題精講』は必要です。
数学が苦手であれば『入門問題精講』や『やさしい高校数学』もやってから、共通テストに向けて専用の参考書を進めていきます。
まずは、基礎をおさえるようにしましょう。
質問7
高校1年生で『基礎問題精講』をやっていますが、解説を見ても理解できません。
この場合は『入門問題精講』からやり直したほうがいいですか?
回答
間違いなく『入門問題精講』に戻りましょう。
そして『入門問題精講』でもしんどいという場合は『やさしい高校数学』か『初めから始める数学』からやりましょう。
各単元の概念の理解が曖昧だという人は、『入門問題精講』をやると、しっかりと理解できて結果的に応用力が身につくということも多くあります。
やさしい参考書で概念理解して、なぜこの問題はこうやって解くのかを説明できるようにしましょう。
質問8
『チャート』や『基礎問題精講』は1周目で解き方がわからなかったら、一度すぐに解説を読んで解答方法を身につけることに意識を向けた方がいいですか?
回答
はい、その認識で大丈夫です。
解説を読んでもわからないとなるのであれば、レベルを下げるようにしましょう。
質問9
『基礎問題精講』の例題を完成させたら共通テストで何割ぐらい取れますか?
回答
大体4割ぐらい取れるようになります。
例題だけをやったからといって、あまり高得点は期待しないでください。
共通テスト用に仕上げる練習が必要です。
詳しい共通テスト対策は下記の動画でもお話しているのでこちらも是非見てみてください。
質問10
『基礎問題精講』の解説が粗すぎると感じるのは私だけでしょうか?
回答
4STEPなどに比べれば『基礎問題精講』の解説は手厚いです。
もっと詳しい解説が必要であれば『やさしい高校数学』などを見てみましょう。
また、一般的に『基礎問題精講』の解説は丁寧な方です。
もし基礎問の解説で10問中2問以上詰まってしまうのであれば、そのレベルに達していない可能性があるので、『入門問題精講』などにレベルを下げてみましょう。
今回のまとめ!
『基礎問題精講』は正しい使い方をすると最高の参考書になります。
完璧に仕上げて、志望校合格を目指しましょう!
このブログを読んだけれど、まだ『基礎問題精講』についての質問が解消されていないという人は是非 武田塾枚方校の受験相談 に来てください!
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