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秋も深まり、気温もどんどん下がって来ましたね...いよいよ冬が訪れそうというこの季節。
関西の大学入試ではある一大イベントが各大学で開かれます。
そのイベントとは『公募型推薦入試』。いわゆる公募推薦ですね!
名前から内申点が高くないと受験できないなどと誤解されることも多い公募推薦ですが、この入試方式を持つ大学を第一志望とする人以外でも非常に有効に活用することができる入試方式でもあります。
今回はそんな公募推薦についてご紹介!各大学別の対策まで解説しちゃいます!
この記事の内容は武田塾チャンネルのこちらの動画でも詳しく説明されています。
記事を読んで興味を持った方は是非こちらの動画もチェックしてみてください!
そもそも公募推薦って?関西と関東で違うの?
公募推薦という名前を聞いたときに皆さんはどんなイメージを持ちますか?
指定校推薦のように高校で勉強を頑張って内申点の高い人しか受けられないんだろうな...と思っているそこのあなた!
実はそれ、大間違いなんです。
一部の指定校推薦では内申点が選抜に使われることもあります。
ですが、多くの大学では学力重視タイプの公募推薦と呼ばれる、学力試験のみで選抜を行う公募推薦を行なっているのです。
関西でも産近甲龍や関西外国語大学、大阪工業大学、摂神追桃など関関同立より偏差値的に下位に位置する大学群で秋に実施されることが多く、入試の前哨戦的な立ち位置を占めています。
関関同立を受ける人は受けるべき!?本命受験時に余裕を生み出す必勝法!
この公募推薦、関関同立を本命に受験する人は絶対に受けるべきと言われているのですがなぜかわかりますか?
関関同立が本命の場合、多くの人が滑り止めを産近甲龍クラスの大学に設定しています。
それらの大学に11月に合格して、滑り止めを確保しておけばどうでしょうか。
そう、その後の勉強は本命である関関同立の対策に全てを捧げることができるんです!
本来であれば12月〜2月にも滑り止めの大学に対する勉強が多少は必要となるため、このメリットは計り知れません。
さらに、英数や英国など2科目で受験できる方式が多いのもメリットです。
これらの科目の基礎固めがキチンとできているかを判断するためにも、11月の公募推薦は関西では熱い戦いとなっています。
難易度は大学によって千差万別!
ここまで一言で公募推薦と言って来ましたが、難易度は大学によって大きく異なります。
浪人生が利用できるのかどうか、評定平均が選抜に利用されるのかどうか、科目数が何科目なのかetc...それらを総合的に考えて自分に向いた受験方式・受験大学を検討しましょう。
この記事では以下、産近甲龍の公募推薦について詳しく解説していきます!
近畿大学は浪人生も受験可能!その内容とは...?
まずは近畿大学のご紹介!
いうまでもなく志願者数日本1のマンモス大学であるこの大学ですが、公募推薦が浪人生でも利用可能です!
100点満点×2科目が基本ではあるのですが、得意教科で勝負ができる高得点方式や英検利用など様々な選抜方式があるので比較的受けやすい試験ではあります。
その一方で、関関同立を主眼に置く受験生が多く受験することから倍率が著しく高く、合格最低点が8割を超えたりする年もあるので、難易度的には難しい試験とも言えます。
なので、この試験に合格できるということが自信にもつながることから、チャレンジ感覚で受けてみるのが良さそうです。
近畿大学の公募推薦には評定は関係なく、11月下旬と12月上旬の2回受験日が設定されている上、経済学部と経営学部などは入試日程が違うため、2学部受験も可能です。
内申点が利用可能な京都産業大学!狙い目な理由を解説!
次に京都産業大学の公募推薦についてです。
こちらの大学の公募推薦は現役生のみが利用可能で、11月の下旬に試験があります。
学力試験は文系の場合200点満点で英語+国語もしくは数学の2科目が受験科目となります。
選抜方式には高得点方式に加えて内申点を利用する方式もあるため、内申のいい人はそちらを利用した方がおトクですね!
逆に内申に自信のない人は学力一本勝負で受ける方が良いでしょう。
問題のレベルはセンター試験と同程度で合格最低点も近畿大学より低めなので狙い目の大学と言えます。
龍谷大学の公募推薦!2浪以上だと受験できないってホント?
産近甲龍の龍、全国大学名カッコよさランキングで上位に食い込めそうな龍谷大学は公募推薦を1浪まで利用できます。
2浪以上では利用できない少し特殊な制限があるので注意が必要です。
入試日程は11月中旬で他の大学よりも若干早めに試験が行われます。
この大学も選抜に内申点を利用するかどうかを選択可能で、問題の難易度も京都産業大と同レベルです。
そのため、京都産業大学と龍谷大学、問題の傾向や大学の雰囲気など自分に合った方いずれかを受験するのが良さそうです。
あまり一般的でない甲南大学。英語だけで受験可能だけど...?
残る産近甲龍の一角、兵庫県の甲南大学なのですが、この大学では公募推薦があまり一般的ではありません。
英語だけで受けられる方式がある点が特徴的なのですが、学科によっては非常に募集人数が少なく、問題形式が自分に合っていて、自信があるという人はチャレンジしてみても良いでしょう。
産近甲龍の公募推薦のまとめ!
ここまで産近甲龍の公募推薦についてご説明しましたが、同じ大学群に属していても、入試方式が大きく異なることがお分かりいただけたでしょうか。
どれでも一緒やろ〜と思って出願すると大変なことになってしまうので、希望する大学の受験方式については必ず調べるようにしておきましょうね!
また、今回ご紹介した大学はいずれの大学であってもより高いレベルの大学を第一志望とする人にとっては力試しの良い機会となります。
受験して合格を確保しておくことでより第一志望の受験に集中できるようにもなるので、積極的に受験するようにしましょう!
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