皆さんこんにちは、武田塾枚方校です。
本日は武田塾が運営している武田塾チャンネルで公開されている動画について解説します。
テーマは「夏の過ごし方」についてです。
いよいよ受験生にとって大事な夏本番です。
現役生は学校のテストも終わり、本格的に受験に向けての勉強を始めた方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざ勉強を始めてみると、今から始めたところで間に合うのか、夏の間に何ができるといいのだろう、などと不安や疑問がでてくると思います。
そんな受験生に向けて、直前期ではない夏に何をすることが大事なのかを解説していきます。是非参考にしてください。
【受験生の方へ!】もう7月!今からでも間に合う!?
受験における夏の役割とは?
受験における夏の役割、
それは「直前期や秋に突入するためのスタートを決める!」ことです。
高校3年生は、学校のテストが終わり、受験勉強に本腰が入ってきたころだと思います。
三者面談が終わり、志望校が定まった受験生もいるでしょう。
この夏が志望校合格に向かって走り出す新たなスタートラインです。
現時点での自分の実力を正確に把握し、
このまま勉強を続けると自分がどこに受かるかを逆算してください。
そして、行きたい大学に間に合わせるために全力で動く夏にしましょう!
受験生・夏の目標は?
武田塾では、夏の時点で
志望校より1ランク下の大学に合格できるレベル
に持っていこうと指導しています。
例えば、
関関同立志望の受験生だと、夏には産近甲龍レベルの大学の過去問で合格最低点を取っておきたいですね。
また、
国公立の大学を志望する受験生は、共通テストの過去問や模試でトータルの目標点からマイナス1割を目指しましょう!
すべての科目で目標達成が難しいと感じる受験生は、1つの科目にしぼって
夏の間に得意科目を作ろう!
このとき、何を優先させていいかわからない受験生は、2次試験で使う科目を中心にやっていこう。
これらが達成できると、秋からは志望校レベルの参考書に入ることができ、直前期には志望校の過去問演習に十分取り組めます。
夏にやることをもっと具体的に!
夏の目標
「志望校より1ランク下の大学に合格!」
を達成するためには何をするといいでしょう?
①1ランク下の志望校の問題演習をする
自分の実力を知るために、まずは1ランク下の志望校レベルの問題を解きましょう。
このとき一番効果的な教材は各大学の過去問です。
過去問には合格最低点が載っているので、それを基準にひと目で今の自分の位置を把握できます。
秋以降は志望校の勉強で手一杯になるので、
時間がある夏に志望校以外のレベルの過去問に取り組んでおきましょう。
②本命の志望校の過去問を1度解いておく
先程言っていたことと矛盾する気もしますが...。
いつもより時間がある夏の間に一度本命の志望校の過去問を解いておきましょう。
この時期に志望校の過去問を解いたところで、合格最低点を取れる受験生はいません!
このとき、過去問を解く目的は
大学ごとの傾向を掴んだり、
今後の勉強の目処を立てることです。
合格最低点に届かないからといって、決してヘコまないように!!
スポーツでも受験でも敵を知らずして対策はできません。
志望校の過去問は受験生の対戦相手です。
しっかり過去問を知って、対策を立てましょう!
夏からのスタートする人はどうする?
ここまでは夏の役割や目標について書いてきました。
ただ、受験生の中には今まで部活を頑張っていたり、受験費用を貯めていたりして、
これから勉強を頑張るという人も多いでしょう!
そんな受験生も、夏の過ごし方次第では
今年の受験に間に合わせることができます!
そのためにまずやらないといけないこと、
それは「基礎固め」です。
英語でいうと、英単語と英文法から始めましょう。
春から勉強している人とはどうしても差がついてしまうので、
秋以降中間のレベルを飛ばして、受験対策をしなければならない可能性が高いです。
その最低限の下地として「基礎だけは終わらせる」ことを意識してください。
この夏で基礎を終わらせることができた受験生は、秋冬も調子を上げて勉強を進めていくことができるでしょう。
逆に、今勉強が出遅れている+夏で頑張れない受験生は、
秋には「来年もう一度受験」を考えだしてしまうことが多いです。
しかし、今頑張れない人は来年になっても頑張れません!
だから、この夏に100%勉強にコミットすることがとても大事になってきます!
夏の勉強・現役生編
現役生にとって、一番勉強時間を取れるのが夏休みです。
自分が志望校レベルにどれほど近づくことができるか、ワクワクしながら勉強をしていると思います。
ここで、気を付けて欲しいことが1つあります。
時間がとれる=勉強時間が増える
この増えた時間に、今までやってこれなかった科目を手あたり次第始めようと考えている受験生も多いと思います。
しかし、これは間違った勉強法です。急にたくさんの科目に手を出すと破綻します。
焦る気持ちはわかりますが、まずは今までやってきた科目のペースを上げましょう。
科目を増やす時期は、
1科目の基礎が終わるごとに、を目安にしましょう。
夏の勉強・浪人生編
春からコツコツと勉強を頑張ってきた浪人生たちは、少し勉強に疲れてきていませんか?
基礎が固まって、心に余裕が出てきた受験生もいると思います。
この夏でリズムを崩さないように工夫が必要です。
モチベーション維持のために、メリハリをつけて勉強を続けていきましょう。
少し休みたいなと思ったときは、無計画ではなく、「息抜き」という予定をいれましょう。
また、夏休みに高校の時代の友だちのSNSを絶対に見ないこと!
これが一番大事です!!
他人の人生にモチベーションを左右されないように気を付けてください。
まとめ
夏にやるべきことは、直前期にはできません!
夏の間で全力で勉強に向き合う受験生になれるか、なれないかで
秋・直前期にどこまで追い上げられるかが決まります。
悔いが残らない夏にしましょう!
とはいえ、
今から何を勉強し始めていいかわからない方や、
自分で受験までの日程を逆算してスケジュールを立てることが不安だと感じる受験生は
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